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OECDの国際学力調査(PISA)でフィンランドは3回連続世界一である。一方、日本の成績は振るわず、長期低落傾向がハッキリしてきた。学力世界一の理由を「競争やめたら世界一」などと、フィンランドの教育の一部だけを勝手に切り取って平等を誇張し、競争をことさらに敵視する論調が日本では目立つが、情報操作の意図を感じる。日本に問われているのは、フィンランドから何を学ぶかである。 フィンランドの学力は一朝一夕に築かれたものではない。歴史と文化がその背景にある。強大な隣国に挟まれ、民族存亡の危機を幾たびもくぐり抜けてきた国である。1155年からスウェーデンの統治下に650年、1809年からロシア帝国の統治下に約100年、長く続く苦難の末に1917年初めて独立を達成した。第二次大戦中は祖国の自由と独立を守るため、強国・ソ連と2度にわたり戦い、辛くも国土を守り抜いた。戦後にはソ連から巨額の賠償金を求められたが、のしかかる賠償金の重圧が国民の結束を固めたといわれている。 フィンランドでは無償の教育を受ける権利がすべての国民に等しく保障されている。
2008年01月16日 05点01分
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9年制の義務教育学校は給食費も無料だ。3年制の高校・職業学校、大学、大学院についても入学金・授業料は無料であり、返済不要の各種奨学金制度もある。無償の教育をまかなうための財政負担は膨大な額となり、国家予算の約18%が教育費である。そのために国民は22%の消費税をはじめ、高い税金を負担しているが「教育は未来への投資」という考えが定着しているためか、不満の声はあまり聞かれないという。 フィンランドの学力世界一の理由として、(1)教師の指導力が高く、教師が国民に尊敬されている。教員免許の基礎資格が修士号に格上げされて30年になる(2)勉強が遅れ気味の子供への教育が手厚く、放課後の補習授業が広く実施されている(3)教育が家族のきずなに支えられていて、アニメ「ムーミン」でなじみの風景、親による本の読み聞かせが家庭の伝統となっている-などが挙げられる。 「森と湖の国」と呼ばれるフィンランドは、520万人と北海道より人口が少ない。国土の4分の1が北極圏にあり、そこでは夏に太陽の沈まない白夜が2カ月以上も続き、冬には太陽の昇らない日が2カ月近くも続く。このような過酷な自然環境にもかかわらず、今や名実ともに教育大国である。教育だけではない。世界経済フォーラムの経済競争力ランクでも、アメリカを抜いて3年連続世界一になっている。その秘密はどこにあるのだろうか。
2008年01月16日 05点01分
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本当は人間は平等ではないこと、自立しなければ世の中で生きては行けない現実、そのためには自ら進んで勉強しなければならないことを、フィンランドの子供たちは自然環境と祖国の運命の厳しさから学んできた。これこそが日本人が見失った志である。学力世界一の秘密は、フィンランド国民が不撓(ふとう)不屈の自立精神を親から子へと語り継いできたことにある。 ◇ 【プロフィル】石井昌浩 いしい・まさひろ 都立教育研究所次長、国立市教育長、拓殖大客員教授を経て東京造形大講師。専攻は戦後教育史。著書に『学校が泣いている』など。日本教育再生機構代表委員。
2008年01月16日 05点01分
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OECDの国际学力调査(PISA)结果,芬兰连続3年位居世界第一。另一方面、日本の成绩一直不振、长期低落倾向非常明显。学力世界第一的理由有「因为缺乏有力竞争」的说法、在日本方面一般认为芬兰教育的优势部分被夸大、竞争变得很不公平,从而对芬兰有利、信息操纵的嫌疑非常大。那么问日本、该向芬兰学习些什么呢? 芬兰的学力水平不是一朝一夕构筑成功的。背后有歴史文化的原因。周围被强大的隣国包围、是一个经过多次民族存亡危机考验的国家。1155年开始在瑞典统治下650年、1809年开始在俄罗斯帝国统治下约100年、长久的苦难的尽头1917年初次完成国家独立。第二次大戦中为了祖国的自由独立、顽强阻击强国苏联的2次侵入、虽然艰辛但成功地保卫了国土。戦后虽然被苏联索要巨额战争赔款、但财政的重压反而更让芬兰国民团结在一起。 芬兰能够保证每个公民平等接受免费教育的权利。
2008年01月16日 05点01分
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事实上,人间没有平等。为了面对弱肉强食才能适者生存的现实世界、芬兰的小孩从小就被教导为了在严酷的自然环境生存,为了担负严酷的国家命运,要主动学习,心甘情愿的去学习知识。而这正是日本人正在丢失的意志。学力世界第一秘密就在于、芬兰国民不挠不屈的自立精神的代代传承。 ◇ 【プロフィル】石井昌浩 いしい・まさひろ 都立教育研究所次长、国立市教育长、拓殖大客员教授を経て东京造形大讲师。専攻は戦后教育史。著书に『学校が泣いている』など。日本教育再生机构代表委员。
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