level 7
文字识别提取
パーティ が 終わっ て 、 レイシ ア が 台所 仕事 を し て い た 。 後ろ姿 の 彼女 は 、 淡 紫 の 髪 を ポニーテール に まとめ て いる 。 髪 が 引きあげ られ て 、 うなじ の 白い 肌 が 見える 。 その 艶やか さ に アラト は 息 を 飲む 。 彼女 が あきれ 顔 で 振り 向 く 。 hlE で ある 彼女 は 、 人間 の 動き に 適切 に 反応 する こと で 、 人間 の 仲間 を 装う 、 ただの " モノ " だ 。 「 どうか なさい まし た か 」 アラト の 誕生 会 の 、 楽しい 余 韻 が 体 に 残っ て い た 。 「 後ろ姿 とか 見 て 、 しあわせ に なっ て た わけ じゃ ない から な 」 後ろ姿 に 興奮 し て い た から 、 ばつ が 悪い 。 お 見通し と ばかり に 彼女 が 微 笑む 。 「 誕生 日 だっ た という こと は 、 今日 から アラト さん は 十 八 歳 ですから 、 しかた あり ませ ん 「 ね 」 レイシア が 隠し持っ て い た ベル を 鳴らす 。 「 おめでとう ござい ます 。 わた し の 十 八 歳 未満 だ から 使え な かっ た 機能 が 今日 で 解禁 です 」 彼女 が ぺこり と 頭 を 下げる 。 「 今日 から 性的 に も お世話 に な り ます 」 「 そんな 機能 が ? ! ? 」 レイシア が 、 何 を 今さら と ため息 を つく 。 「 アラト さん は 、 尻尾 を 振っ て いる の が 丸見え な かた です ね 。 今日 から 大人 な の です から 、 人前 で 尻尾 が 恥ずかしく ない ようし つけ られ ない と 、 座敷 で 飼育 し て もらえ ませ ん よ 」 「 僕 は チョロ い だけ で 、 しつけ られ て よろこぶ 性癖 は ない から 「 な 」 「 アラト さん の こと は 、 よくわ かっ て い ます 」 レイシア の 、 包み込む よう な 笑顔 が 、 今日 は 身 を よじる ほど 恥ずかしかっ た 。 「 アラト さん が 近い 将来 、 駄犬 と 呼ば れ ず に 済む よう 、 しつけ の プラン を 立て て おき まし た 」 「 僕 は どんな 大人 に なる ん だ よ ! 」 「 駄犬 と 呼ば れ た ほう に 反応 し ない の は 、 ナイス 素質 です 」 バタバタ 足音 が 近づい て き た 。 パジャマ 姿 の 女の子 が 悲鳴 を あげ て 居間 に 駆け込ん で き た
2022年08月10日 12点08分



