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G线上の猫Ⅱ原作:宫城とおこCAST神谷浩史:成川理也森川智之:池田笃志桧山修之:香坂遥人平川大辅:成川佐纪TRACK 01佐纪:久しぶりだね、仆の可爱い理也。理也:…佐纪さん…佐纪:しばらく见ないうちに大きくなって~さあ、キスさせておくれ~理也:やめてください!佐纪:おやぁ、何て连れない子だろう?成田に着くなり飞んできたのに。その态度はどうだい?根本:佐纪さんが理也君にまず会いたいって言うので、直で来ちゃったんですよ~佐纪:根本、君は実に有能なマネージャーだ。理也:(仆の従兄成川佐纪さんが、New Yorkを拠点に活动してピアニスト。今回は日本でコンサートがあるため、お目付け役の根本さんと一绪に仆の所にやってきた。)佐纪:ねぇ、理也。今回の帰国はコンサートとは别に。もう一つ重要な目的があるんだ。根本:ところで、理也君、今度桐峰学园の定例演奏会に出るんだってね!理也:…あ…はい…根本さん。佐纪:そうか。じゃあ、仆もぜひ行かせてもらうよ。理也:…は…で、今日は仆に用があったんじゃないんですか?佐纪:いや。とりあえずは御机嫌伺い。おじさんもおばさんもアメリカだろう?理也一人でいろいろ大変じゃないかと思ってね。理也:いぇ…别に。お手伝いさんに入ってもらってるから。…それより来るなら来るで电话の一本くらい入れてください。佐纪:ん?したよ、おとといの朝。理也电话に出たじゃない。理也:…えっ…あ、…そう…でしたね…佐纪:学校、楽しい?一人で日本に残ったこと後悔してない?理也:…それ…お父さんに何か言われたんですか?様子见て来いとか。佐纪:おや怖い颜!违うよ。仆が理也のこと心配でしかたないんだ。この手のひらの伤は?指の付け根を买ったナイフで切ったんだっけ?一人でいて、二度とこんなことしないって言いされる?君はバイオリニストとして一生食べてくつもりなんだろう?违うの?それ以外に君の选択肢はないはずだよ。理也:…わかってます。佐纪:…いい子だね。理也:…あの…仆…お茶を入れて来ます。根本:どうですか?理也君。佐纪:全然普通じゃないね。仆は理也に电话なんかしてないもん。根本:じゃ、鎌をかけたんですか?佐纪:あぁ。普通だったら、电话なんかなかったって否定するでしょう?否定できないのはさ、自分の记忆にあやふやな所があるかだって。根本:佐纪さん、本当にあの话进めちゃって大丈夫なんですかね?理也君が自分で自分の指を切ったのだって、父亲の成川先生が无理やり留学させをしたから。佐纪:ふう…おじさんちょっと大人気ないからなあ~理也を思い通りにしないと気が済まないんだよ。でもねぇ、しかたないね。成川の一族は音楽家の家系だから。根本:えぇ、成川先生も…著名なバイオリニストですし、理也君も小さいころから天才バイオリニストとして、将来を期待されていますからね。佐纪:うん。他の选択肢はないの。あの子は成川では异端だから、结果を出すことでしか、この世界で居场所を得ることはできないんだよね。女1:さよなら。女2:さよなら。杉浦:…なるちゃん?どしたの?何かボーっとしてなかった? 理也:杉浦先辈…(定例演奏会のバイオリン専攻代表は仆に决まった。香坂先辈が自ら辞退したからだ。)杉浦:でもさあ…先生たちも嫌な感じだよね。香坂をなるちゃんの代役に立てるなんて。理也:(仆が精神的に不安定なのを见越してのことだろう…当日になって、何かあったら困るから…)杉浦:ねぇ、大丈夫?なんだかちょっと颜色悪いよ?疲れてるんじゃない?理也:いえ…大丈夫です。(だんだんひどくなってる気がする。自分でもいつ记忆が飞んでるのかわからない…あの夜から、香坂先辈におそわれそうになった…あの夜からは…)
2006年12月18日 11点12分
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(理也:ちょっと…何を…?香坂:あんた、もしかしなくてもこうゆうこと初めて?なら教えてやるよ。…あんたが知らないだけで、バイオリンなんかよりはまれることがあるってこと。)香坂:どうも。杉浦:ちょっと!香坂遅い!代役っていっても练习にはちゃんと来てって言ったのに!香坂:来ただろうちゃんと。杉浦:もう…あ、やだ!わたしたら楽谱教室に置いて来ちゃったよ。取りに行って来る。理也:(あっ…杉浦先辈…この人と二人だけにしないで!)香坂:ふう…理也:あっ…香坂:怯えるなよ。なぁ、键返して来いよ。理也:(仆は池田さんの家の合键をまだ持っていた。この键は返さなきゃ、逃げ场うつくっちゃダメだ、流されてちゃダメだ。今前を见ないと…)理也:笃志!池田:理也?(理也の中には、二人の理也がいる。今俺の前にいるのは兄の方。まるで真っ黒い野良猫だ。理也は俺の家の玄関先で左手を切って倒れていた。それ以来、俺はこいつらのことがほっとけないでいる。)こんな道端で待ってないで、部屋に入ってればいいのに、键あるだろ。理也:これ返しに来た。もういらないから、それ。池田:俺んちの键じゃないか?理也:あんた、あいつの方と话しただろ?あいつに「いつでも来ていい」って电话で言った。俺、あいつとは话すなって言わなかったっけ?池田:(あいつ?…あ、弟のことが…あっちは、真っ白い迷い猫だな。)…あれ?何であっちに言ってことお前が知ってるんだ?理也:俺は全部わかってるんだ。俺じゃない间、あいつが何をやってるかも全部。池田:确かに言ったよ。でもそれは、どっちか片方に向けて言っだんじゃない。ていうか俺、お前达のこと别々に分かて考えたことないぜ。理也:あんたバカじゃない?俺は俺だし、あいつはあいつなの!一绪にされたくないって!何でわかんない訳?!あのねぇ、俺はあいつのやってることみんな知ってるけど、あいつは俺の存在すら知んないの!この意味わかる?何も知らないんだったら、あいつ别に要らないじゃん!池田:…待てよ。何がそんなに気にいらないんだ?理也:あんたって、あいつの方がいいわけ?池田:あのな、俺はどっちがどうとか言ってないだろ?理也:ふうん~じゃあ面白いこと教えてやるよ。あいつさあ、男と寝たんだぜ。ちょっかい出されてる学校の先辈のお家にのこのこ行ってうっかり食われちゃいました。バッカじゃねぇの?池田:…ふう、嘘だろ?その话。理也:とにかく俺は、二度とあんたには会わない!あんたのやったことは裏切りだ、俺はそういうの许せるほど心広くないから!本当にここへはもう来ない!じゃあね!池田:…まいったなぁ。(舍て台词を吐いて通いの猫は帰って行った。実际のところ、食われた食われないの话も本当なのかどうか怪しいどころだし。…理也は、本当の気持ちと反対のことばっかり言っている。そんな気がする…)
2006年12月18日 11点12分
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TRACK 03佐纪:ふうん~悪くないんじゃない?根本:惊いたなぁ、理也君のステージ初めて见ましたけど、えっらい美音ですね。佐纪:うん、おじさん仕込みの技术は完璧と言っていい。何より音がいい。…音量はもうちょっと欲しい気もするけど。まぁ、まだ子供だしね。根本:えぇ。佐纪:気づいた?根本:何ガですか?佐纪:音程が全く狂わない、限りなく正确だ。ステージと练习室は违うんだ。ライトや体温のせいで弦の缓み方が変わる。そこまで计算して、音をとってるってわけ。まさに理也はおじさんの执念の结晶…よくここまで作り上げたもんだよ。…仆は兴味があるんだ、このまま外の世界に出たら、理也はどうなるんだろうって。试してみるのは悪くない、それだけの価値が、あの子にはある。根本:…佐纪さん、あの话を理也君に…佐纪:もちろん今日にでも话すつもりだよ。仆は理也を迎えに来たんだから。男:次の人理りようして。生徒:はい!先生:成川君よくやった!素晴らしい出来だった!杉浦:なるちゃん?なるちゃん?何ぼう~としてんの?理也:…あっ…すみません…演奏が终わった终わったとって、紧张の一途切れちゃって…あの、でも左手がちゃんと动いたかどうか…先生:そんなことはないよ!完璧だった!理也:…そうですか…よかった…女:あぁ、そうだわ。ついさっきあなたのことを访ねてきた人がいて。どういう方なのかわからなかったから帰っていただいたんだけど。理也:えっ…谁ですか?女:大学生くらいの男の人…理也:(池田さんか…?どうしてここに…)理也:池田さん!池田:理也?理也:何で…どうしてここに…池田:学校の演奏会があるって知って…上手なんだお前。俺クラシックとか全然わかんないからあんまり上手く言えないけど…今日は颜だけ见られたらいいと思ってたんだけど、後の席に座ったからさ。ステージ远くてあんまり颜は见れなかった。ははは…理也:…池田さん…池田:…元気そうでよかった…じゃあな。理也:待って!あっ…池田:大丈夫か?理也:あっ、はい…あの…键を…键をなくしてしまって…池田:…あぁ、いいよ。あれはもう返してもらったから。理也:…っ?仆がですか?池田:あぁ。理也:あの…仆返した覚えが…佐纪:おお理也、ここにいたのか。先生:探しましたよ。理也:…佐纪さん…?先生…先生:…ああ!君!一学期の时に理也君を学校から连れ出した男だろう!!池田:げっ…あの时の先生…佐纪:先生、この人知ってる人ですか?先生:えぇ、この男と成川君は付き合いがあるようです。佐纪:へえ…理也、ちゃんと绍介してくれないかな。理也:うん…あの…池田笃志さん。以前ご迷惑をおかけしたことがあって…佐纪:ふうん?仆は成川佐纪。理也の父方のいとこです。池田:あっ…あの、池田です。佐纪:ときに君、この後暇はあるかい?池田:は?佐纪:演奏会を终えた仆のかわいい理也のためにささやかな慰労会を催したい、ぜひ君も来てくれたまえ。池田:…は…理也:…佐纪さん!そっ…そんな胜手な…佐纪:仆が决めたことだ、変更はない。理也、君は早く戻りたまえ。先生、後は頼みます。先生:…あっ…はぁ、じゃ、成川君、ホールに戻ろう、さあ。佐纪:ほら、理也、早く行きなさい。理也:…はい。佐纪:ところで池田君。池田:…はい。仆は理也の父亲から彼の様子を见て来るよういいつかっている。いわば保护者代理人だ。なので君に闻かなくてはならない、君は理也のどういう知り合いなんだい?池田:…えっ?あぁ、実は、理也が俺の家の前で倒れてたんです…自分で指を切って…それで行きがかり上一晩泊めて、それからちょこちょこと…佐纪:じゃあ君は、もう一人の理也を知ってる?池田:もう一人…あぁ、はい。どちらかっていうと、そちらほうがなついてるっつうか…俺んとこ会いに来たりするし…佐纪:なるほどね。…君は何してる人?池田:あっ…大学生です。明庆大学経済部2年です。佐纪:一人住まい?それともご両亲と?池田:えっ?いちを一人暮らしを…佐纪:ふうん…ではもう一つ。君は何故理也をかまうのかな?池田:…なんでだろう…理屈じゃなくて…何ていいのかな…ただいつも気になって、ほっておいたらいけない気がするんです。佐纪:じゃあ、君さ、家事はできる?池田:…は?家事…ですか?なんか话のよくとぶんだ…佐纪:何か言った?池田:…いいえ…大抵のことはできますけど…佐纪:それは好都合。君も知っていると思うが、理也は今一人暮らしだ。ハウスキーパーを入れているんだが、食事のほうはできとうてね。池田:はぁ…佐纪:そこで提案だ。アルバイトしないか?成川家の住み込み家政夫。池田:えっ?佐纪:理也の身の回りの简単な世话をしてくればいい、後は理也のことは心配でたまらない仆のために、理也の动向を报告すること。それで仆のポケットマネーから周8万出す、どうだい?池田:周8万円?佐纪:うん~割のいいバイトだと思うよ。どうする?池田:(あいついつも一人で、谁もいない家にいるんだよな…金も魅力だけど、それよりも…)やります。やらせてください。香坂:…よう。理也:…香坂先辈?あの…さっきはどうも。あなたに助けてもらったことになるのかな…香坂:何が?理也:演奏の前です。…あのままだったら、紧张なあんまり上手く出来なかったかもしれない。礼を言います、ありがとうござ…あっ…香坂:あれがあんたの键の男?见たんだ。外で、あの大学生ぽい男だろう?理也:…あっ…な…何を…香坂:相手…间违えんなよ。理也:ネクタイを放してください。
2006年12月18日 11点12分
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TRACK 04池田:うわあ~でっか。ここにずっと一人でいたのか?(今日から理也の家に住み込むことになった。これは佐纪さんの强引な提案で、正直理也が纳得してるかわからない。というのも、演奏会の後、佐纪さんと理也と俺で食事をした时、佐纪さんはこう言った——)佐纪:理也、来年をめどにNew Yorkに留学してもらう。理也もそのつもりでいて欲しい。理也:え?でも…佐纪:おじさんと一绪に住むのが嫌なら、寮住まいだっていい。君はおじさんの手の届く范囲に戻るのが嫌なんだろ?でもねぇ、この世界ではどの音楽家に教えを受けたか、谁の门下で、どいうコネクションがあるかが重要なの。日本にいたって、どうにもならないよ。わかってるでしょう?理也:…あっ…佐纪:第一さ、君一人で何ができるの?家を出て、学校もやめて、职探しでもしてみる?君みたいな何もできないお坊ちゃま谁も雇わないと思うけど。理也:…わかってます。池田:(理也は消え入りそうな声でそう言うと、青い颜をして、それっきり黙りこんでしまった。俺としては、少しでも何かしてやりたい。一人で何もかもかかえこまないように…)理也:何だ?あんたマジで来たの?池田:…あ…あっちじゃないんだ…理也:何だよ、あっちじゃないって、俺だと不満かよ?入りたいなら胜手に入れば…池田:…ホントでけー家…理也:あんた、マジで俺んちに住む気?池田:あぁ。俺の仕事内容を闻いてる?扫除と炊事と…洗濯机はどこ?理也:ぷい…知らないっ!池田:おいおい、俺寝る时やどの部屋使ったらいいんだ?理也:さあねっ。俺には関系ないもん。あんた、あいつの世话に来たんだろ?池田:…お前って、时々ホント子供みたいなこと言うよな。理也:何?!池田:どっちだって変わんないだろ。変な区别してないし。とりあえず、俺の部屋决めてくれよ。荷物运ぶから。池田:明日学校だろ?何时に家出るんだ?理也:学校?行かないっ。だって俺、バイオリンなんてできねぇもん。行ったってしょうがないじゃん。とにかく行かない。池田:…マジかよ…池田:…何だ?ホント猫みたいだな…胜手に俺の寝床にもくりこんできて…まぁ、あったかいからいいか…おい待て!何で理也が…?あっ!ギャーっ!おっ、お前っ何でここで寝てんだ?理也:…るっせぇなぁ…もう…池田:コラ!布団にもくって…また寝んな!理也:うるせぇなぁ…池田:何でここにいるんだ?理也:昨日の夜、ちょっと寒かっただろう?ベッド冷たかったんだよ。池田:普通无断で人の布団に入ってこねぇだろ!さっさと学校行く用意しろ!朝メシ作るから!理也:…はいはい…池田:ふうん…ったく!でも何で俺もこんな动揺してんだ…猫か一匹布団に入ってきたようなもんなのに…池田:理也!速くしろ!遅刻するぞ!お前っ…まさかネクタイも结べない?理也:…うん。いいじゃん、これで。池田:ダメだ、そんなの!こっち来い!(…首细せえ…)…お前っ、首んこと…理也:あぁ。バイオリンだこ。あいつ持ち方変だから。锁骨んとこにもあるけど。见たい?池田:…は…できたぞ、メシ速く食え…食ったら送ってくんから。理也:いいよ、ガキじゃないし。行くってちゃんと。じゃねぇ。池田:わかった、行ってらっしゃい。…あぁ、ほら、牛乳饮んでけ。理也:(学校なんて行ってられっか。どっかでサーボれっと。池田:(まずは理也のそばにいてやろうとやって来て訳だけど、前途多难かもしれない…あ…疲れた…)杉浦:香坂、こんな所でサボっってたの、三田先生探してたよ。香坂:ふうん~杉浦:(香坂…今一年の教室の方见てた…)なるちゃんなら、休みみたいだよ。演奏会の次の日から、ずっと休んでる。
2006年12月18日 11点12分
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香坂:…へえ。杉浦:…ねぇ、香坂ってさ、ホントはなるちゃんのこと好きだよね。香坂:…は?杉浦:子供みたいな意地悪するくせに、いっつもなるちゃんのこと目で探しちゃってんだから。…なるちゃん、あんたに憧れてるのよ。香坂:それは知ってる。杉浦:だったらわかるでしょう?优しくしてあげて欲しいの、あの子に。…あんたに言っていいのかわかんないけど…私、闻いちゃったの、演奏会の日、控室で…香坂:何を?杉浦:…なるちゃん…二重人格…だんたって…香坂:え?杉浦:子供の时に虐待を受けたせいで、そんなったのかもって…嘘みたいとか思うけどさ、でも…もしそうだとしたら、なるちゃんの不安定さや、时々见せるおかしな言动の訳がわかる気もする。あ…あれは别人格のやったこのなのかなって…池田:成川家にやって来て数日に过ぎた。日を重ねれば重ねるほど、理也のメチャクチャさは増してきて…理也:笃志!笃志!シャンプーないよ!シャンプーどこ?池田:…まっぱだか!何か着て来い!頼むから!(あのあけすけさに、どう接していいのか…俺は疲れていた。そして、ついに…)理也:…池田さん…池田:…理也…?理也:…仆のこと、嫌いですか…?池田:あれ?白の迷い猫のほうだ…理也:池田さん…仆のこと…やっぱりあっちのほうが…池田:ばか…どっちでも変わんねって言ったじゃん…ほら…理也…理也:…あっ…笃志…俺…池田:…あれ…黒に戻ってる?……!俺、何っち梦见てんだ…黒はメチャクチャだし、白は全然出てこないし…ただそばで见てるだけだけど、それ际も俺このさきやっていけんのかな…(RRRR…)池田:はい、成川です。佐纪:Hello,How are you?I'm fine,thank you.池田:(…自分で闻いて自分で答えちゃってる、この人…)佐纪:佐纪です、池田君?池田:…あっ…佐纪さんですか?佐纪:Yes~根本に頼んで、封书を送らせたから、仆、今周の金曜にアートホールで演奏するのね。その封书の中に、コンサートのチケットが入ってるから。どう?来れそう?池田:そういうお话だったらぜひ…佐纪:そう。って理也は今どんな状态なの?送ってもらったメールには别人格になってるって书いてあったけど。池田:はい、まだ别人格のままで…佐纪:そう…别人格たってすぐにわらるの?仆でも?池田:…はい、绝対に。佐纪:ふうん~仆も様子を见に行きたいとは思ってるんだけど…なにぶんステージ前で忙しくてね。池田:じゃあ、理也を电话に出しましょうか?佐纪:いや、コンサートの日仆の控室に连れてきたよ。そうだ、それがいい、それが一番合理的だ。では决まりだ。じゃあ仆は忙しいから、これで。
2006年12月18日 11点12分
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TRACK 05女A:今夜は成川佐纪は出るんだって。女B:ぜかいはチケット取れなかったから。池田:佐纪さんのコンサート当日、この日までに、理也が白になっていてくれと祈ったが、ダメだった。当然黒の理也はコンサートには行きたくないとごねん。帰りに食事をおごると食べ物てつって、やっと会场まで连れて来た訳で。佐纪:よく来たね、仆のかわいい理也。さぁ、よく颜见せておくれ。理也:离せよ!あつっくるしい!佐纪:おや珍しい、理也がこの仆を拒むなんて。根本:…佐纪さん、理也君はいつも拒んでますけど…佐纪:そうだっけ?ところで、池田君。池田:…はい。佐纪:ご苦労だったね。ありがとう。池田:…いえ。佐纪:じゃあ、理也、来てくれたから、ご褒美をあげようね。何がいい?理也:マジ?ハンバーガー!ジャンくフード大好き!佐纪:そんなのでいいのかい?理也:うん、コンサートの後、笃志にもおごってもらうことなってるんだ。ねぇ、笃志?池田:…やさがりて助けてます。…あの、俺たちはこれへんで失礼します。佐纪:そう?じゃあ仆のコンサート楽しんで行ってくれたまえ。池田:…はい。じゃあ、顽张ってください。理也:笃志、俺しっこ。池田:…トイレ?もうあんまり时间ないぞ?理也:行きたいんだもん。行く。池田:戻ってこないつもりじゃないだろうな?理也:…なにそれ?かんじわる。池田:ホントに戻ってくるんだろうな…佐纪:…根本、どう思う?根本:确かに普段の理也君からは考えられないですよ、あの态度…佐纪:ふうん…多重人格だなんて、あんまり信じてなかったけど、こうはっきり见せつけられちゃうとなぁ…根本:ですね…佐纪:何の问题解决もなく、あんな状态のままN.Y.に连れていってもいいものか…とか思っちゃうねぇ。この仆ですら…根本:成川先生に何て报告するんです?佐纪:どうせ言っても信じないでしょう、おじさんは。…まぁ、ちょっと様子を见ようよ。仆らには理也の本当の望みなんて何ひとつわかっちゃいないのかもしれないね。アナウンサー:まもなく、开演五分前です。御来场の皆様、どうぞお席について、お待ちくださいませ。香坂:バカじゃねぇのか、俺は…俺はうんざりしていた、なんとなく続けてきただけのバイオリンに梦中になれるはずもなく——そんな时、成川入学して来た。初めてあいつの奏でるメールを闻いて时、俺はただ圧倒された。あの日から、成川のことばかり考えている——今も成川佐纪のコンサートに来るは、あいつには入るなんて思い込んで…成川?理也:…げっ…香坂…?(香坂に会っているのはいつもあいつのほうだ。香坂もたぶん、俺のことは知らないはず。でも…何するかわかんないんだもん、こいつ。なんとかここから逃げなきゃ!)俺…じゃない…仆…そろそろ席に…ぎゃ…香坂:何で逃げるの?俺とは话したくないってわけ?理也:…やっ…手…离し…香坂:ダメだ。离さない。あんたさ、俺に构われるの嫌だった?でもあんた一度だって本気で俺のこと拒んだことなかっただろ。理也:え…(知らねえよ!)香坂:嫌だったら普通俺の家までわざわざ来ないよな。今になってその态度はないんじゃねぇの。理也:…あんたさ、何で胜手に决めつけんの?こっちが何も言わないうちにわかったようなこと言うのってどうだよ!香坂:あいつがいいのか?理也:…はあ?香坂:演奏会の日に来てたやつだよ。あいつにもやらせたのか?理也:何言ってんの?何もあるわけないだろ!香坂:键持ってただろ?それはそういうことじゃ…理也:ない!ないったらないっつの!何で俺があんなヘタレと!香坂:じゃあ、あの男とは何でもないって言っていいんだな?
2006年12月18日 11点12分
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理也:う…うん…(ヤッバイ…何だけまずい状况に…)香坂:覚えてるか?あんたが高校に入学してきて、いっつも俺のこと意识してた。すれ违えば目が合ったし、呼べば必ず颜をあげた。理也:(こいつ、何言い出すつもりだよ!)香坂:そんなあんたのことはわかってて、そっけなくしたこともあった。悪かったよ。でもいつまでもあの键を持っているあんたを见ていると…成川にとって、あの日のことはもうなかったことになってるのか?理也:(なにそれ…香坂って、游びじゃなくて…あいつにマジだったとか…?)あんたなんか大嫌いだ!あんたの人を见下してるみたいな态度が嫌だ!こっちが大人しくしてるから、何でも言うこと闻くとか思ってんだろ!あんたに支配されんのなんてごめんだ、死んでもやだね!香坂:何だと?理也:いいか、あんたがあいつのこと好きだかどうか知らないけど、そんなの俺には関系ない!香坂:もしかしてお前…别人格かい?理也:今気が付いたんだ。悪いけど、俺はあんたの思い通りになんてならない。あいつと俺同じように扱おうったって无理だから。俺はあいつに関わるやつみんな大嫌いなんだよ!香坂:…ガキだな、お前。もう一人を意识して気あって。理也:じゃあ、あんたはどうなんだよ!…あんた初めてバイオリンで负けたと思ったんだろう?こんな
年下
のチビにさ!それをセックスで组み敷いて、悦に入りたいんだろ!负け犬!池田:…なっ…何するあんた!理也:…あっ…笃志…何で来たんだ?池田:何でって…演奏が始まても席に戻って来ないからにきまてんだろ!香坂:…こいつと一绪だったって訳か?あんたはなり川の何?池田:…何って…そんなこと闻かれる筋合いないだろ。香坂:…あっそ、じゃあ先に言っとくけど、そいつじゃないほう…俺、あれと寝たから。池田:…え?香坂:俺のものに手出さないでくれる。池田:…理也、ホントなのか?お前が前言ってた话…いや、嘘だろ?あいつに限って…理也:あいつに限って…だったら何だってんだよ!あいつが何しようと俺に関系ないだろ!あいつのこと俺に闻くな!池田:…あっ…理也っ…!池田:…待てってば!…本当なのか、あの话?もしかして无理やりとか?理也:何言ってんのあんた!池田:じゃあ…先のやつのこと好きで?理也:何と言えばわかるんだよ!あいつがどう思ってるんかなんて知らねぇよ!俺、あいつの话されんのが死ぬほど嫌いだ!俺がここにいる限り、あいつなんてこの世のどこにもいないのと一绪だろ?池田:…理也…理也:俺はあいつの全てを知ってるけど、あいつは俺の何も知らない…それって俺のほうが本当の理也だってことじゃないのかよ!…笃志、俺と寝よ?俺の体だもん、俺の好きなようにしていいはずだろ?池田:…な…何言ってんだお前…理也:俺、あんたの言う通りするよ。ダメ?池田:……理也:…わかった。…いいよもう…あんたには頼まねぇ!笃志のヘタレ!池田:…おい、待てって!理也:离せよ!别にいいんだ!相手なんて谁だって!あんたはいつだって“いい人”でいたいんだ!そいうの伪善者って言うんだよ!池田:…わかった。お前の望み通りにしてやるよ。理也:…え…?
2006年12月18日 11点12分
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TRACK 06池田:…ほら、入れよ。理也:…ん…池田:理也…理也:…ん…あ、…池田:怖じ気づいた?理也:…违う…池田:そう。じゃあ…服、脱がないとな。…そんなつらそうな颜するなよ、自分から诱ったんだろ?(…何だろう?その感じ…理也とこんな形で、こういうことをするって思ってもみなかった。)理也:…あ、笃志…いいって…やだ、それ…触んなくていいから、俺の…乱暴にしていい…あんたの好きにしていい…池田:…なんで?理也のいくとこ见たい…理也:ダメだって…ダメ…ほんとにっ…や…っ…あ…池田:理也…腰、上げられる?うつぶせになるかそれとも。理也:…大丈夫…池田:じゃあ…ちょっと、我慢してな…理也:…ん…池田:…痛い?平気?理也:…いい…平気だってば…池田:…理也、大丈夫か?理也…理也…(ずっと固く目を闭じて、俺が名前を呼んでもお前がこっちを见ようともしない。お前は本当にこんなことしたかったのか?)やめよう。理也:…何で?俺、なんか悪かった?それども、やっぱやだった?俺としたくない?池田:违うっ!俺はさ、理也のこと弟みたいに思ってたつもりだったんだ。けど…理也が学校の先辈としたって闻いて、すげぇもやもやした。今まで知らなかった理也の一面を见て、ショック受けたっつか…结局理也のことどう见たらいいのか自分でもわかってなかったんだと思う。でも今日始めて気づいた。理也、お前のこと、好きだよ。理也:…えっ…池田:だから、好きな子とこういう形でいいかげんなことしたくない。…今、理也はやけになってるだけだろ?いいかげんに扱われてるように感じて…わざわざ自分を痛めつけっただけでさ。理也:…あんた…何言ってんの?池田:理也…俺は理也のこと好きだけど、理也は俺のこと好きじゃない。利用したかっただけだ。だから、今日のことはなかたことにしよう。理也の気持ちが落ち着いたら今日のことは间违いだったってわかる。无茶なことしたって。今日はもう寝な。ここで寝ていいから。俺リビングで寝るよ。…お休み、理也。理也:…ばっかじゃねぇの、あんた!!池田:朝だぞ、起きろ。お前今日学校あるんだろ?理也:…池田さん…池田:こら、また寝るなって…理也!理也:…仆…何でこんなところで寝て…なっ何で池田さんがここに…?池田:(…やられた!人格が変わってる!ショック与えないようにしないと…)この前の日曜だったかな。ほら、理也の演奏会の後、佐纪さんと约束しただろ、家政夫バイトするって。理也:…あ…あれからどのぐらい?池田:十日。理也:え…十日かも…仆、全然覚えてない…今までこんな长い间、记忆なかったことなんて…池田:(俺は最低だ…こっちの理也の意识や记忆がないのを知ってて、ゆうべあんなことするなんて…理也:…どうして…どうしてあなたがここにいるのか?どうして仆にかまうのかわからない…池田:…だからそれは…理也:佐纪さんと约束したから?バイトだから?それだってここまでする必要なんて…池田:…理也…理也:…仆、学校行きます。池田:待てよ、大丈夫か?メシは?理也:いいです。あなたが侧にいるのが怖い。自分がどんどん弱くなりそうで…あなたに甘えたくないんです。(耻ずかしい…耻ずかしい…そうしようもない所を见られた…弱くて、みっともない所を…)先生:成川君、おはよう。理也:…あ、先生、おはようございます。先生:ちょっといいかな?理也:何でしょうか?先生:よかった、今日は来たんだね。ところで、成川先生に頼まれていた君の推荐状、作ってやるから、留学のための。理也:推荐状…ちょっと待ってください。留学はまだ决まった訳じゃ…先生:そうなの?成川先生から学校の方に正式に申し出てこられたけど。理也:(…そんな!佐纪さんは来年を目とに留学の准备を进めると言ったのに…お父さんは仆の留学を胜手に决めてたこと…)先生:成川先生は渡米なさる时当然君のことも连れて行くつもりだったと闻いてるよ。でも君が嫌がったから少し様子を见るこのになって。6月にも留学の话は出ただろう?あの时は、君が指を切ってダメになったけど。理也:…父に…确认を取ってもいいでか?(RRRR…)理也:あ、理也です。母:あら、理也さん?理也:お母さん…あの、お父さんは…母:あなたずっと学校休みしてたんですって?お父様本当に怒ってらして…理也:…えぇと、それはすみません。…お父さん…いますか?母:お父様に?父:理也だと?话すことなどない!一年だぞ?一年も犹予をくれてやったんだ、何が気に入らん?反抗なぞしおって、あれは俺の所有物だ!俺の作品てあればいいんだ!能无しめ!理也:…先生:成川君!
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香坂:おい、无视かよ。理也:…いえ、考えことを…今路头に迷ったら、一人で生きてけるか考えてしました…なんか先辈と会うの久し振りですね。香坂:…ん?昨日会っただろ?成川佐纪のコンサート会场で。理也:えっ?…あ、あぁ、やだな…何言ってんだろ仆…香坂:(昨日とは人格が変わってる…いつもの成川だな。)千円返せ。昨日贷してやっただろ。理也:えっ?あっ…あ、はい。香坂:嘘。贷してねぇ。あんた覚えてないんだろ、昨日のこと。待てよ!理也:…やだっ…自分でも訳わかんないのに…そんな试されるようなことされたくない…香坂:成川…黙ってろ。理也:…仆、いろいろなこと覚えだせないのとか…留学のこととか、头ごちゃごちゃしてて…香坂:无理に思い出さなくたっていい。焦ったってしかたないだろ。(何にもわかってないんだな、あんたが俺にどんな言叶を吐いたか。そのあんたを俺がどう扱おうとしてるのか。自分でも信じられないくらい、残酷な気持ちになる。成川をめちゃくちゃにしたい!)たいしたことじゃない、全部。理也:先辈…佐纪:どういうこと?家政夫やめたいって。池田:いえ、家政夫は続けます。住み込みやめたいってだけで。佐纪:まさか理也におかしなことしたりしてないだろうね?池田:…は…な、何すか?いきなり…佐纪:まあいいや。仆今晩N.Y.帰るんで。その前に一回颜出します。详しいことは会った时に。池田:はっ、はい。佐纪:じゃあ。池田:支えになってやりたいとは思いながら、なにもなかったことにしてずっと一绪にいれるほどわりきれてもいない。…それでも、好きだよ、理也。たとえ理也が俺の言叶を忘れてしまっても。
2006年12月18日 11点12分
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level 9
厉害,话说居然2部就没了,后续的也想听啊。应该不会出了,坑啊
2014年03月13日 15点03分
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跟风挖坟,3天
2014年03月13日 16点03分