【新AI机烤】109.黑金之史·终焉①
边境路人贵族的反派千金贤妻吧
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2025年05月02日 12点05分 1
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109.黑金之史·终焉①
『呵呵呵,呼唤我真是明智之举。充满执念的愚者可比那些庸王有趣多了。说吧,此刻我心情正好,就是超越霸王也未尝不可——』
贝利亚尔的现身让本就紊乱的影像彻底陷入混沌,连声音都化作刺耳杂音。
「关键时刻掉链子...」
「圣女的魔力结晶与贝利亚尔同在,这也是没办法的事。简而言之,接下来那道守护结界即将诞生」
「太省略了吧!」
「少爷应该已经猜到了吧?毕竟——您可是拉格纳」
「我么...倒也不是毫无头绪」
虽史书记载结界以圣女魔力为基,但恶魔显然无法操纵天敌般的力量。
「真正核心是流淌王族血脉的『青血』吧?贵族数量冗余,齐聚学院之类的设定也能说通了」
真相与正史大相径庭。古之贤者构筑庞大结界,不为苍生,只为将挚爱魂魄禁锢其中,避免其消散于天地。
「满分回答」
「所以这老东西一直在鸟笼里等待圣女转世?」
「谁知道呢?」
「只能这么认为了」
游戏中圣女觉醒的契机,正是古代圣女遗留的首饰。这分明是贤者为重逢布下的棋局。我曾嘲笑王都宛如乙女游戏舞台,却不知这竟是跨越三百年的执念。现代爱德华被贝利亚尔带走,恐怕也源于当年的契约。
「初代勇者后来如何?」
「请看」
塞巴斯轻打响指,记忆洪流再度奔涌——

——砰!
脑内炸响重击声,画面中是古之贤者被揍翻在地的狼狈模样。
『混账东西,浑身都是狗屎恶魔的臭味!』
施暴者正是初代拉格纳。他强忍怒火指向天空,牙龈咬得渗血。
『解释清楚!』
王城正门前,阴晴不定的雨幕中,透明薄膜般的结界笼罩全城。
『咳...咳咳...』
爱德华吐着血沫起身,染血的唇角勾起惨笑。
『......太迟了。守护王都的结界,这就是高层给出的答案』
『帕特丽夏呢』
『......』
『老子问你帕特丽夏怎么了!』
『不就在那里吗』
爱德华仰头望向天空的刹那,拉格纳揪住他的衣领狠狠掼向白石城墙。
『什么意思!信不信宰了你!』
『咳...字面意思』
鲜血从撞裂的嘴角溢出,爱德华惨笑道:『遵照她的意志,四大家族以圣女魔力展开全域结界。这是唯一的选择』
『放屁!你这聪明绝顶的脑袋难道——』
『——想不出其他办法了!』
贤者的嘶吼截断怒吼。
『看到外城坍塌的城墙了吗?』
『......』
『不是魔物,是敌国的炮击。即便净化瘴气,我们要面对的也不止魔物。这个国家...已经没有再战之力了。为了尽可能多救一人,她献祭了自己』
『......』
『与她交情更深的你...应该最清楚帕特丽夏会作何选择。一切都太迟了...全都太迟了...』
『......明白了』
与圣女颇有交情的勇者接受了这个解释,却并未垂头丧气。他扳正贤者的脸逼视道:
『你觉得老子会信这种鬼话?』
铁拳挥出的瞬间,爱德华如鬼魅般闪现至身后。石墙在拳风下轰然崩塌。
『***是谁!』
面对拉格纳的怒视,爱德华优雅拍去衣襟灰尘,发色不知何时半染成赤黑。
『真想杀我啊?在挚友面前。这可不像千军辟易的勇者,倒像头野蛮的野兽呢』
声线陡然切换,恶魔的嗤笑从喉间溢出。
『恶魔?难怪臭不可闻』
『放肆!岂能将我与杂鱼相提并论?吾名贝利亚尔,应四大家族召唤而来——某种意义上,可是拯救国家的勇者呢』
『哈,笑掉大牙』
『那是我要说的台词』
声音又变回爱德华本尊。
『我们等了你很久...我和帕特丽夏...一直在等你的援军。可你终究没来...明明争取了那么多时间...』
『......少他妈鬼扯!把身体还来!』
『如你所愿』
贝利亚尔操控爱德华的右手刺入自己胸膛,血管爆裂的黏腻声中,一颗跳动的心脏被生生剜出。
『接好了』
恶魔

着血淋淋的心脏递向勇者,被附体的脸庞泛起病态潮红。拉格纳的脚步骤然凝固。
『呵呵,真难看啊。所谓的勇者居然动弹不得?』
2025年05月02日 12点05分 2
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109.クロガネの史 末①
『クフフ、よく私を呼んだ。来てやったぞ、どこぞの王よりも心より何かを欲す愚か者。何がしたい、今の私は機嫌が良い、覇王を超えることも可能だ』
 ベリアルの出現による影響か、もともと乱れていた映像はさらに乱れて、もはや声すら聞こえないレベルになっていた。
「おい良いところで映像が……」
「聖女の魔力の塊とベリアスがいますから仕方ありません。この後の流れを簡潔に説明しますとあの守護障壁ができます」
「端折り過ぎだろ」
「坊っちゃんなら、色々と察しているのではないですか? ――そう、坊っちゃんならば」
「俺ならって……まあわからんでもない」
 聖女の魔力を元にして作られたと言われているが、悪魔が自分にとって劇物である魔力をどうこうできるとも思えない。
「あれか、障壁自体は公爵家に連なる王都の青い血で賄われてる感じか。無駄に貴族の数が多いのとか、一つの学園に集めるのとか、それで説明が付かなくもない」
 史実では聖女の魔力を元に作られたと語られてはいるが、実態は大きく違うのだ。
 古の賢者は、民を守るためではなく、一人の愛した女のためだけに、あの巨大な守護障壁を作り出したのだった。
 死者の魂が魔素の一部として霧散しないように。
 障壁の中にとどまるように。
「御名答でございます」
「そして古の賢者は、この鳥かごの中でいつか再び誕生する聖女を待ち続けているとか、そんな感じか?」
「さて、どうでしょう?」
「そうとしか思えないけどな」
 ゲーム内で聖女の力に覚醒する切っ掛けが、過去の聖女が身に着けていたアクセサリーなんだ。
 生まれ変わった古の聖女と、いつか再び巡り会うために用意されたものとしか思えなかった。
 俺は、この王都や国のことを乙女ゲーの舞台装置だなんだと揶揄していたが、本当に古の賢者に用意されていた代物だってことである。
 古の賢者に見た目がそっくりな現代のエドワードをベリアルが回収していったのも、この時に何かそういった取引がされていた可能性も否定できない。
 壮大過ぎる。
 エドワードルートが非常に簡単に設定されていたのは、過去の賢者の願望みたいなもんなのか?
 だとしたらエドワード以外のルートに行ってしまった時とかどうなるんだろうな?
 まあそれはあくまでゲームの話だから関係ないことか。
 この世界はゲームの世界だと思っていたが、この世界のごちゃごちゃがゲームの元になっている可能性もありそうだ。
 まあ重要な部分が聞き取れなかったから真実は知らないけどな。
 話を移ろう。
「で、間に合わなかったとされる初代勇者はどうなってんだ?」
「それはこちらです」
 待ってましたと言わんばかりに、セバスはパチンと指を鳴らすと再び映像が脳内に流れ込む――。
 ――グシャッ!
 いきなり強烈な音が脳内に響き、不様に倒れ込む古の賢者エドワードの姿があった。
『臭うぜ、クソみたいな悪魔の匂いがな』
 もちろん賢者を殴ったのは、古の勇者ラグナ。
 鼻息を荒くしたラグナは、怒りを堪えるようにギリギリと歯を食いしばりながら上空を指さした。
『どういうことだ?』
 場所は王城正面。
 雨が降ったりやんだりを繰り返す曇天に、薄い皮膜の様なものが広がって王都全体を包んでいる。
 ゆっくりと立ち上がったエドワードは、口に溜まった血を吐きながら言った。
『……遅かったな、王都を守る障壁だ。これが上層部の出した答え』
『パトリシアはどうした』
『…………』
『パトリシアはどうしたって聞いてんだ!』
『いるじゃないか』
 そう言って、空を見上げるエドワード。
 その瞬間、ラグナはエドワードの襟元を掴み上げ、白の壁に叩きつけた。
『どういう意味だ、ぶっ殺すぞ』
『ぐふっ、そのままの意味だ』
 壁に叩きつけられたエドワードは血反吐を吐きながら答える。
『彼女の意思に従い、公爵四家は聖女の魔力を用いた守護障壁を王都全域に展開した。選択肢はそれしかなかった』
『ッッ! お前なら、その無駄に良くできた頭で他に方法くらい――』
『――なかったんだ!』
 ラグナの言葉をエドワードは大声で遮った。
『遅かったんだよ。お前は城下町を囲う壁の崩壊を見たか?』
『……』
『魔物ではなく敵国からの砲撃。仮に王国に蔓延する瘴気を浄化したとして、敵は魔物だけじゃない。そしてこの国に戦う余力はない。一人でも多くの民を救うために、彼女はその身を捧げたんだ』
『……』
『私よりも付き合いの長いお前ならわかるだろう? パトリシアがどんな決断をするか、くらい。遅かったんだ何もかも、遅かったんだ……』
『……わかった』
 パトリシアとそれなりに付き合いのあったラグナは、あいつならその選択をし兼ねないとエドワードの言葉を受け入れた。
 だが力無く項垂れることはなく、すぐにエドワードの目を真っ直ぐに見定めて言う。
『なんて言うわけないだろ?』
 振り抜かれたラグナの拳。
 硬い石造りの壁は簡単に崩壊するが、エドワードはスッと空間を移動するように彼の後ろに逃れていた。
『誰だ、テメェ』
 睨むラグナを前に、エドワードはクフフと笑いながら拍手をする。
『今のは本当に殺す気だったな? 親友とも言える人物を前に。一騎当千を夢見た家畜共の理想の果てとは思えない、すごく野蛮だ』
 男でも見惚れてしまう程の金髪は、いつの間にか半分だけ赤黒く染まっていた。
 同時に、声質もエドワードのものから大きく変わる。
『悪魔か、どうりで臭いはずだ』
『臭い? クフフ、名前すらない雑魚と同列に語るな。私の名はベリアス。公爵四家によって呼び出された、ある意味この国を救う勇者のような存在だ』
『ハッ、笑わせんなよ』
『それは私のセリフだ』
 次はエドワードの声になった。
 まるで本人が言っているかのように、ベリアスは告げる。
『信じて待っていた。私もパトリシアも、お前の帰りを待っていた。だが来なかったじゃないか。ギリギリまで時間を引き延ばしたと言うのに、お前はあの場に来なかったじゃないか』
『……ふざけやがって。返しやがれ』
『良いだろう』
 殴りかかろうとしたラグナに対して、エドワードの身体を乗っ取ったベリアスは、軽い返事と共に自分の胸に手を突き込んだ。
『なっ!?』
 ブチブチと血管が切れるような音がして、エドワードの心臓が抉り出される様子に思わずラグナの足が固まる。
『クフフ、情けない。勇者とも呼ばれる男が一歩も動けないとは』
 口から大量の血を吐き出すが、なんてことないような表情でエドワードの身体を乗っ取っているベリアスは抉り出してなお脈打つ心臓をラグナに差し出しながら告げる。
『ほら、返して欲しいんだろ?』
2025年05月02日 12点05分 3
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太棒了
2025年05月05日 11点05分 4
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感谢楼主,感谢
2025年05月06日 04点05分 5
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