level 6
G线上の猫I原作:宫城とおこCAST神谷浩史:成川理也森川智之:池田笃志桧山修之:香坂遥人平川大辅:成川佐纪TRACK 01池田:(ガキの顷から、舍て猫だのを见るとつい拾ってしまう。「絵にかいたようなお人好し」それが俺の性分。…なんだこれ?バイオリンのおケースか?)え、あ…(俺の部屋の前に、见しらの少年が倒れていた。左手の指の付け根が血に染まっていた。いっそ拾ったのが、ゴミとか子犬のほうがまたよかった。どことなく毛并みの良さげな高校生一匹。)池田:チャーハン作ったから、食えよ。俺一人じゃメシ食いづらいから。あのバイオリンケース…お前の?理也:俺のじゃないけど…んー…まぁ、弟の…双子の弟。池田:え…双子なんだ。ほら、割り箸。お前、なんで俺の部屋の前で倒れてたんだよ?理也:さあ…池田:さあ?理也:いや、てゆーか、覚えてない。记忆が飞ぶんだよね、时々。それで。池田:覚えてないのか?理也:うん。池田:まいったなあ…まあいいや、とにかく朝んなったら电车动くし、それで家帰れな。いきがかり上拾ってやったけどよ、明日俺学校あるし、家出だか何だか知んねぇけど、お前高校生とかだろ?家の人だって心配とかしてるだろうし、それに病院にも行ったほうがいいしな、指の付け根がかなり深く切れてたぞ。包帯巻いておいたけど…お前食い方汚ねぇな!メシ粒半分落ちてんぞ!箸とかちゃんと使えないのかよ!こんな溢すか、普通。理也:いいじゃん食えれば。俺别に困ってないもん。この箸の持ち方で。池田:见てる俺が嫌なんだよ!そいでそのメシを作った俺も嫌なの!理也:あんた俺のお母ちゃん?池田:(このくそガキ…)それ食ったら寝ろ。そこのベッド使っていいから。理也:なんた何て名前?池田:あ…(立ち入ることと、名前を闻かずに、済まそうとしたことを见透かすような…)池田…笃志。理也:ん~俺は理也。成川理也。佐野:お前マジでそこまで面倒见てやったの?池田:まあな…佐野:お人好しもそこまでいくと重要无形文化财だなあ。池田:佐野ちゃん…佐野:で帰ったのか?その高校生。池田:いや…起きねぇんだもん、あいつ。佐野:ばっか…たたき起こしてでも追い出せよ。たく…とにかく家に连络すんのが先だな。连络先がわかるものは?池田:ふう~寝てるスキに调べたけど、これと言って持ってなかったな。あとはバイオリン…佐野:バイオリン?池田:そう。それだけ持ってたの。佐野:何だっけ?名前。池田:成川理也。変な名前だろう。佐野:成川…理也…池田:なに?どうしたの?佐野:いや、なんか闻いたことある気が…まあいいや、もう一度说得してダメなら警察だな。池田:え?警察か…佐野:お前お人好しすぎんだよ…じゃな。池田:う ん…理也:笃志!池田:なんだお前まだいたのか?理也:いいじゃん。俺あんたと居たいな。好きなタイプの人间だ。お人好し。池田:…家に连络したか?理也:家?してないよ。てゆうか家なんてないよ。俺の家族は弟だけ、死んだ双子の弟だけだよ。池田:…死ん…だ?理也:そんな気まずそうな颜すんなよ。池田:あ…あぁ。っで学校は?理也:学校は行ってない。ずっと子供の顷から。池田:え?じゃあお前普段何してんだ?理也:爱人かな。金と暇を持て余した金持ちの年若い爱人てとこ?池田:…むぅ…(ウソだろと言いたいが、真実味が…汚れてはいたけどいい身なりと知的な颜立ち、それに反して不自然なまでの不器用さ、いったいどこまでが本当で、どこまでが嘘なのか?)池田:おい、お前バイオリン出来んの?理也:ううん、それは本当に弟のだから。池田:ふうん~ケース、开けてみていい?
2006年12月18日 11点12分
1
level 6
理也:あ。…弟はバイオリニストだったんだ、神童とか呼ばれてて。将来を嘱望されてて、New Yorkだかどこだかの音楽学校に行くことになってた。…けど、その前に死んだ。池田:病気か何か?理也:かして。池田:(长い指…)お前…出来んじゃないか。理也:……俺じゃない…池田:え?理也:バイオリンをひくのは…俺じゃなくて弟…俺じゃない…池田:おい…どうした?理也:俺の中にいる弟が…弟が胜手に…池田:お前…すごい汗だぞ…理也:死んだ弟は…死んだ弟は魂になって俺の中に入ってきて…俺はその日からバイオリンがひけるように…池田:おい…理也:バイオリンをひいてるのは俺じゃない、俺の中の弟がひいてるんだ…池田:…大丈夫か?変だぞお前の言ってること…理也:俺は…俺は嫌だったんだ、俺の中の弟が…やりたくもないバイオリンなんてやらされて…だから家を出て自分の手で指を…池田:落ち着け!理也:あ…つぅ…あぁッ…池田:…おい…お前…っ理也…っ(RRRRR…只今留守にしております。御用のある方は、メッセージをどうぞ。)佐野:佐野だけど…池田:佐野…佐野:留守か?思い出した、成川理也。後で电话くれたら详しく话すけど、天才バイオリニスト成川隆の一人息子だ。池田:え?佐野:帰ったら连络くれよな。じゃな。池田:一人息子?理也:…ここは…池田:理也…理也:仆は…どうしてここに…あなたは谁…?池田:え?理也:どうして…何で仆は今ここに…?池田:おい…落ち着け、な?理也:痛…っ…池田:あ…悪い…理也:あ…なに?この包帯…池田:何って…どうしたんだお前?さっきまでと何か违うぞ?理也:あ…あの…仆…帰ります…もしかして何か御迷惑おかけしたんだったらすみませんでしたっ…池田:理也っ…待てよ!理也:ごめんなさい…仆…今…混乱してて…一人に…っ……池田:…な…何だよ…(そう言って理也は别人みたいな颜をして逃げて行った。)佐野:バイオリニスト成川隆を始めとして、成川の家系は音楽家多いんだな、息子の理也も、十一才にはコンクールで赏を取っている。池田:十一才?佐野:あぁ。さっき成川理也には双子の弟がいるって言ったなぁ。池田:つうか、あいつが言ってたんだ。死んだ弟がいるって。佐野:いや、双子じゃない。成川隆の一人息子だ。前付き合ってた女が音大でそっち系详しいんだ。连络とって确かめてみたから间违えない。(理也:死んだ弟は魂になって俺の中に入ってきて…)池田:(确かにあいつの言うことはおかしい、ウソもある。でもあの时は必死だった…少なくともあいつは、理也は自分の言うことを疑ってない。)すっきりしねぇ…佐野:お前ってさぁ、ほっとけないと思うとダメなんだよな、頼られるとますますダメ。はまるとわかってても手出したがんのな?池田:性分だから。佐野:はあ…まあ、何にせよ、兴味をそそられるのは事実だ。会いに行って见れば?忘れてったとかいうバイオリンでも持って。池田:俺、あいつの家知んないんだけど、连络先も…佐野:学校だよ。桐峰学园の音楽科にいるって话だ。
2006年12月18日 11点12分
2
level 6
TRACK 02池田:(ここが桐峰学园の音楽科か…まいったな…まだ授业终わってねぇじゃん…やっぱりこれは、俺が待ってろってことなんでろな…ピアノの音か…こうゆうとこで毎日バイオリンひいて生活してるってのは…优雅っつうか…あ…?塀の上…?)理也!おい?!待てよ…理也っ…(また理也の表情が违う…)何で逃げんだ?俺が何かしたかよ!理也:ふ…あんたが追っかけるからだろ?池田:…あんなことより、お前は何してんだよ?授业中だろ。理也:见りゃわかんだろ、サボんの。あんたこそ何しに来たのさ?池田:これ、忘れてっただろ俺ん家に。理也:…バイオリン?…もうどうでもいいよ、こんなもの。池田:ちょっと待て、コラ!人がわざわざここまで…理也:あんた、あいつに会った?池田:え…何?理也:あいつに会っただろ、俺の中の「弟」に。池田:「弟」てのは…あの…?先生:どこに行くつもりなんだ?戻って来なさい!池田:…あれ、先生じゃないのか?理也:知らねぇよ、头おかしいんだ、あいつ!先生:君のお家の方に頼まれているんだ!君から目を离すなと!お愿いだから、早まった真似はしないでほしい!池田:早まった真似って、何だよ?理也:……君の、手の伤のことだ…バイオリニストが自ら自分の手を伤つけるなんて、何を考えているんd?君の才能の前に、一体何人の人间が膝を屈して来たのか、その人间の気持ちを考えたら…理也:それはあんたのこと?池田:おい!あんまりな言い草じゃねぇか、それ。心配してくれてんだろ?理也:あいつをね。池田:待ってくれ!お前の中にはお前自身と、その「弟」とかいうもう一人がいて…二人は全然别の存在だと言いたいのか?理也:そうだよ。先生:成川君…君には弟なんていないんだ。君は心を病んでいるんだ。カウンセラーが言っていただろう、一种の多重人格だと!池田:えっ、多重人格…?先生:君は自分の中にもう一人别の人间を作り上げてしまっている…それを「弟」と呼んでいるだけだ!今の君は本当の君じゃないんだ、伪者なんだ…理也:あんたはそうやって俺を否定する、どいつもこいつも皆そうだ。あいつの周りにいるやつ全部!先生:成川君…理也:あんたらとっては、あいつだけが全てで俺は必要ない、そうだろ?そうらにろ、俺がどうしてそんなやつらの言うことを闻いてやらなくちゃいけないんだよ…っ!池田:理也…っ理也:笃志…あんたもあいつに会った、あんたはとっちを信じる?…俺とあいつをとりまく全てと。池田:(——…どっとを?)理也:…わかった。もういいよ。俺はもうあんたらとは関わりたくない…バイバイ、笃志。池田:…理也…!「バイバイ」って…待てコラ…理也!何がどう「もういい」んだ言ってみろよ?理也:あんたに関系ないだろ!离せよ!池田:闻けよ!俺はお前の言うことがわかんないって言ってんだ、いきなりどっちか选べと言われても、选ぶことなができやしない!…その…人格が何たらとかいうのはおいとくとして、どっちにしろお前はお前だろ?何で选ばなくちゃいけないんだよ!理也:…そういう风に闻き返してくんのが无神経でやだって言ってんだろ。あんたにゃ一生わかんないよ。だから「もういい」んだよ!バカ笃志!池田:…!あのな、谁も理解する気がないなんていってないだろ?!それとも何もわかってなくてもただお前の言うことにうなずいてりゃそれでいいのかよ?!わかってほしいなら、バカな俺でもわかるように言え!理也:…どういつもこいつも…「成川理也」にはバイオリニストであること以外何も期待してない。机械みたいに大人しくそれだけやってりゃ満足なんだよ!皆俺の存在を否定したがってる、「伪者」とか言って…!池田:理也…理也:俺自身も「成川理也」だということをあんたが信じないなら、俺が今ここにいるということをあんたがウソだと言うなら、あんたもあいつらと同じだ。先生:…成川くん!とにかく校内に戻りなさい!理也:ちッ!池田:待ってください。先生:君…君は部外者だろう。どういった知り合いなのかは知らないが…今の彼は目を离すと何をしでかすとわからないんだよ。この状态は彼にとって良くないのでね、こちらとしても一刻も早く何らかの処置を…池田:こいつ今気立ってるから、ちょっと待ってやってくれませんか。先生:…何を言ってるんだ?!このままでいることは彼にとって何一つプラスにならない…早く以前の状态を取り戻して音楽に専念すべきなんだ!池田:おっしゃることもわかるんですが、今こいつは周りに対して信頼を失くしかけてる、无理强いしても仕方ないてしょう。理也:(笃志…)先生:君に何がわかる?!私は彼をもうずっと见てきたんだ、その私が言ってるんだよ!この状态のまま放置して、彼の甘えを助长するのはやめてくれないか!无意味な同情が彼をダメにするんだ!池田:…あんた…なんでそういう言い方をするんだ?俺にはあんたがこいつの方だけを悪者にしてる気がすんですけど。先生:何…池田:それはそのほうがあんたにとってわかり易いからだろ?自分の抱いてて「理想像」と违うから。こいつの体の中に本当に二个分心があるなら、どっちもこいつ自身てことだろ。片っぽだけがまがいものってのは変だ。あんたみたいな人が「伪者」とか言うからこいつがますますひねくれんだろ。そうゆう考え方は不快だ!先生:……!成川君…とにかくこっちへ来なさい!君…池田:こいつは俺が家まで送ります。行くぞ、理也。先生:待ちたまえ…理也:手、离せよっ!池田:やだね。逃げるから。理也:逃げねぇよっ!池田:…お前ん家、どこ?理也:…やだ…あそこは俺が帰る场所じゃないから…いい…池田:あんた…俺ん家でいいか。落ち着くまで居ていいから。(目を伏せて、何も答えようとしない理也、その时になってはじめて、理也ガ俺より全然ちっこいことに気が付いた。
2006年12月18日 11点12分
3
level 6
TRACK 03池田:何してんだ、お前…理也、お前マジに家帰る気ないの?…バイオリンはそんなやな訳?理也:…俺じゃ、俺じゃねぇもんそれ…もうやだ…あいつも他のやつらもバイオリンバイオリンて、头おかしいんじゃねぇの!池田:理也…理也:あの时も、学校の帰りに全部イヤんなって…电车乗ってずっと行って…的となことで降りて、コンビニ入って…指が无ければあいつのバイオリン気狂いに振り回されることもないって…でも…コンビニの安物カッターなんて全然使えねぇんだもん…池田:…あんま无茶すんなよ。(不思议と、生意気な口のきき方がいつになく弱々しく思えた。理也:……ん、……は!池田:理也?目が覚めた?理也:あ…あ、あのっ……その、仆…池田:ああ、そっちの方か。理也:な…何故…?池田:俺とは、お前の学校で会って、その後家来たの、わかる?理也:いぇ…仆は、その、ここで何を…そういえば前にも一回ここに…?あの时は确か……池田:心配しなくていいよ、别に。理也:でも…池田:あぁ、そうだ、これ。理也:…あ…っ…このバイオリン…ここに?池田:うん。前来た时忘れてったヤツ。理也:あ…ありがとうございます…よかった…どこにいったのかわからなかったから…池田:バイオリンは好き?理也:「好き」っていうより…仆にとって「必要」なものです……池田:…そっか。そうだ、理也。手出してみ。理也:え?池田:いいから。理也:あ…はい。……これ…池田:うちの键。マスターキーだから无くすなよ。理也:え?でも…池田:今渡した键はもう一人のお前のために、お前には必要ないものかもしんないけど、もう一人が使う気になるかもしれないから。気休めだと思って持っときな。理也:…あなたは…池田:何かそうゆう呼び方されんの落ち着かねぇな。笃志でいいよ、池田笃志。…あっ…そっか、名前教えんの二度目だな。理也:……池田、さん…池田:(そうやって通い猫が来るのを待つのも悪くない。あの生意気な猫を。)
2006年12月18日 11点12分
4
level 6
TRACK 04生徒A:…ねぇ、一年の成川君てさあ、左の指の付け根からばっさり…切ったんだって自分で!それでバイオリンなんで出来んの?生徒B:留学の话がダメになったとかって…ノイローゼとかなんじゃない?生徒A:闻いた、成川のことを?生徒C:闻いた、やっばいよねぇ。理也:(——ポケットの中に键が一本入っている。仆の知らない、仆の逃げ道が…)……?香坂先辈?香坂:ふう~よう。理也:何で练习室なんかに…香坂:あんた、プロコフィエフいまいちだな。理也:…何してるんですか、ここで。香坂:寝てた。别にいいだろ寝る位。…それよりもう手は治った訳?包帯外したようだ けど。すげい噂になってんのしってる?…あんたまあ、有名人だしさ、それに、自分でやったんだって。理也:……香坂:こっち来な、成川。见してみ手。理也:…なっ…香坂:ふう~だから、こっち来いよ。理也:嫌です。香坂:见るだけだろ。口答えすんなよ。まぁ、あんたがヤダって言う时は意地でも动かねぇの、知ってっけどな。来いよ。理也:……香坂:出しな、手を。うん~伤迹残ってんじゃん。この迹さあ…理也:(もう痛くはないけど、まだちょっと违和感がある。)…もう离して…香坂:まだ。この迹さあ、もう痛いとかないんだろ。じっとしてな。……っ理也:……香坂:…あれ、感じた?(バイオリンがなくなったら、あんたに何が残んの?理也ちゃん…)理也:(——冷たい…键——…仆は知らなかった、この键が全ての始まりになることを——)
2006年12月18日 11点12分
5
level 6
TRACK 05生徒A:あれ、今日は帰るんだ?生徒B:あ、お前残んの?理也:三时半か…少し遅くなっちゃったかな…(仆は毎年行われる桐高の定例演奏会の代表になりだかった。必死だった、他の全部は舍ててもいいと思うほど、仆の全てはバイオリンだった。でも少しずつ、色んなことが変わりはじめていたのに、仆は気が付いていなかった。)理也:…あ、あ…えっと、三时半からこの部屋杉浦先辈と利用许可取ってるんですが…香坂:…あぁ、何、杉浦と二人で?理也:定例演奏会の练习です。杉浦先辈に伴奏やってもらうから…香坂:あんた、代表だっけ?理也:あの…闻いたんですけど、代表の候补に先辈の名前が上がってたって。三年なんだし、先辈出たらいいじゃないですか?香坂:何で、やだね、面倒くさい。理也:…仆だって别に出たい訳じゃないですけど…一年が代表になったってもめるだけだし、そういうのわずわらしくて…香坂:へぇ…もめてんの?理也:まぁ…それはその…もめてるっていうか…香坂:何それ?理也:あっ…かっ…返してください! 香坂:あんたよくそれいじってない?何の键?理也:…何の…って、家の…香坂:家?杉浦:ごめん!なるちゃん…ちょっと遅れちゃっ……て?理也:杉浦先辈…杉浦:あれ?ちょっと香坂——何でここに居んの?香坂:…んじゃ、お邪魔なようなんで。成川さあ、バイオリンなんてやめれば?理也:…は…香坂:ここ。あんたの左の首筋硬くなってる。あんたバイオリンの持ち方癖あるから。理也:さ…触らないでください!香坂:あんた首长くて白いから目立つ、みっともない。理也:そんなの…别にどうでもいいです、首のタコぐらい!仆は他にこれといって取り得もないしやめません!香坂:あっそ。杉浦:香坂ってさあ、なるちゃんのことマジお気にだよね~理也:…はぁ?杉浦:见てれば谁でもそう思うって~なるちゃんはなるちゃんで、香坂ファンだし~もしかしてラブラブ?理也:…ちがっ…何その「ファン」って…杉浦:だって前言ってたじゃん!中三の时うちの高校の公开実技见に来て~香坂のバイオリン始めて聴いて、感动にうち震えたって。理也:言っ…言ってません!杉浦:あれ?「むせび泣いた」だっけ?理也:なっ…そんな大げさなこともっと言ってません!杉浦:そうだっけ?理也:そうです!だから别に好きとかじゃなくて…第一あの人…今は全然まじめにやってないし、今更そんな…杉浦:うん…确かに。実のところもう音楽に兴味ないんじゃん、香坂って。何か音大に行く気ないみたいだし。理也:…えっ…そうなんだ…杉浦:らしいよ。まあ、なるちゃんみたくバイオリン一筋の子からしたら、アレかもね~理也:(…「バイオリンの无い生活」…想像もつかない、そんなこと。)杉浦:…なるちゃん、それクセ?理也:え?杉浦:键いじるの。よくやってるから。理也:いや…クセっていうか…(どうして受け取ってしまったんだろう、あの日…)理也:この键…お返しします…っどうして…仆がこれをお预かりする理由がありません…!池田:お前んちってどこで乗り换えんだっけ?切符买うから。理也:あの…だってこれ…何だか…仆が持ってちゃいけない気がする…池田:いいって持ってな…好きな时に来ていいから。理也:(仆は、池田さんの所で自ら指を切った…らしい。だからこそ、もう二度とあそこへは行かないし…二度と会わない…怖いんだ。また自分を失いそうで——なのに…)三森:杉浦先辈。杉浦:三森さん…三森:どうも。演奏会の练习ですか。杉浦:そうよ。理也:えぇ…三森:どうですか。でもまだ代表确定した訳じゃないし。お二人で练习なんて无意味だと思いますけど。
2006年12月18日 11点12分
6
level 6
杉浦:…は?三森:成川君は确かにうまいかもしれないけど、精神的に弱いから。それじゃ演奏家としてはやっていけないんじゃないですか?理也:……!三森:成川君を代表にして留学ダメになった时みたいに騒がれたら、バイオリン専攻全体が迷惑です。杉浦:あんたねぇ、何が言いたい訳?三森:私先生方にあって、正式に申し入れました。どうして一年の成川君がバイオリン専攻の代表になるんですかって。桐峰学园の定例演奏会は毎年三年生、例外でも二年が代表になっているはずです。来周大学の方から教授が指导にいらっしゃいますから、その时、谁が代表にふさわしいのか教授に决めていただくつもりです。私、あなたには负けません!理也:それでこのわずらわしい揉めことが収まるなら、仆はその选考方法でかまいませんよ。三森:…あなたなんて、本当に指切り落としちゃえばよかったのに!杉浦:何なのあいつ!理也:杉浦先辈…いいんです。事実だし。杉浦:全然よくないよ!何あのでかい态度!理也:わかんなくもないですから。ああいう必死さって。杉浦:…でもなるちゃん…眉间にシワよってるけど…理也:(——あれから记忆が飞んだりすることはないし、気持ちは落ち着いている。何があっても、もう逃げらしいたりしない。——…なのに、どうしてこの键を手放すことが出来ないんだろう…)理也:今日楽谱持って帰らないと…あれ?楽谱がない?确かにロッか入れたはずなんだけど…あ…はい?あんな所に楽谱が…まさか…?(三森:私、あなたにはまけません!)理也:…すっごい低レベル…小学生并の嫌がらせ…窓から楽谱押すとなんて、しかも木の枝に引っかかってるし…はい…ここ二阶だし…まいったなぁ…ちょっと…手届くかな…ちょ…コラ…届け…香坂:何やってんの?あんた。理也:…な、何でもありません…香坂:あの木の上の楽谱、あれあんたがやったの?…って、んな訳ないか。取るんだろ?あれ。早く取れよ、见ててやるから。理也:言われなくても取ります。香坂:あんたさあ、あれがそんなに大事?理也:ほっといてください!あなたはどうしてそう、仆の嫌がることばっかり…バイオリンやめろとかくだらないとか言うんですか。香坂:别に。てゆうか、あんた音楽やっててもちっとも楽しそうじゃないし。理也:……!仆は自分の楽しみのために音楽やってる訳じゃない…物心ついたころから、バイオリンばっかり…他にも何でもない。それだけが仆の価値を决める。だからもうここ以外には居场所がないって、必死になって…そんなのはたから见て、さぞ滑稽でしょう!香坂:…マジでそう思ってんの?理也:えっ……!あぁ…落ち……!香坂:やめちゃえよ…あんたさえ望めは、ここ以外にあんたの居场所を作ってやる。…键…?
2006年12月18日 11点12分
7
level 6
TRACK 06池田:连络先闻いといたんだよな…电话してみるか…?あの日、键を渡した日から、理也には全然会ってない。自分で指切ったり、学校飞び出したり——俺の目の届かない所で何やってんのか、気になって……って、何をそこまで気いもんでんだ俺…键、まだ持ってかな…理也:あの…たびたびすみません…键、届いてないですか?先生:ああ、まだ届いてないみたい。落としたの一周间前だっけ?理也:はい…先生:それじゃ、残念だけど、出てこないかもねぇ…理也:…そうですか、有难うございました。(…どうしよう…たぶん、落としたのはあの日…香坂先辈に、キスをされた时だ。あれから毎日学校の事务局に问い合わせをしているのに、まだ见つからない。あとはもう、香坂先辈に闻くしか…でも、先辈とは…颜あわせたくない…)杉浦:あれ?なるちゃん。理也:あ、杉浦先辈。杉浦:どうしたの?今日って大学部から教授が来るって言ってなかったけ。理也:あ、はい。これからです。杉浦:じゃ、さあ、あの三森と対决ってことでしょ?ま、いっちょキューってしめてきてよ。理也:何そのキューって…杉浦:やぁん~だってハラ立つんだもん。売られたケンカ买うからにはさあ。理也:え?…ええ。胜ちますよ。杉浦:おしゃ!あ、そうだ。ところでさ、话は変わるんだけど。香坂にさあ…あげた?理也:……!なっ…な…何を?杉浦:键よ。理也:…は…?杉浦:ねぇ、あの键って结局何の键だったの?理也:…あ…杉浦:…ごめん、変なこと闻いたかな。でもなるちゃん、すごく大事にしてたから。…持ってたんだよね、香坂があの键に似たようなの。理也:(…香坂先辈が?…やっぱりあの时落としたんだ…でもどうして先辈が…)理也:失礼します。(……!何故…香坂先辈がここにいるんだ?)教授:では、始めましょうか?理也:…えっ、あの…待…待ってください…今日仆见森先辈と一绪に闻いてたんですけど…教授:ああ、三森さんとのお话はもう済みました。成川君からどうぞ。理也:…あっ…はい。(何故香坂先辈が…どういうこと?今ここで、大学部の教授に认められたほうが代表に选ばれるというのに。…何故この人がここにいるんだろう?その気はないって言ってたのに。あれは嘘…?いつも仆はこの人に振り回されてばかりいる——)教授:今日は集中力に欠けているようですね。少し休みましょう。君は意识を集中させる必要があります。理也:…はい。すみません…教授:では次、香坂君。君は何をひきますか?香坂:成川の演奏会の演目は?教授:ブラームスのソナタ三番ですが。香坂:じゃそれで。理也:なっ…(嫌だ。この人と関わりたくない。今ここで仆と争うことも、あの键を持っていることも、キスしたことも…仆には、あの人の考えてることが何一つわからない。理也:香坂先辈!待ってください!香坂:何?理也:何って…どうなってるんですか?香坂:さあ、俺は呼ばれただけだから。先生方のほうで何かいろいろあったんじゃねぇの?理也:仆には事情を闻く権利があると思います。先辈が演奏会出るんですか?香坂:そんな面倒なことやる気ないって、前に言わなかったっけ?理也:じゃあ何で今日のレッスン出てきたんですか?!しかもわざわざ仆の演目选んで!香坂:…何であんたがそんな怒んの?三森もいなくなったし、どうせあんたが代表んなるんだからいいだろ。理也:いい訳ないでしょう!あなたって人はどうしてそう嫌からせばっかり…仆のことが気にくわないんだったら、はっきりそう言ったらいい…!香坂:…别に…あんたの泣くとこが见たいだけ。理也:…な…香坂:あのさ、前から思ってたんだけど、あんたの左手、中指でビブラートかける时変なクセが出んのなかすかだけど…指切った後から、あんたはうまくごまかしてるつもりなんだろうけど、実际よく动かないんだろ?その指。理也:……
2006年12月18日 11点12分
8
level 6
TRACK 07池田:理也!理也!理也!理也:…あ…あれは…梦?どこだっけ?ここ…何だ、家か…夜の七时过ぎか?それしても仆…いつかって、いつベットに?…あ…あれ?おかしい…确かさっきまで学校にいて…香坂先辈と…また…まただ…思い出せない…落ち着け…落ち着けってば…あの後仆はどこで何を…(池田:好きな时に来ていいから。)理也:…まさか…また…池田さんのとこにいた…?…あって闻けばいい。仆が池田さんの所にいたかどうか…あ、键…ないんだ…後から思えば、仆はこの时完全に冷静さを欠いていて、自分の考えが矛盾だらけなのに、気づかなかった。女:はい。香坂でございます。理也:こんばんは。…あの、桐峰学园の成川と申しますが…香坂先辈はいらっしゃいますか?女:桐峰学园の成川様…ですね?遥人さんは今いらっしゃいませんので…理也:えっ?女:折り返しお电话するように申し伝えませので、よろしいでしょうか?理也:あ、はい…じゃあ、お愿いします。失礼します。(…何かお手伝いさんぽい…いい家の出って闻いてたけど、本当だったんだ…)(RRRR…)理也:…はい!香坂:成川?理也:はい…香坂:俺の家に电话したんだろう?何のよ用?あんた俺のことを避けてるだろうと思ってたけど。理也:…あの、杉浦先辈から闻いたんですけど…先辈があの键持ってるって…香坂:键?…持ってるって言ったら?理也:…返してください…!あれ仆のじゃないから…返さないといけないんです。香坂:じゃ取りに来れば?取りに来いよ、俺んちに。返してほしいんだろ?どうする?理也:(嫌な感じはした、けれど…仆はバカだった、何もわかっていなかったんだ。)香坂:よう。わざわざどうも。理也:あの、键を…香坂:上がれば?理也:えっ…香坂:来るなり取るものとって玄関先で失礼、ってそりゃないだろ。理也:…あ…はい。(何で広いワンルーム·マンションなんだろ…でも家具が…目に入るのは作りつけの収纳とベッドだ。)ここ…自宅じゃない…ですよね?家族の方は…香坂:自宅学校から远くて、通うの面倒だし、ここは借りてる部屋だ。理也:寮とか入らないんですか?香坂:何で俺が、あんたんちだって、亲海外なんだろ?理也:えぇ…まあ…香坂:それより、ポケットつっ立ってないで、座れば?理也:は…はい。香坂:バカ。床なんかじゃなくて、こっちに座るな。理也:えっ…ベッド…?香坂:ちょっと待ってろ。理也:なんだ…やっぱり先辈键持ってたんだ。あの时拾ったならすぐ返してくれてもいいのに…またいつもの嫌がらせ…なのかな…(池田:好きな时に来ていいから。)理也:(池田さんに返そう…すぐにでも。最初から受け取らなければよかったんだ。このままあれを持っていたら、自分が弱くなる気がする…池田さんを逃げ场所にはしたくない…えっ?逃げ场所…?…あ…违う!何考えてるんだ、仆は…无意识の落ちに…仆は池田さんの存在を自分の逃げ场所だと思っていったなんで…もう池田さんの家に行かないし、池田さんに今合わないって决めたのに…そう决めたんだったら、焦ってここへ来てことに何の意味もない…それより何より、今ここに来たことが、本当に正しかったんだろうか…)香坂:ほら。理也:あっつ…!返して…!香坂:ただじゃ返せないよな。これは谁の家の键だ?理也:そんなこと…别にどうでも…香坂:ふうん…言えないような相手な訳?理也:…あっ…香坂:言えよ。あんたがはっきり言わなくても、この键に特别な意味があることぐらいすぐわかる。制服のポケットにずっと入れてて、あんなにいじくり回してりゃな。理也:(——特别…な…意味?——…それは仆には必要ないもので…すぐにでも返すから、今日こそ…)(池田:気休めにでも持っときな。)理也:(…受け取ったくせに、拒まなかったくせに…ずっと持ってたくせに…)…意味なんてない…意味なんてあるはずない…だって…それは仆がもらったものじゃない…(——…嘘つき——仆は嘘ばっかりだ。)香坂:…まあ、何でもいいけど。理也:な…っ香坂:ただじゃ返せないって言ったろ。理也:…ちょっ…ちょっと…な…何を…?!香坂:あんた、もしかしなくてもこうゆうこと初めて?理也:…っ…香坂:なら教えてやるよ。…あんたが知らないだけで、バイオリンなんかよりはまれることがあるってこと。理也:…あっ…やっ…止めて!…香坂:…ほら…理也:な…冗谈は止めてくださ…は…ま…待って…やだっ…香坂:暴れんな、こら…そう、大人しくしてな。理也:…なんで…?ど…してこんな…?香坂:あんた见てると、无性に虐めたくなる。大人しそうなフリして、実はプライドだけは人の何倍も高くて。理也:ちょっ…そんなとこ…!香坂:他人はどうでもいいとか言いつつ、负けるのは嫌。理也:…もうやだ…っ…嫌だってば…香坂:嘘つけ…いつも物欲しげな颜してたくせに。理也:…え?…してないっ…物欲しげなんて…ひどい…!仆はそんな…香坂:ちょっとして…理也:……(——…嫌だ。いつもひどいこそるすくせに、こんな优しく触れてくるのは…)香坂:あんたは人にすがるのはプライドが许さないくせに、ずっと一人でいるのも嫌なんだろ?理也:…そんなこと…香坂:谁かに依存したいって思ってる。理也:(…谁か…に…?その时、仆の脳に浮かんだのは池田さんの後姿。)香坂:ほら、この键を返して来い、すぐに。こんなものもうあんたには必要ないだろ?あんたは最後には俺の所に来る。理也:……!
2006年12月18日 11点12分
9
level 6
(RRRRR…)理也:うるさい…谁…?はい…成川です。池田:…あ、いた。池田だけども…理也?お前んち、家の人とかいないの?こんな夜んなっても谁も出ないからさ。何かあったのかと思ってちょっと心配した。理也:…な…んで…池田:理也、今日俺の学校の前にいただろ?理也、俺と目が裏に逃げたしたような?追いかけをとしたけど、见失っちゃって、あんま突然たったから気になって…理也:…あ…仆…行ってたんですか…?池田さんの所…池田:…やっぱ覚えてないのか?理也:…はっ…池田:理也?…どうした?理也!何か…理也:…な…何で…?もう嫌だ…仆は…っ仆はあなたの所に行く気なんてなかった…!池田:おい…理也…理也:…もうあなたの所には行かないつもりだった。键だって返そうと…池田:理也、ちょっと落ち着け、な?今から俺お前んとこ行くから…理也:やめてください!本当に会いたくないんです!池田:えっ!理也:…嫌なんです。自分で自分を抑えられないのが…あなたに会うと自分がどうなるかわからないから、だから会いたくない!池田:…いいよ、别に。理也:……?!池田:俺が理也のフォローするから。俺が侧にいる时なら俺がみててやれるし、やばい时は止めてやれる。…一人でいるよりは、谁かがいたほうがいいと思うんだ。理也:…どうしてあなたがそこまでする必要があるんですか?何回か会っただけなのに。池田:…さあ…自分でもうまく说明できないんだけど…なんかほっとけないんだ、お前のこと。理也:……やめてください…仆にはわからないから…そういうこと言わないでください。池田:…うん、ごめんな、変なこと言って…でもさ、また何かあったら、いつでも来ていいから。…じゃ、な。(香坂:…谁かに依存したいって思ってる…)理也:仆は…仆は…どうしたいんだ?…もう…訳わかんない…
2006年12月18日 11点12分
10
level 6
我没有在好好的听.不过第2轨里面何で逃げんだ,音为"何で逃げようどうしだんだ"我不知道怎么写,不过发音差不多这样.惭愧了。我觉得不排除是MORIMORI自己发挥出来的语音结尾说话习惯.其实很多时候我觉得可能改编中有剧情的重整.句子的话会有些推敲.不过基本还是不变的.
2006年12月18日 13点12分
11
level 6
虽说DRAMA里的台词还是基本忠实原作的,但也有不太一样的地方。能听清楚的我就按听到的写,不能听清的我就只好按原作上的来……(其实是自己水平实在有限)爱爱说的那个地方我回去再听听看,不过baidu没有帖子编辑功能==
2006年12月19日 01点12分
12
level 1
那个"何で逃げようどうしだんだ"不是应该是「何で逃げようとしたんだ」么...语法上来说前面那句不通呀 囧
2006年12月19日 11点12分
14
level 6
嗯嗯,我后来认真听了~应该是何で逃げようとしたんだ,不过贴吧没有编辑功能,这个错误就只能永久地留在那里了OJL
2006年12月20日 03点12分
15
level 0
那个~~~~~~请大家千万不要计较我的语法啊!!!!彻底无地自容了!都知道我是标准的语痴!我也知道容忍我的错误是很困难的但是宝宝你千万要忍住啊!BY 中午吃了很难吃的面条的某爱
2006年12月20日 04点12分
16
level 1
筒子们 你们真强悍 这也行 还真都听出来了 今年你们都去考一级吧 准过
2006年12月20日 04点12分
17
level 0
因为当初帮那个阿什么的杂志翻译了这套碟所以我觉得特亲切而已...望天BY 窝在被子里拿鼠标点软键盘点得快吐血的宝
2006年12月20日 06点12分
18
level 6
一级么……我现在才刚学完三级的内容呢,远目……其实我几乎都是参照漫画原作上的内容啦,而且意思都是猜的,像宝说的语法什么的我根本一点都不懂,汗
2006年12月20日 07点12分
19
level 2
这位大人,忒强悍了~~~~~膜拜啊~~~~~~orz
2006年12月22日 13点12分
20