１６年リオデジャネイロ五轮１次予选兼Ｕ―２３アジア选手権予选　マレーシア—日本（３１日、マレーシア・シャーアラムスタジアム）
　【シャーアラム（マレーシア）３０日＝田中雄己】マレーシアとの最终戦で胜つか引き分けでリオ五轮１次予选Ｉ组突破となるＵ―２２日本代表は３０日、当地で前日练习を行ったが、激しいスコールのため开始１５分で中止となった。手仓森诚监督（４７）は、２９日の第２戦ベトナム戦で右足を负伤したＦＷ久保裕也（２１）＝ヤングボーイズ＝をトップ下で先発させることを明言した。
　隠さず言い切った。ベトナム戦で右足を负伤したＦＷ久保の起用法を问われた手仓森监督は「明日はトップ下でいきます」と明言した。
　１６年１月から始まるカタールでの最终予选を见据えた采配だ。「久保は来年１月まで招集できない。短时间でもトップ下で试す価値はあるし、过密日程の连戦では、いくつかの组み合わせを持っていた方がいい」。目先の１胜だけでなく、予选同様のセントラル方式（１か所集中开催）で行われる最终予选を意识した。
　ベトナム戦に１トップで先発した久保は、开始直后に相手选手と接触し、右足首ねん挫と右足付け根を打扑。「试合中もずっと痛みはあった」ため本来のプレーができず、后半１０分に途中交代した。この日の午前中はアイシングと治疗に専念。「明日は大丈夫だと思う。もっといいプレーをして、贡献したい。所属クラブではトップ下でプレーしているし、问题ない」と海外组への期待に応える活跃を约束した。
　１次予选突破どころか、マレーシア戦で大败すれば、败退の可能性さえ残っている。それでも、指挥官は久保だけでなく铃木、室屋、植田、远藤の先発を明言。手の内を隠さない强気な姿势の裏には、力胜负で胜ち抜けないなら最终予选では通用しない―という覚悟が见え隠れする。