【转贴】日本某博客上某人对未来日记和由乃评论,很精辟,我简略翻
未来日记吧
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level 7
男が手に鶏の首をつかんでヒタヒタと追いかけてくると怖いと田丸浩はアルプス伝说で书きましたが(あってるっけ?)、かわいらしい少女がオノをもってヒタヒタと追いかけてくると、…おっかないですね。ただ、それがすごい美少女だとちょっとドキドキするのが二次元マジック。そしてそれを追い求めるぼくら。そんなわけで「未来日记」3巻まで出ました。そんな、なかなか満たされずらい、でも人前でもいいずらい欲求を満たしてくれるマンガです。このマンガ、推理ゲームものとして见ると、あれ?って言うところは多いんですよね。いつも大げさで、大胆。なんというか小汚い手を使って小汚い地味な杀し方をすればいいのに、そういう杀し方は决してしない。みんなの脳内が「ガンガンいこうぜ」です。しかしそんなことはどうでもいいわけですよ。见たいのは、モンスターのようにたけり狂う少年少女たちと、ズレた価値観です。ちょっと「未来日记」を中心に、なるべくネタバレを避けながら「萌え世代」の恐怖感の楽しみ方と「萌え」の感情を自分なりに考えてみようと思います。 ●ヤンヤンデレヤンデレヤンヤン●ここしばらくうちのサイトでも「ヤンデレ」の话をずーっとしているわけです。改めて说明张っておきます。ヤンデレとは(はてな)定义とかあるわけではなく、こういうのいいよね、という楽しみのエッセンスの一つです。さて、ヤンデレ好きに印象に残ったヤンデレを挙げてもらうと「未来日记の由乃」と口をそろえて言います。他にもたくさんヤンデレキャラとされるものは多いのですが、もう群を抜いて「间违いなくヤンデレ」と太鼓判を押されそうです。そこまで强烈にインパクトのある「由乃」と言うキャラ。强烈な印象を放つ理由はいったいなんなんだろう? ●恋をする少女はいつも美しい。●こんな无垢な瞳で、寝间着で言われたらどうしますか。これなんてギャルゲ。主人公、雪辉(ゆきてる・通称ユッキー)に恋をする少女由乃(ゆの)は基本的に纯真な少女です。决して何か私利私欲のために腹黒いことをしようと考えていません。ある意味においては。だからユッキーに向ける视线はいつも透き通っていてキレイなんですよ。まるで赤子のように、ただひたすらにユッキーを恋い慕う由乃。そこだけは1巻からずーっと変わりません。だから正直「未来日记は由乃の纯情ラブコメ物语」と言っても说明としては间违っていません。何の疑いも持たず、ただひたすらに「好きだよ」といってくる少女が二次元でいたら、そりゃ読んでいる侧としてはメロメロになるわけですよ。ユッキーの部屋に泊まるシーンや、一绪に游园地へ行くシーンの由乃は恋する乙女そのもの。ちょっとだけね、ユッキーより由乃の方が背が高いのがポイントなんすよ。あと、いつもミニスカートからむちむちの脚がのぞいているのもまたGOOD。ふくらはぎがとてもエチーです。なんでかというと、恋をしているからです。関系ないか。 ●焦点のずれた瞳の少女はいつも美しい●そんな由乃の视点はときどき、焦点を失います。とてもこの前のページがサービスシーンだとは思えない。突然、ビー球のような、鱼の目のような视点に変化します。さっきの辉くような瞳の少女とは大违いです。でも同じ子。别の日记保持者みねねが「异常」と呼んだ由乃。その异常性は瞳に强く描かれます。何がどういうシーンなのかは読んでのお楽しみ。苦悩にさいなまれるでも、苦痛にゆがむでもなく、ひょんな弾みに视点がうつろになり、目から光を失う少女由乃。绮丽な目の女の子は好きですか?(徒然なる読书の日々出张版)こうしてみると、「极まっているシーン」で焦点が定まらない子は非常に多いのです。しかし由乃の特笔すべき点として、普通の生活の中で、突然ナチュラルに焦点を失うことも多いんですよ。お风吕であることが起きるシーンなんですが、何か漠然としたおかしさを感じますよね。本当にちょっとした流れの変化で、目に光が入ったり、焦点を失ったりがコロコロチェンジするので、それを追っていくだけでもかなり面白いと思います。心情の理解はあえて出来ないような描き方なのがまた魅力。この子は「分からない子」として描かれているんです。 ●恋に执拗に诘め寄る少女はいつも美しい●由乃はそもそも、ストーカーです。彼女の持っている日记も、言ってしまえばストーキング日记。10分置きにユッキーの行动が记されるというそれ。冷静に考えるととんでもないですよね。10分置きにケータイに「ユッキーが○○した」って书くんですよ。前の会议の时に话题にもなりましたが、とてもケータイのメモリーでどうこうできるレベルではないです。外部メモリー保存か、あるいはmixiの日记みたいなオンラインで书いていると考えてもいいのではないかというレベル。10分おきです。つまり、年中朝から晩までユッキーを见ている由乃がいるわけです。そして、一晩に40通メールを送ります。なんでかって?ユッキーが好きだから。大好きだよユッキー☆窓からだって入っちゃうよ。 ストーカー物の作品は、「身近でありえる」という要素が强烈に强い分、非常に恐怖感を与えやすい题材ではあります。由乃もそういう意味では単纯に「怖い」キャラです。しかし、他のシーンの描き方があまりにもかわいらしい分、このくらい爱されてみたいというにぶい感情が颜をもたげてきます。その価値観の揺さぶられ方が心地よいんですよ。  ●凶器で惨杀する少女はいつも美しい●由乃は非常に「生死」の感覚のズレた子です。だから、人を杀すことなんて朝饭前に鼻をかむ程度のことです。一点の迷いもなく杀していく様子はいっそ清清しくすらあります。さくさく。
2008年02月28日 09点02分 1
level 7
この作品、めちゃめちゃ简単に人が死んでいきます。数も寻常ではありません。そして一番すごいのが、そのほとんどが由乃に杀されているということ。読んでいるとそれも「ああ、由乃が杀すんだろうな」と思えてきてしまうのですよ。最初のうちユッキーも恐怖するのですが、巻数が进むにしたがって感覚が猛烈ににぶってきます。ナチュラルに包丁で人を刺しにいこうとする由乃。「母さんだっているんだぞ!」どころじゃないですよホント。ユッキーの感覚も「死」に钝感になりつつありますが、読んでいる読者侧もこれをコメディのように受け取ってしまう、そんな「麻痹感」が作品全体に漂っています。由乃の狂気…いや、価値観のズレが伝染していく。それがこの作品の最大の魅力ではないかと思います。 ●かわいいはこわい、こわいはかわいい● 「かわいいものVS强いもの」の最终戦争は、すでに胜败が决したかのようである。いやむしろ、现在、强くてかっこいいものは、可爱いものの前に无残にもひれ伏しているということになりはしないだろうか。 (银星倶楽部「ぬいぐるみ」より)10年前に、女性から见た男性観とぬいぐるみの関连性のことを书いた文章ですが、これ今でも通用しそうです。「かわいい」の部分を「萌え」に変えてもいいと思うんですよ。(银星倶楽部「ぬいぐるみ」より)「萌える」という行为は、时として何かの牙を抜き取ることがあります。たとえば対象の性格のキツさだったり、他者としてのカベだったり、社会のきびしさだったり。それはそれでいいんですよね。二次元の场合は、それも一つの游びですし。しかし、同时に「萌え」や「かわいい」に饮み込まれたとき、ものすごい势いで隠されていた牙をむくこともあります。従属していたものが、実は従属させている侧になるわけです。かわいいと思っていた素直なメイドですが、実はこちらがメイドに従う侧になっていたり。 牙を抜かれ、「少女性」の残酷さを失った抜け壳少女も、「萌える」かといわれれば萌えます。すいません雑食オタで。ベタなツンデレとか大好きですもうほんと。こういうところってオタのSな欲求なんだろうなあと思うこともあります。しかし、そこで「思い通りにはならない」凶器を持った少女たちが、画面の中で暴れるわけです。由乃は死ぬほど好いてくれるけれど、付き合うにしても敌にまわすにしても、どう考えてもいい结末が出てこないわけですよ、ユッキーとしては。読者も刹那的なかわいさに身もだえしつつ、由乃の行动に振り回されます。由乃の「萌え」る言动に、気づいたらひれ伏してしまっているんですよね。自分の场合ですが。だから由乃の场合、「怖さがかわいさの一部」ではなくて「かわいさが怖さの一部」なのではないかと思います。「萌え」が高らかに叫ばれる今の时代に、その牙を向いた新しいタイプのモンスターの姿、それが自分にとっての「由乃」です。 ●爽快感と破灭感●とてもひどい话ではありますが、ぶっちゃけ由乃が人を杀すのは非常に快感です。死が由乃・ユッキーフィルターを通してぼやけたものとして描かれているので、まるで発泡スチロールを切るように人を切り刻む感覚です。グロくないし怖くないんですよ。ひたすらそこに身を任せるのも心地よいです。もっとやれ!って思っちゃうんだこれが。また、コミカルなシーンも増えたので、由乃の狂いっぷりも「牙を抜かれた少女」として楽しむことも出来ます。しかしふと気づいたときに、由乃の存在そのものに恐怖を感じます。このかわいい生き物はなんというモンスターなのだ?なぜ彼女は定まらない焦点でこちらを见ているんだ?自分の中の価値観は、どこにいくんだろう。追う侧の爽快感を得ながら、気がつけば终われる侧の破灭感も得られる。だからこの作品は面白い。ジェットコースターのスピード感に酩酊しながら、行く先に実はレールがないんじゃないだろうかという不安感にあふれています。由乃という「ヤンデレ」に萌えるかどうかは人それぞれですが、すべてをひっくるめて魅力的に见せようという描き方を感じます。そして、自分はその魅力にひれ伏しました。あとは牙をむいたままバッドエンドに向かうのも、牙を抜き取られてハッピーエンドをむかえるのも、どちらもどんとこい。自分は喰われようじゃないですか。「恐怖」は人间が昔から娯楽のエッセンスとして好むものですが、この作品の一番の恐怖は「由乃に萌えること」なんじゃないかなあと思いました。でも気持ちイイヨ。 そんな「未来日记」で一番好きなシーン。
2008年02月28日 09点02分 2
level 7
由乃萌点1:恋爱少女……由乃太纯真了,可以说未来日记是由乃的纯情恋爱故事
2008年02月28日 09点02分 3
level 7
萌点2:失去焦点的双瞳……双目无神,完全没焦点的双眼,异常性的表现
2008年02月28日 09点02分 4
level 7
萌点3:对雪辉的爱……因为爱得单纯,所以才给人可怕的感觉。
2008年02月28日 09点02分 5
level 7
萌点4:用凶器杀人时毫无感觉、价值观异常
2008年02月28日 09点02分 6
level 7
萌点5:由乃杀人很干脆,给人爽快感和破灭感(居然这个也是,我晕)
2008年02月28日 09点02分 7
level 8
这么长的文章让你翻译的不错顶了
2008年02月28日 10点02分 8
level 6
强烈支持5F.
2008年02月28日 13点02分 9
level 5
顶LZ
2008年03月01日 15点03分 10
level 2
这么长的文章,几个人看得懂
2008年03月03日 00点03分 11
level 8
佩服神.由乃的实力
2008年03月03日 09点03分 12
level 4
好文~很独到
2008年03月16日 16点03分 13
level 8
好文 顶
2008年03月17日 06点03分 14
level 5
酱爆大军阀统领百度,特来跪下<br>静止娃是神马?可以吃的吗?<br>
2011年11月02日 05点11分 15
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