level 9
ーー運ばれてきた時点で、殆ど手の施しようがありませんでした。
>うそやん。。
>麻衣さぁぁぁぁぁぁん!!!!
>ウソでしょ!?助からなかったの!?ウソでしょ!?
>どうすんのこれ?(笑)
当然の事ですが、しばらく咲太は現実を受け入れる事ができませんでした。
ネット上で咲太を批判する声も上がっていました。
そこでメディアに囲まれることも心配し、友人の佑真と理央の協力のもとしばらく理央の家に泊まることになった。
「今日、お通夜だって・・・親族だけで」
「明日は、都内の葬式場で告別式がある」
と、これまでも何気ない言葉をかけていた理央が告げた。
>ここで本当に死んでしまったんだと、実感しましたね。。。
ーーお別れはちゃんとしたほうがいい
こう理央は言おうとし、それを咲太も理解しましたが、
「僕は・・・いい」
麻衣の死を認めたくない。咲太は死の事実を拒絶していた。
「こちらは都内葬式場です・・・」
なすのがリモコンで遊んでいて、テレビの電源がついた。
番組では数千人いるであろう会場の様子と、
麻衣の過去の動画が流れており、そこには楽しそうに笑う麻衣の姿。
恋人(咲太)のことについて少し恥ずかしがりながらに話す姿が映っていた。
それを見終わった咲太は、、、
泣いていた。
病院でも、周りに責められても、一人になっても涙は流れなかった。
でも、ようやく心に何かが響いた。追い付いてきた。
いつも通りに振る舞う麻衣の姿が、咲太に教えてくれた。
それが二度と戻らないかけがえのないものだと訴えかけてきた。
あのときからずっとあった暴力的な感情〝悲しみ〟
「お前はくんなよ!」
目を背け、耳え塞ぎ、家を飛び出た。
咲太は海に叫んだ。
むき出しの思いを、その願いをぶつけた。
「助けてくれ・・・」
「なんでもするから!だから、麻衣さんを返してくれ・・・」
>終わった。
>麻衣さんも翔子さんもいなくなって。。
>開始50ページでシリーズ終わった。
ーー立ってください、咲太君。
>キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!
ありえない。
「なんで、翔子さんがいるんだよ」
『わたしのここにはね・・・』
『麻衣さんの心臓があるんです』
そう、麻衣さんも【意思表示カード】を書いていたんです。
そして、、
『行きましょう。麻衣さんを助けに、過去へ』
(一部セリフアレンジ)
>ここからかなりファンタジーな感じになります。
>記事の終わりが見えないので、少し簡略化します。
咲太は翔子さんと共に学校の〝保健室〟へ向かいました。
>ベットが必要とのことです。そこでナニをするのか?
>すみません。思春期なんです(笑)
>しかし、翔子さんは本当、お母さんみたいな包容力がありますよね。
>そしていつも咲太を笑顔で励ましてくれる。
>女神様なんじゃないでしょうかねぇ?(笑)
保健室についた咲太は翔子さんに淹れてもらったジュースを飲みながら現状の説明をうけた。
そして、
〝私と咲太君がいる『今』が『未来』なんです〟
>え?
咲太は運命を決める12月24日なんて永遠に来なければいいと思った。
選びたくないと暴れる感情に向き合えなかった。
そこで
〝思春期症候群〟を発症したのだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
過去に戻るうえで咲太は決意した。
悩んで悩んで、体感して、思った。
「こんな想いを麻衣さんにはしてほしくない」
そして咲太は翔子さんに告げた。
ーー僕は翔子さんに何もしてあげられない
>ここら辺重要な内容が書かれているのですが、書ききれませんでした。↓↓↓
>翔子さんが咲太と結婚しているとかね。
>
>え?
>そこについては↓
隠す
~これは↑の発言の前のお話~
咲太の頬に伸びた左手。その薬指に光るものがあった。
「あ・・・」
「その指輪・・・」
『念願の学生結婚というものをしてしまいました』
『私はね、大好きな人には幸せになってほしいんです。
いつも笑っていてほしいんです。たとえそれが私に向けられた笑顔でなくても。』
そして
『咲太君が幸せになるまで、私はどんな未来からでも、何度だって咲太君を助けに来ますよ』
~↑の発言のあと~
「一個だけ言わせてください」
『なんですか?』
「未来の僕に言っといてほしいんです」
『・・・』
「『かわいいお嫁さんを、世界一幸せにしろ』って」
『・・・っ!』
翔子が驚きにめを開く。これが咲太に全部教えてくれた。
ここにいる翔子は
〝牧之原 翔子ではなく、梓川 翔子なのだと〟
こんなことがありました^ ^
肝心な過去に戻る方法ですが、
「今」を認識しようとしている常識的なものを捨てる必要がある。
で、
『人が常識を捨てられるのは、夢の中だけですから』
ということで寝ることに。
翔子さんが睡眠導入剤を盛ったジュースを飲んだので咲太はすぐに眠りつくとこができた。(笑)
そして目を覚ますと・・・
2016年10月08日 15点10分