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1. 天国へようこそ For The Disc
作词・作曲:椎名林檎。今回「For The Disc」と付いているのは、周知のとおり、昨年7月にテレビドラマ『热海の捜査官』のオープニングテーマになって、配信オンリーでリリースされた曲だからですね。にしても、こうして改めて聴くと、とにかくもう「林檎メロディ」炸裂、この曲。昭和というか、大正时代というか、ジャズというか、ほかのロック・バンドもほかのロック・シンガーも谁も书かないし、もし书いてもきっと歌えない、このメロディ展开。特にAメロのケツ、「♪けーんじゃかー」のところと、Bメロの「♪よいーざめー」のところ。この「半音感」、ゾクゾクします。东京事変の曲って、歌词やサウンド自体もラジカルだけど、まずメロディそのものがラジカルであることを表す好例。それを生かすためか、サウンド・プロダクトはまるでループするトラックみたいなシンプルさだけど、よく聴くとかなり色々やってます。特に后半、すごい。细部までわかるよう、できればヘッドホンで聴くことをお勧めします。
2. 绝対値対相対値
作词:椎名林檎/作曲:伊泽一叶・椎名林檎。パンクとグランジとプログレッシヴ・ロックが力ずくで合体したような、とてもとても伊泽一叶カラーな1曲。アレンジ、曲が进めば进むほど、どんどんやりたい放题になっていきます。特に中盘の展开、びっくりする。プログレってよりもクイーンかも、これ。あと、歌词もすごい。というか、メロディに対する日本语ののっけかたがすごい。というのはこの曲に始まったことじゃないが、「明确な日本语が、とてものっかりそうにないアクロバティックなメロディにのっかっている」この感じも、东京事変の真骨顶だと思う。で、当然、その技は、椎名林檎の曲よりも、ほかのメンバー(特に伊泽と浮云)の曲で际立つ、と思う。
3. 新しい文明开化
これも同じく、作词:椎名林檎/作曲:伊泽一叶・椎名林檎。だが、“绝対値対相対値”と、ある意味正反対のところにある曲。メロディも、曲进行も、アレンジも、いわゆる、ロックやポップスにおいて王道とされるフォーマットにのっとった曲である、という意味での正反対です。たとえば、将来东京事変のトリビュート・アルバムが作られるとして、私がそこに参加するバンドだったら、この曲を选ぶと思う。まだ、自分でも、なんとかやれるんじゃないかと思わせてくれる曲なので。逆に言えば、ほかは「ダメ!无理!お手上げ!」みたいな曲ばかりだってことです、东京事変は。ほんとはこの曲もそうなんだけど。特に、「えっまだこの先があるの?」「まださらに先にいくの?」と言いたくなる、歌メロの后半とか。ともあれ、歌词が英语なのも、东京メトロのCMに使われたのも、なんか纳得のいく1曲です。
4. 电気のない都市
作词:椎名林檎/作曲:伊泽一叶。「デンキノナイトシ」ではなく、「デンキノナイマチ」と読むそうです。伊泽一叶のピアノと椎名林檎の歌だけで始まり、ギターやベースやキックがそーっと加わっていったり、また消えていったり、また现れたりしながら、サビでひとつになる、という构成の、ストレートにドラマチックな1曲。映画のエンディング・テーマに合う感じ。ツアーでも、アンコールの最后じゃなく、本编のラストにやってほしい、照明がばーんときてほしい、この际ステージ后方の幕が落ちてオーケストラが现れてほしい、そういうカラーの曲です。いや、别にオーケストラの音とか入ってませんが。あと、歌词の「てつかずの宵の口」っていうフレーズ、何か、発明感あります。子供の顷、サザンオールスターズの「胜手にシンドバッド」を初めて聴いた时、「砂まじりの茅ヶ崎」と「胸騒ぎの腰つき」に「ん?え?何それ?」と耳がひっかかったのを思い出した。