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百年恋歌を観る 杰作2007/9/24(月) 午后 4:332005年/台湾/131分★★あらすじ★★1966年「恋爱の梦」——兵役を控えた青年は、ビリヤード场で出会った女性シュウメイと恋に落ちる。入队后、休暇がとれた青年はビリヤード场に戻ってくるが…。1911年「自由の梦」——游郭に通う外交官チャンは、一人の芸妓と深い爱情で结ばれていた。しかし、彼は自らが背负う大きな使命のために日本へと旅立つ…。2005年「青春の梦」——歌手のジンは、カメラマンのチェンと出会い、激しく惹かれ合う。しかし、２人にはそれぞれ恋人がいた…。★★allcinema ONLINEより★★三つの时代の三つのラブストーリー。全ての时代で男性はチャン・チェン，女性はスー・チーが演じる。とにかくチャン・チェンが素敌过ぎる。银幕スタァの魅力炸裂で，ただポーっとチャン・チェンを眺めているだけでも大満足な一本。いやもう存在感が违います。特に「恋爱の梦」の衔えタバコの烟に目を细めながらビリヤードのキューを构えるチャン・チェンが最高！ガビーン，素敌だ，と头の中に懐かしい効果音が过ぎるほど（笑）。ストーリーもこの「恋爱の梦」が一番魅力的だった。淡い电球の光に照らされる室内，対照的な屋外の自然光。光の具合が印象的で美しい映像が重ねられていく。そんなビリヤード场で出会うチャン・チェンとスー・チー。出会うといってもたった一度一绪に玉を突いただけ。この控えめな感じがいい。あくまでゆったりとした空気感が映画の雰囲気を柔らかいものにする。控えめといえば，入队したチャン・チェンとの连络は手纸だけである。今のように电话もメールもない时代。チャン・チェンからの手纸を読むスー・チーの雰囲気がいい。休暇で戻ったチャン・チェンがいなくなったスー・チーを探すのだが，これも现代ならすぐにメールか电话で居场所がわかる（连络がつく）のにこの时代はそうはいかない。ニアミスを缲り返す，それがもどかしいが，このもどかしさにかえって気持ちが高ぶっていく。観ていてドキドキしました。あと台湾の标识って右から左に読むのね，と。やっとスー・チーを见つけたチャン・チェンの，嬉しさがこみ上げる感じに思わずもらい泣きである。チャン・チェンもスー・チーも初々しくて，もうこの初々しさはなんなの。ラストにそっと手を繋ぐだけですよ。この感じ，たまりません。キラキラして甘酸っぱい。「自由の梦」は打って変わって娼馆が舞台のサイレントムービー。台词はその都度字幕になる。チャン・チェンはスー・チーの元に足繁く通ってくるが，彼には妻子がおり，スー・チーを身请けする気はない。今のこの関系から一歩进んだ関系はないという闭塞感が映画に満ちている。物语のほとんどが仄暗い娼馆のスー・チーの部屋の中でのやり取りという点も，闭塞感を强く印象付けていたと思う。室内の调度品とか，衣装の雰囲気は抜群に良かった。上着を着せ挂けて长い三つ编みをするする，と出すときの雰囲気が特に印象深い。もうどうにも进めない関系性であるのに，チャン・チェンの服装を整えるスー・チーが切ない。いやースー・チーに切なさを感じるとは思いませんでしたよ！でもこの时代の背景を良く知らないので，イマイチよく分からなかったのも事実。ちゃんとお勉强しておけば良かった。で，现代の「青春の梦」。これいらなかったんじゃないかなー。ここまでの空気感が一気にぶち壊しになったような。なんか特に书くこともありません。チャン・チェンかっこよかったけど。ああ，バイクの二人乗りしてました。でもアジア映画のバイク二人乗り三大シーンには入ってこないなぁ。ちなみに三大シーンはこちらというわけで最初の二つだけ観ればいい感じ。二つだけにすれば时间もそう长くないしね（笑）。
2007年09月24日 18点09分
