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欣然看闲蝶
楼主
HMM「マリンカイザー」、連載第3回として塗装編をお贈りします。メタリックな色調を抑えつつ、セミメタリックな表現とすることで重量感とリアルなイメージを表現しています。また、重装甲オプションや、オマケとして「Zナイト」の作例も併せてご紹介します!!

●塗装
メインの青は成型色がいくらかラメの入ったメタリック調の装甲表現なんですが、作例でそのまま銀とクリヤーカラーを使って、メタリックカラーを調色すると、やや雰囲気がトイに寄り過ぎるきらいがあります。そこで、今回は銀にソリッドカラーを加えて調色するセミメタリックカラーを使った表現としてみました。

最後に「つや消しクリヤー」で整えるとメタリック感が更に抑えられるので、そのあたりを見極めて、狙っている仕上がりよりも「ややメタリック感が強いかな」と感じるぐらいに調色しています。他はセミメタリックの青との差を付ける意味で通常のソリッドカラー仕上げ。エナメルの黒と茶色でスミ入れとウォッシングの後フラットクリヤーでコート。フラットクリヤーを吹いた後に質感を狙ってエナメルの銀、ブロンズ等メタリック色でリベット等細部を塗ります。ツヤを消した中でチラチラと輝いてメリハリがきいた仕上がりになります。
同じ目的でツノとアックスの刃の部分はガイアノーツのブライトシルバー。ツヤあり仕上げで質感を強調しています。
●重装甲オプション

▲当時の商品の説明書。重装甲オプションの設定に加え、工作法、機体のデータなども掲載されています。
これを作例でやりたかった……。今回は重装甲オプションも作ってみました。
HMMの元になったトミー(現・タカラトミー)のオリジナル商品の説明書巻末にはキット毎に改造作例が用意されていて、この重装オプションもそのひとつ。

▲重装甲オプションを装着したマリンカイザー。砲撃戦仕様機といった印象を受けます。
当時8歳だった僕はその巻末作例を見て模型屋さんにプラ板やプラパイプを初めて買いに行ったんだよね! プラ板はキーホルダー作る材料としか思ってなかったし、プラパイプは切り方わかんなくてニッパーで粉々にしちゃってたけど、そんな思い出が吹き出しちゃうタイトルなんだよね、僕にとっての『Zナイト』シリーズは。

▲説明書の重装甲オプションをベースに、バスターキャノン、ショルダーグレネード、大型刀剣を製作。
そして20余年の時を超え、HMM版マリンカイザーで再現すべくコトブキヤさんのMSG、ウェポンユニットシリーズの武器をガンガン組み替え、諸々の流用パーツ貼りたりしてそれらしいものを組み上げてみました。何をどう組み上げたかは写真を見て下さい。



▲バスターキャノンや大型の刀剣はジャンクパーツを流用して製作。ストックはシールドの裏にも用いた洗濯ばさみを使用しています。

空き箱にぞんざいに組み上げてジャラジャラと貯めておいたものから、好きな部分を切り刻んで作っているので詳細は自分でもわからないのです(笑)。明確な設定を追いかける作りではないので、モデラー各々が気分で組み上げていいと思います。

▲肩へは磁石で取り付けていますが、本体側は金属板を用い、脱着を容易にしています。
肩のショルダーグレネードの固定はネオジム磁石。肩側には磁石を埋めず、切れなくなったデザインナイフの刃を加工して貼り込んでいます。軽い部品なら両側を磁石にせず磁石に吸い付く金属の板を貼っておくだけで脱着できるので、省スペースで応用が効きます。
オマケ1:Z・A03 TYPE-K Zナイト(Ver.1.5作例)

今回対峙させたくて再登場してもらった電撃ホビーマガジンの頃の作例。前回の作例から1年かけてちまちまと手を入れていて、作例としてはVer1.5ってところですかね。

▲「Z・A03 TYPE-K Zナイト」。電撃ホビーマガジン2014年10月号掲載。
つま先の大型化と肩の突起の形状をよりトミーのオリジナル商品に近い形状に作りなおしています。このZナイトにもトミー製オリジナルキットの説明書巻末に重装型の作例が用意されているのでそれに準じて製作。バトルシールドはキットのものを芯にひたすら流用パーツを貼り足して工作。

▲Zナイトの取扱説明書。ここに掲載されている重装甲オプションも今回再現しています。



▲レーザーランスのランス部分はプラ棒を、柄の部分はバーニアのパーツを流用して製作。



▲バトルシールドは、キット付属のシールドに各種パーツを取り付けて製作。設定画稿よりもシャープな造形となっています。
レーザーランスはウェーブのテーパープラ棒を2サイズ繋いで根本を同社のバーニアを加工して作りました。グリップはコトブキヤM.S.Gから。肩のロケットランチャーはコトブキヤのM.S.G「モールド・ミサイルセット」。もうビックリするくらいそのまま使っています。



▲マリンカイザーと同じく、重装甲オプションは武装の変更となります。より格闘戦に特化した仕様といえます。
オマケ2:グレートZナイト

▲自己修復したという設定のため、頭部や肩部、胸部など、機体各部がオリジナルのZナイトからディテールアップされています。また、シルバー系のボディカラーでより「ナイト」のような印象を受けます。
こちらは、以前、コトブキヤさんのコンペで作ったグレートZナイト。オリジナルのでっち上げだと思われると困るので説明しておくと、劇中でZナイトが大破した後、自己修復機能によって超回復した姿(!)です。流用パーツでアウトラインを大体作った後、開いてしまった隙間にはミリタリーモデルのリュックやテントなどを詰め込んでごまかすという荒業で出来てます(笑)。

DATAZ・A01 TYPE-V マリンカイザー
1/100スケールプラスチックキット
発売中
価格:7,300円(税込)
発売元:コトブキヤ
2016年03月13日 05点03分
1

●塗装メインの青は成型色がいくらかラメの入ったメタリック調の装甲表現なんですが、作例でそのまま銀とクリヤーカラーを使って、メタリックカラーを調色すると、やや雰囲気がトイに寄り過ぎるきらいがあります。そこで、今回は銀にソリッドカラーを加えて調色するセミメタリックカラーを使った表現としてみました。

最後に「つや消しクリヤー」で整えるとメタリック感が更に抑えられるので、そのあたりを見極めて、狙っている仕上がりよりも「ややメタリック感が強いかな」と感じるぐらいに調色しています。他はセミメタリックの青との差を付ける意味で通常のソリッドカラー仕上げ。エナメルの黒と茶色でスミ入れとウォッシングの後フラットクリヤーでコート。フラットクリヤーを吹いた後に質感を狙ってエナメルの銀、ブロンズ等メタリック色でリベット等細部を塗ります。ツヤを消した中でチラチラと輝いてメリハリがきいた仕上がりになります。同じ目的でツノとアックスの刃の部分はガイアノーツのブライトシルバー。ツヤあり仕上げで質感を強調しています。
●重装甲オプション

▲当時の商品の説明書。重装甲オプションの設定に加え、工作法、機体のデータなども掲載されています。これを作例でやりたかった……。今回は重装甲オプションも作ってみました。
HMMの元になったトミー(現・タカラトミー)のオリジナル商品の説明書巻末にはキット毎に改造作例が用意されていて、この重装オプションもそのひとつ。

▲重装甲オプションを装着したマリンカイザー。砲撃戦仕様機といった印象を受けます。当時8歳だった僕はその巻末作例を見て模型屋さんにプラ板やプラパイプを初めて買いに行ったんだよね! プラ板はキーホルダー作る材料としか思ってなかったし、プラパイプは切り方わかんなくてニッパーで粉々にしちゃってたけど、そんな思い出が吹き出しちゃうタイトルなんだよね、僕にとっての『Zナイト』シリーズは。

▲説明書の重装甲オプションをベースに、バスターキャノン、ショルダーグレネード、大型刀剣を製作。そして20余年の時を超え、HMM版マリンカイザーで再現すべくコトブキヤさんのMSG、ウェポンユニットシリーズの武器をガンガン組み替え、諸々の流用パーツ貼りたりしてそれらしいものを組み上げてみました。何をどう組み上げたかは写真を見て下さい。



▲バスターキャノンや大型の刀剣はジャンクパーツを流用して製作。ストックはシールドの裏にも用いた洗濯ばさみを使用しています。
空き箱にぞんざいに組み上げてジャラジャラと貯めておいたものから、好きな部分を切り刻んで作っているので詳細は自分でもわからないのです(笑)。明確な設定を追いかける作りではないので、モデラー各々が気分で組み上げていいと思います。
▲肩へは磁石で取り付けていますが、本体側は金属板を用い、脱着を容易にしています。肩のショルダーグレネードの固定はネオジム磁石。肩側には磁石を埋めず、切れなくなったデザインナイフの刃を加工して貼り込んでいます。軽い部品なら両側を磁石にせず磁石に吸い付く金属の板を貼っておくだけで脱着できるので、省スペースで応用が効きます。
オマケ1:Z・A03 TYPE-K Zナイト(Ver.1.5作例)

今回対峙させたくて再登場してもらった電撃ホビーマガジンの頃の作例。前回の作例から1年かけてちまちまと手を入れていて、作例としてはVer1.5ってところですかね。
▲「Z・A03 TYPE-K Zナイト」。電撃ホビーマガジン2014年10月号掲載。つま先の大型化と肩の突起の形状をよりトミーのオリジナル商品に近い形状に作りなおしています。このZナイトにもトミー製オリジナルキットの説明書巻末に重装型の作例が用意されているのでそれに準じて製作。バトルシールドはキットのものを芯にひたすら流用パーツを貼り足して工作。

▲Zナイトの取扱説明書。ここに掲載されている重装甲オプションも今回再現しています。


▲レーザーランスのランス部分はプラ棒を、柄の部分はバーニアのパーツを流用して製作。


▲バトルシールドは、キット付属のシールドに各種パーツを取り付けて製作。設定画稿よりもシャープな造形となっています。レーザーランスはウェーブのテーパープラ棒を2サイズ繋いで根本を同社のバーニアを加工して作りました。グリップはコトブキヤM.S.Gから。肩のロケットランチャーはコトブキヤのM.S.G「モールド・ミサイルセット」。もうビックリするくらいそのまま使っています。



▲マリンカイザーと同じく、重装甲オプションは武装の変更となります。より格闘戦に特化した仕様といえます。オマケ2:グレートZナイト

▲自己修復したという設定のため、頭部や肩部、胸部など、機体各部がオリジナルのZナイトからディテールアップされています。また、シルバー系のボディカラーでより「ナイト」のような印象を受けます。こちらは、以前、コトブキヤさんのコンペで作ったグレートZナイト。オリジナルのでっち上げだと思われると困るので説明しておくと、劇中でZナイトが大破した後、自己修復機能によって超回復した姿(!)です。流用パーツでアウトラインを大体作った後、開いてしまった隙間にはミリタリーモデルのリュックやテントなどを詰め込んでごまかすという荒業で出来てます(笑)。

DATAZ・A01 TYPE-V マリンカイザー1/100スケールプラスチックキット
発売中
価格:7,300円(税込)
発売元:コトブキヤ