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○中央司令部・电话室ヒューズ、歩いてくる。立ち止まり、电话の受话器をあげ、ダイヤルを回す。回线接続音。交换手につながり、ヒューズ「セントラルのヒューズ中佐だ。マスタング大佐を頼む」ややあって、ロイ「わたしだ」※回线越しのこもった声。ヒューズ「よう、ロイ」ロイ「ヒューズか。いっておくが娘自慢なら、即刻切るぞ」ヒューズ「そいつぁまた今度だ」ロイ「ほう?」ヒューズ「おまえが気にしてた例の件。正式に调査するよう、上から俺に命令が来た」ロイ「そうか。一刻も早く解决せんと、国家錬金术师の信用がなくなる一方だからな」ヒューズ「ふん、そうならんようにがんばってみるさ」ロイ「頼んだぞ」ヒューズ「了解」ヒューズ、电话を切る。歩きだして、++++++++++++++++++++○ある街街のざわめき。ウェイトレスの声。エドとアル、オープンエアのカフェに座っている。エド、コップでコーヒーを饮んでいる。エド「(コーヒーをすすり)ぶえっくしょい!……あ~~~~~~~~~~」アル「ちょっと兄さん、コーヒーこぼしたよ」エド「うるへー…风邪気味なんだよ」アル「やだなぁ、もう、やさぐれちゃって」エド、ガバッと起きあがる。エド「あったり前だろ!なんで俺が诈欺师呼ばわりされなゃいけないんだ!行く先々で『あんた本物かね?』『これを见ろ!!』『なんだ、伪者か』って何遍くり返したと思う!?」アル「银时计见せても谁も信用してくれなかったもんねぇ。それどころか恨みがましい目で见られちゃって……。そうだ、兄さん。気分転换にさ、この近くにあるっていう、大きな市场に行ってみようよ」エド「市场~?」アル「そう。キンバードルテ。买えない物はないとまで言われてる、市场の街だよ。ほら贤者の石の情报もあるかもしれないし」エド「贤者の石、か。あ~~、そうだな……」アル「ほら。それにウィンリィのためにもね」エド「ウィンリィ?」アル「あ、忘れてたの?キンバードルテで买ってきて欲しい物があるっていってたじゃない。忘れたら二度と兄さんの机械铠整备しないって」エド「あー……。いってたっけかな」アル「买い忘れたら特大レンチで殴るわよ、とも言ってたよねぇ」エド「……っ」アル「行った方がいいんじゃない?」エド「ったく……」エド、立ち上がる。エド「……别に殴られるのが怖いわけじゃないからな」アル「はいはい」エド「贤者の石の情报、が目的だからな!」アル「わかってるって」++++++++++++++++++++○タイトルコールエド「少年ガンガン、コミックCDコレクション(31)。钢の錬金术师vol・、『伪りの光、真実の影』」++++++++++++++++++++○キンバードルテ・市场客を呼ヤ声、金物を打つ音、商品を値切る声、などなど。エドとアル、市场の中を歩いている。エド「あ~、ちっくしょ~」アル「こんなに大きな市场なのに、贤者の石の噂话も闻けなかったし。上手くいかないね……」エド「しゃーねえ。んで、ウィンリィがいってたブツでも探してやるか。どんなのだっけ?」アル「たしか、この辺りでしか采れない鉱物で作られた、工具一式。机械铠整备士、憧れの一品らしいよ」商人A「(横手から)よう、そこのお二人さん!なにを、お探しだい?」エド「あー、工具一式なんだけどさ。この街で作ってるっていう有名なヤツ。知ってる?」商人A「この市场じゃ、大抵作った本人が店を持ってるぜ。名前が分かれば教えてやるよ」エド「えーと……、えー………なんだっけ」アル「ルノアさん、っていうんですけど」
2005年01月20日 12点01分
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商人A「ああ、ルノア=ウィンスレット!あの人はいい职人だ。――けど、残念」エド「え。それ、どーゆー……」商人A「彼女、もう长いこと店を闭めててね。工场にはいるらしーんだが」アル「ええ!?……どうする、兄さん」エド「せっかくここまで来たんだ。行くだけいってみるか。おじさん、その人の工场はどこにあるの?」商人A「この通りをずーっと行った先の、ほれ、あそこに见えてる脇道に入って、そのつき当たりを右。んで、奥へと进んでった左手だよ」アル「ありがとうございます。兄さん、行こう!」やや奥でガシャーン、と陶器の品が割れる音。商人B「な、なにするんだ!」チンピラA「てめー、ジャックさんのおかげで店が出せてるって、わかってんのか!?」チンピラ、商人をニ・三発殴る。商人B「(苦闷)」チンピラA「は!弱ぇクセにいきがってんじゃねーよ。……おい、そこの二人」エド「あ?」チンピラA「なにジロジロ见てやがる。何者だ?见かけねー颜だな」エド「买い物客だよ。ここは市场だろ、あんたみたいなチンピラよりは、よっぽどふさわしいぜ」チンピラA「はん、客だーぁ?へへっ、俺はこの市场の见回りをしてんだ。そーだな。おまえらみてーな、怪しいよそ者は、追いだしたっていーんだぜ?」エド「安っぽい、胁し文句だなー。いい大人が耻ずかしい」チンピラA「なんだと!?てめぇ……っ!!」奥から悠然と歩いてくる足音。ジャック、登场。ジャック「(鼻歌)おい、おまえ。ガキ相手になにをやってる?」チンピラA「あ、ジ、ジャックさん!こいつらが生意気なことを言うから、ちょっと惩らしめてやろうと思っただけっすよ」ジャック「クッ。威势のいいヤツもいたもんだな」エド「俺たちは买い物に来ただけだ。イチイチ络むのやめてくれ。行こうぜ、アル」チンピラA「待て、このチビ!俺たちを舐めるんじゃね――」エド「……今、なんつった……?」チンピラA「ん?」アル「あーぁ……」エド「チビ、と、いったな?いっちまったな?……そーか、いっちまったかー」チンピラA「だからなんだ」エド「……だ~れ~が~……、豆粒ミジンコどチビだ―――――――――――っ!」エド、チンピラにダッシュ&飞びげり。チンピラA「(悲鸣)こ、こいつ!」エド「くのっ、このっ」アル「もう~、なんで买い物に来ただけでこうなるんだか……。兄さん、行こうよ!」エド「(荒い呼吸)ちぇっ!」チンピラA「ふざけんな!」エド「今日のところは、ここらで勘弁しといてやる!おい行くぞ、アル!」アル「これじゃどっちがチンピラなんだか分からないよ」歩きだすエド&アル。ジャック「クッ……。まぁてよ、ガキども。楽しく游んでいけって」ジャック、腰から拳铳を抜き、撃鉄を起こす。商人A「あ!おい!こんな所で拳铳なんか撃たないでくれ!」ジャック「ばぁか、この街じゃ、俺が法律だぜ?」ジャック、拳铳を连射。ジャック「ハッ!」アル「兄さん!」铳弾、アルの体に当たって跳弾する。エド「わわっ、问答无用かよ!!」エド&アル、走りだす。アル「こんな人混みで応戦なんかしないでよ、兄さん!」エド「わーってるって!とりあえずどっか隠れるぞ!」++++++++++++++++++++○ウィンスレット家・居间暖炉の中で、薪が燃えている。ユナ、揺りイスに座っている。ドアがあいて、女医モルガが入ってくる。モルガ「――さあ、ユナちゃん、お薬を用意したわ」ユナ「あ、モルガ先生。いつも、ありがとう……(咳きこむ)」モルガ「薬、テーブルに置いておくから。これを饮んだら、ベッドに戻りなさいね」
2005年01月20日 12点01分
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ユナ「うん……。ごめんね、先生。诊疗所、空けさせちゃって」モルガ「気にしないの。じゃ、わたしは台所で後片づけをしてるから」ユナ「ごめんなさい、先生。お母さんみたいなことさせて」モルガ「いいのよ。あなたのお母さん、ルノアから頼まれてることだしね」ルノア、薬をテーブルに置き、居间から出ていく。ユナ「(咳きこみ)……やだな。わたしの病気、いつになったら治るんだろう?」ユナ、イスから立ちあがる。ユナ「お薬、饮まなきゃ」と、窓の外、前庭でがさごそと音がする。ユナ「(びくっと)なに!?今の音……、外から?」ユナ、窓辺へと歩き、窓をあける。エド「わっ!」ユナ「(咳きこみ)……谁かいるの?」エド「え…えーと…」ユナ「あなたたち……」アル「あ、あのっ。仆たち怪しい者じゃ……、ちょっと庭に隠れさせてもらって」チンピラAが走ってくる。エド「おっと」エドとアル、がさりと草むらに头を引っ込める。チンピラA「くそっ。あいつら、どこに行った!?」チンピラが通り过ぎる。ユナ「ジャックの手下に追われてるの?」エド「いきなり、いいがかりつけられてね。ジャックって何者なんだ……?」ユナ「この街を牛耳ってる悪人よ。……あなたたち、中に入って」アル「え?」ユナ「そこにいたら见つかっちゃうわ。この窓から入って」エド「……サンキュ!」エド&アル、窓を乗りこえ室内に入る。そこに数名のチンピラの足音。チンピラA「んー?おい!」ユナ「(怯えながら强気に)な、なんですか!」チンピラA「ここにガキと铠の2人组が入ってきただろう?」ユナ「……し、知りません!それより、人の家の庭に胜手に入ら――」チンピラB「あんだと、こらぁ!?」ユナ「きゃあっ」チンピラB「庇うんだったら、痛い目见てもらうしかねーか!」アル「(小声)兄さん、まずいよ」エド「(小声)ああ。そーだな。――よっと」エド&アル、立ちあがる。チンピラ「ほうら、やっぱりいたな。出てこい!」ユナ「ダ、ダメよ!こんな奴らのいいなりになることないわ!」モルガ、扉をあけて居间に入ってくる。モルガ「ユナちゃん?大きな声出して、どうしたの。なにかあった?」ユナ「モルガ先生!ジャックの手下の人たちが……っ(咳こむ)」チンピラA「谁だ?……ちっ。女医さんかよ」モルガ「まあ。あなたたち、ま%
2005年01月20日 12点01分
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呵呵呵~~~~~~好帅啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊~~~~~~~~~~~~~~~
2006年07月07日 06点07分
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