level 4
携帯禁止♂
楼主
奴隷の成果
食事を终えた俺达は店の外に出て、草原に出る。
道中、ラフタリアは机嫌が良いようで鼻歌を歌っていた。
が、草原に出るや、怯えた目をして震えだす。
「怯えるな、绝対に魔物からは守ってやるから」
俺の言叶にやはりラフタリアは首を倾げる。
「ほら、俺は雑鱼にかまれている位じゃ痛くも痒くも无いんだ」
マントの下に隠していたバルーンを数匹见せるとラフタリアはビクっと惊く。
「痛くない、の?」
「全然」
「そう……」
「行くぞ」
「うん……コホ……」
咳が気になるが、まあ大丈夫だろう。
草原で薬草を摘みながら、森の方へ向う。
お、出てきた出てきた。
レッドバルーンが3匹、森の茂みから飞んでくる。
俺はラフタリアが噛まれない様注意しながらレッドバルーンを食いつかせる。
「ほら、さっきやったようにナイフで刺すんだ」
「……うん!」
几分かやる気を出したラフタリアは势い良く、レッドバルーンを后ろから突き刺した。
バアン! バアン! バアン!
この时の戦闘でラフタリアのLvが2に上升した。
レッドスモールシールドの条件が解放されました。
レッドスモールシールド
能力未解放……装备ボーナス、防御力4
即座に盾を変化させる。
するとラフタリアは目を丸くさせて盾を见ていた。
「ご主人様は……何なのですか?」
俺が盾の勇者だと知らないのか。まあ、亜人で奴隷だしな。
「勇者だよ。盾のな」
「勇者ってあの伝说の?」
「知っているのか?」
ラフタリアはコクリと颔く。
「そうだ、俺は召唤された勇者。他に三人居る中で……一番弱いけどな!」
俺は自分の手を爪が食い込む程握り、半ば八つ当たりの様な态度を取った。
あいつ等の颜が头に浮かんできて杀意しか涌かない。
ラフタリアが怯えた目を见せるので、これ以上は话さなかった。
「とりあえず、今日はこの森で魔物を退治するのが仕事だ。俺が押さえるからお前は刺せ」
「うん……」
多少驯れてきたのか、ラフタリアは素直に颔いた。
そうして、森の中を探索しながら出会う敌出会う敌を俺が矢面に立ち、ラフタリアに倒させる戦闘スタイルで进んでいった。
途中、バルーン以外の敌と初めて遭遇。
ルーマッシュ。
白い、动くキノコだった。何か目つきが锐くて、大きさは人の头くらい。
试しに殴ってみたけど、レッドバルーンと同じ手ごたえ。
これもラフタリアに倒させた。
他に色违いのブルーマッシュなる敌とグリーンマッシュが居た。
マッシュシールドの条件が解放されました。
ブルーマッシュシールドの条件が解放されました。
グリーンマッシュシールドの条件が解放されました。
マッシュシールド
能力未解放……装备ボーナス、植物鉴定1
ブルーマッシュシールド
能力未解放……装备ボーナス、简易调合レシピ1
グリーンマッシュシールド
能力未解放……装备ボーナス、见习い调合
ステータスボーナスでは无く、どれも技能系のボーナスのようだ。
调合か……薬を卸す时に役立ちそうなスキルだな。
この日の内にラフタリアのLvが3、俺は5に上がる。
夕方、草原を歩きつつ、野宿する川辺に歩いていった。
「コホ……」
ラフタリアは文句を言わずに俺に着いて来る。
まあ、しばらくはまた金稼ぎに精を出さないとダメだろう。
川辺に到着した俺は、袋からタオルを取り出してラフタリアに渡し、薪を组み火を付ける。
「とりあえず行水してこい。冻えたら火で体を温めろよ」
「……うん」
ラフタリアは服を脱ぎ、川に入って行水を始めた。
俺はその间に钓りを始めて、晩饭の准备を始める。
その间にもラフタリアにはちゃんと目を向けておく。
何だかんだでこの辺りはバルーンが沸く、注意しておくに越したことは无い。
俺は今日の収获物に目を向ける。
草原产の薬草、结构な量。
草原では生えていなかった薬草、结构な量。
バルーン风船、それなり。
各种マッシュ、それなり。
解放した盾、4种。
うん。明らかに効率が违う。
奴隷を购入して正解だったな。
そうだ。调合とやらに挑戦してみるか。
简易レシピを呼び出す。
其処には俺の持っている薬草で作れる范囲の组み合わせが载っていた。
机材は……川辺にある板みたいな岩と小石で擦り合わせばどうにかなるだろう。乳钵で作れるレシピに挑戦しよう。
コツがあるのだろうけど、简易レシピには载ってない。
ゴリゴリゴリ……。
薬草を売っている店で店主が调合していた组み合わせを见よう见真似でやってみる。
ヒール丸薬が出来ました!
ヒール丸薬 品质 悪い→やや悪い 伤の治疗を早める丸薬、伤口に涂ることで効果を発挥する。
俺の目の前にそんなアイコンが浮かぶ。
よし、成功だ。
盾が反応しているけど、今はまだ吸わせない。
一応、知らない组み合わせにも挑戦する。
时々失败して真っ黒なゴミになるが、意外と面白いな。
パチパチパチ……。
火が弾ける音が闻こえる。
见ると行水を终えたラフタリアが焚き火で温まっていた。
「温まったか?」
「うん。コホ……」
どうも风邪っぽいな。奴隷商も病持ちとか言っていた。
そういえば……作った薬の中に风邪薬があったな。
常备薬 品质 やや良い。 軽度の风邪になら効果がある薬。
「ほら、これを饮め」
軽度って所が気になるが、无いよりマシだ。
「……苦いから、嫌……ぐ……」
愚かにもワガママを言おうとしてラフタリアは胸に手を当てて苦しむ。
「ほら」
「は、はい」
震えながらラフタリアは俺が渡した薬を思いっきり饮み込んだ。
「はぁ……はぁ……」
「よしよし、良く饮んだな」
头を抚でてやるとやはりラフタリアは不思议な表情で俺をぼんやりと见つめる。
あ、タヌキの耳はふかふかだ。
*尾の方に目を移すと何をするのか察したのか、頬を染め、触らせないとばかりに*尾を抱き缔めて拒绝された。
「ほら、晩御饭だ」
俺は焼きあがった鱼をラフタリアに渡し、调合作业に戻る。
こういう、微妙な作业は昔から好きなんだ。
日が完全に落ち、焚き火の明かりで调合を続ける。
ふむ……色々と作れるようで面白いな。
鱼を食べ终えたラフタリアはウツラウツラと眠そうに火を凝视している。
「寝てもいいぞ」
俺の指示にラフタリアは首を何度も振る。
あれか? 寝たくないと駄々を
捏
ねる子供みたいな……て、子供か。
放っておいても胜手に寝るだろう。
そういえば、常备薬が少しは効果があったのか? 先ほどから咳が出ていない。
一频り调合に挑戦し、あらかた出来る薬を调べた。
内、粗悪品になってしまった物は盾に吸わせて変化させる。
プチメディシンシールドの条件が解放されました。
プチポイズンシールドの条件が解放されました。
プチメディシンシールド
未解放……装备ボーナス、薬効果上升
プチポイズンシールド
未解放……装备ボーナス、毒耐性(小)
どっちもリーフシールドとマッシュシールドから繋がる盾だ。薬効果上升は良く分からない効果だな。
俺自身が薬を使って効果があるのか、俺が作った薬の効果が上升するのか。
まあ、良い。
今日は収获が多くて助かったのは间违いないのだから。
「いや……助けて……」
ラフタニアが変な声を上げた。
见ると眠っているラフタリアがうなされている。
「いやぁあああああああああああああああああああああ!」
キーンと耳が远くなるのを感じた。
やばい、声に钓られてバルーンが来るかもしれない。
急いでラフタリアの元へ行き、口を塞ぐ。
「んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
それでも漏れる声が大きくて、奴隷商が问题ありと言っていた意味を悟る。
确かにこれは大変だ。
「落ち着け、落ち着くんだ」
俺は夜泣きするラフタリアを抱え上げて、あやす。
「いやぁ…………さん。……さん」
亲を呼んでいるのだろうか、ラフタリアはずっと涙を流して手を前に出して助けを求める。
「大丈夫……大丈夫だから」
头を抚で、どうにかあやし続ける。
「泣くな。强くなるんだ」
「うう……」
泣き続けるラフタリアを抱き缔める。
「ガア!」
そこに声を闻き届けたバルーンが现れた。
「ふ……」
まったく、こんな时に。
俺はラフタリアを抱き抱えながら、バルーンに向って走るのだった。
「うおおおおおおおおおおおおおおお!」
チュン……チュン!
「朝か」
大変な夜だった。
群で来たバルーンを割り终わった顷、ラフタリアの夜泣きは小さくなったのだけど。少しでも离れると、大声で泣くのだ。
するとまたバルーンが沸く。
それでろくすっぽ眠ることも出来なかった。
「ん……」
「おきたか?」
「ひぃ!?」
俺に抱き抱えられていたのに惊いてラフタリアは大きく目を见开く。
「はぁ……疲れた」
城门が开くまでまだ少し时间がある。今なら仮眠くらい取れるだろう。
今日、するのは昨日作った薬の买取额と、摘んだ薬草の代金の差だ。
薬にして売るよりも薬草の代金の方が高いなら作る必要が无い。
「少し寝るから、朝饭は……鱼の残りで良いか?」
コクリとラフタリアは颔く。
「じゃ、おやすみ。魔物が来たら起こせ」
目を开けているのも苦痛の俺は直ぐに眠りの世界に诱われるのだった。
ラフタリアが何に怯えているのかは分からない。闻くつもりも无い。
大方、亲に身売りにされたショックか、连れ去られたのだろうな。
后者でも返す义理は无い。こっちだって高い金を払って奴隷を购入したのだから。
恨まれたっていい。俺も生きなくてはならない。
元の世界に帰るための手段を探さなきゃいけないんだ。
2019年01月07日 02点01分
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食事を终えた俺达は店の外に出て、草原に出る。
道中、ラフタリアは机嫌が良いようで鼻歌を歌っていた。
が、草原に出るや、怯えた目をして震えだす。
「怯えるな、绝対に魔物からは守ってやるから」
俺の言叶にやはりラフタリアは首を倾げる。
「ほら、俺は雑鱼にかまれている位じゃ痛くも痒くも无いんだ」
マントの下に隠していたバルーンを数匹见せるとラフタリアはビクっと惊く。
「痛くない、の?」
「全然」
「そう……」
「行くぞ」
「うん……コホ……」
咳が気になるが、まあ大丈夫だろう。
草原で薬草を摘みながら、森の方へ向う。
お、出てきた出てきた。
レッドバルーンが3匹、森の茂みから飞んでくる。
俺はラフタリアが噛まれない様注意しながらレッドバルーンを食いつかせる。
「ほら、さっきやったようにナイフで刺すんだ」
「……うん!」
几分かやる気を出したラフタリアは势い良く、レッドバルーンを后ろから突き刺した。
バアン! バアン! バアン!
この时の戦闘でラフタリアのLvが2に上升した。
レッドスモールシールドの条件が解放されました。
レッドスモールシールド
能力未解放……装备ボーナス、防御力4
即座に盾を変化させる。
するとラフタリアは目を丸くさせて盾を见ていた。
「ご主人様は……何なのですか?」
俺が盾の勇者だと知らないのか。まあ、亜人で奴隷だしな。
「勇者だよ。盾のな」
「勇者ってあの伝说の?」
「知っているのか?」
ラフタリアはコクリと颔く。
「そうだ、俺は召唤された勇者。他に三人居る中で……一番弱いけどな!」
俺は自分の手を爪が食い込む程握り、半ば八つ当たりの様な态度を取った。
あいつ等の颜が头に浮かんできて杀意しか涌かない。
ラフタリアが怯えた目を见せるので、これ以上は话さなかった。
「とりあえず、今日はこの森で魔物を退治するのが仕事だ。俺が押さえるからお前は刺せ」
「うん……」
多少驯れてきたのか、ラフタリアは素直に颔いた。
そうして、森の中を探索しながら出会う敌出会う敌を俺が矢面に立ち、ラフタリアに倒させる戦闘スタイルで进んでいった。
途中、バルーン以外の敌と初めて遭遇。
ルーマッシュ。
白い、动くキノコだった。何か目つきが锐くて、大きさは人の头くらい。
试しに殴ってみたけど、レッドバルーンと同じ手ごたえ。
これもラフタリアに倒させた。
他に色违いのブルーマッシュなる敌とグリーンマッシュが居た。
マッシュシールドの条件が解放されました。
ブルーマッシュシールドの条件が解放されました。
グリーンマッシュシールドの条件が解放されました。
マッシュシールド
能力未解放……装备ボーナス、植物鉴定1
ブルーマッシュシールド
能力未解放……装备ボーナス、简易调合レシピ1
グリーンマッシュシールド
能力未解放……装备ボーナス、见习い调合
ステータスボーナスでは无く、どれも技能系のボーナスのようだ。
调合か……薬を卸す时に役立ちそうなスキルだな。
この日の内にラフタリアのLvが3、俺は5に上がる。
夕方、草原を歩きつつ、野宿する川辺に歩いていった。
「コホ……」
ラフタリアは文句を言わずに俺に着いて来る。
まあ、しばらくはまた金稼ぎに精を出さないとダメだろう。
川辺に到着した俺は、袋からタオルを取り出してラフタリアに渡し、薪を组み火を付ける。
「とりあえず行水してこい。冻えたら火で体を温めろよ」
「……うん」
ラフタリアは服を脱ぎ、川に入って行水を始めた。
俺はその间に钓りを始めて、晩饭の准备を始める。
その间にもラフタリアにはちゃんと目を向けておく。
何だかんだでこの辺りはバルーンが沸く、注意しておくに越したことは无い。
俺は今日の収获物に目を向ける。
草原产の薬草、结构な量。
草原では生えていなかった薬草、结构な量。
バルーン风船、それなり。
各种マッシュ、それなり。
解放した盾、4种。
うん。明らかに効率が违う。
奴隷を购入して正解だったな。
そうだ。调合とやらに挑戦してみるか。
简易レシピを呼び出す。
其処には俺の持っている薬草で作れる范囲の组み合わせが载っていた。
机材は……川辺にある板みたいな岩と小石で擦り合わせばどうにかなるだろう。乳钵で作れるレシピに挑戦しよう。
コツがあるのだろうけど、简易レシピには载ってない。
ゴリゴリゴリ……。
薬草を売っている店で店主が调合していた组み合わせを见よう见真似でやってみる。
ヒール丸薬が出来ました!
ヒール丸薬 品质 悪い→やや悪い 伤の治疗を早める丸薬、伤口に涂ることで効果を発挥する。
俺の目の前にそんなアイコンが浮かぶ。
よし、成功だ。
盾が反応しているけど、今はまだ吸わせない。
一応、知らない组み合わせにも挑戦する。
时々失败して真っ黒なゴミになるが、意外と面白いな。
パチパチパチ……。
火が弾ける音が闻こえる。
见ると行水を终えたラフタリアが焚き火で温まっていた。
「温まったか?」
「うん。コホ……」
どうも风邪っぽいな。奴隷商も病持ちとか言っていた。
そういえば……作った薬の中に风邪薬があったな。
常备薬 品质 やや良い。 軽度の风邪になら効果がある薬。
「ほら、これを饮め」
軽度って所が気になるが、无いよりマシだ。
「……苦いから、嫌……ぐ……」
愚かにもワガママを言おうとしてラフタリアは胸に手を当てて苦しむ。
「ほら」
「は、はい」
震えながらラフタリアは俺が渡した薬を思いっきり饮み込んだ。
「はぁ……はぁ……」
「よしよし、良く饮んだな」
头を抚でてやるとやはりラフタリアは不思议な表情で俺をぼんやりと见つめる。
あ、タヌキの耳はふかふかだ。
*尾の方に目を移すと何をするのか察したのか、頬を染め、触らせないとばかりに*尾を抱き缔めて拒绝された。
「ほら、晩御饭だ」
俺は焼きあがった鱼をラフタリアに渡し、调合作业に戻る。
こういう、微妙な作业は昔から好きなんだ。
日が完全に落ち、焚き火の明かりで调合を続ける。
ふむ……色々と作れるようで面白いな。
鱼を食べ终えたラフタリアはウツラウツラと眠そうに火を凝视している。
「寝てもいいぞ」
俺の指示にラフタリアは首を何度も振る。
あれか? 寝たくないと駄々を
捏
ねる子供みたいな……て、子供か。
放っておいても胜手に寝るだろう。
そういえば、常备薬が少しは効果があったのか? 先ほどから咳が出ていない。
一频り调合に挑戦し、あらかた出来る薬を调べた。
内、粗悪品になってしまった物は盾に吸わせて変化させる。
プチメディシンシールドの条件が解放されました。
プチポイズンシールドの条件が解放されました。
プチメディシンシールド
未解放……装备ボーナス、薬効果上升
プチポイズンシールド
未解放……装备ボーナス、毒耐性(小)
どっちもリーフシールドとマッシュシールドから繋がる盾だ。薬効果上升は良く分からない効果だな。
俺自身が薬を使って効果があるのか、俺が作った薬の効果が上升するのか。
まあ、良い。
今日は収获が多くて助かったのは间违いないのだから。
「いや……助けて……」
ラフタニアが変な声を上げた。
见ると眠っているラフタリアがうなされている。
「いやぁあああああああああああああああああああああ!」
キーンと耳が远くなるのを感じた。
やばい、声に钓られてバルーンが来るかもしれない。
急いでラフタリアの元へ行き、口を塞ぐ。
「んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
それでも漏れる声が大きくて、奴隷商が问题ありと言っていた意味を悟る。
确かにこれは大変だ。
「落ち着け、落ち着くんだ」
俺は夜泣きするラフタリアを抱え上げて、あやす。
「いやぁ…………さん。……さん」
亲を呼んでいるのだろうか、ラフタリアはずっと涙を流して手を前に出して助けを求める。
「大丈夫……大丈夫だから」
头を抚で、どうにかあやし続ける。
「泣くな。强くなるんだ」
「うう……」
泣き続けるラフタリアを抱き缔める。
「ガア!」
そこに声を闻き届けたバルーンが现れた。
「ふ……」
まったく、こんな时に。
俺はラフタリアを抱き抱えながら、バルーンに向って走るのだった。
「うおおおおおおおおおおおおおおお!」
チュン……チュン!
「朝か」
大変な夜だった。
群で来たバルーンを割り终わった顷、ラフタリアの夜泣きは小さくなったのだけど。少しでも离れると、大声で泣くのだ。
するとまたバルーンが沸く。
それでろくすっぽ眠ることも出来なかった。
「ん……」
「おきたか?」
「ひぃ!?」
俺に抱き抱えられていたのに惊いてラフタリアは大きく目を见开く。
「はぁ……疲れた」
城门が开くまでまだ少し时间がある。今なら仮眠くらい取れるだろう。
今日、するのは昨日作った薬の买取额と、摘んだ薬草の代金の差だ。
薬にして売るよりも薬草の代金の方が高いなら作る必要が无い。
「少し寝るから、朝饭は……鱼の残りで良いか?」
コクリとラフタリアは颔く。
「じゃ、おやすみ。魔物が来たら起こせ」
目を开けているのも苦痛の俺は直ぐに眠りの世界に诱われるのだった。
ラフタリアが何に怯えているのかは分からない。闻くつもりも无い。
大方、亲に身売りにされたショックか、连れ去られたのだろうな。
后者でも返す义理は无い。こっちだって高い金を払って奴隷を购入したのだから。
恨まれたっていい。俺も生きなくてはならない。
元の世界に帰るための手段を探さなきゃいけないんだ。