【圣诞】Starry☆Sky~Christmas Kiss~
starrysky吧
全部回复
仅看楼主
level 6
i凛u 楼主
1楼祭度娘
2011年12月24日 07点12分 1
level 6
i凛u 楼主
YOH'S ROOM
クリスマスイブの夜。仆の肩にもたれかかって
小さな寝息をたてて眠っている彼女の头をそっと抚でる。「はしゃぎ过ぎて疲れちゃったのかな?」父さんも母さんも彼女と一绪にクリスマスを过ごせるからと
すごくはしゃいでいた。仆は彼女と二人きりで过ごしたかったのにとふて腐れていたら
『后でもう一度クリスマスをしよう』って彼女が言うから
仆はそれを楽しみにしていたんだけど……。「ふふっ、こんな寝颜を见せられたら文句は言えないね」いつまでもこうしていたいけど、このままじゃ
风邪を引いてしまう。
お姫様抱っこをして彼女をベッドまで运び
起こさないようにベッドに寝かせる。窓の外から差し込む月明かりが
彼女の寝颜を照らし出す。そっと彼女の髪をすくうと
月明かりをキラキラと反射させながら
仆の指の间を流れ落ちていく。美しすぎるその光景を见ていると
まるで彼女が二度と眠りから覚めないような気がして……
不安を拭うように彼女の唇に仆の唇を重ねた。触れたぬくもりは儚く、切なくて、
それでいて何よりも优しかった。仆がゆっくりと唇を离すと、
彼女はそれに合わせて目を开けた。「良かった……」思わず漏れてしまった本音に君は不思议そうな颜をする。「君がこのまま目を覚まさなかったら
 どうしようって思ったらキスをしてた。
 起こしちゃってごめんね」『やっぱり羊君は王子様だね。
 私が呪いをかけられても羊君がいれば大丈夫だよ』
と、小さく笑う君。爱おしいという気持ちはどこから来るのだろう。
势いよく涌き上がっては、溢れ出して、
自分一人じゃどうしようもなくて、
この気持ちを伝えられずにはいられなくて
そうでもしないと苦しくて、辛くて……。でも、この気持ちは间违いなく
仆の心から溢れてくるもの。この苦しさから逃れるために君に口づける。
ごめんね、今は优しくしてあげられそうにない。
頬に当たる君の息遣いさえ夺ってしまいたい。「ごめんね……嫌だった?」闻かずにはいられない。
君が何て答えるか分かっていたとしても、
君の言叶で闻きたい。『ううん、イヤじゃないよ』と。
その言叶を闻いて仆は安心したいんだ。
その言叶さえ闻ければ、この先に进むことができる。「……ありがとう」最初は軽いキスだった。だけど、一度唇を离して互いを见つめ合えば
何を望んでいるかなんて手に取るように分かってしまう。胸の中に涌きあがった、苦しいまでのこの気持ちを
仆はどうすることもできない。だから、仆は君に伝える。全部。全部伝える。仆のすべてで……。もう一度、
君の唇に触れたらもう引き返せない。
2011年12月24日 07点12分 2
level 6
i凛u 楼主

2011年12月24日 07点12分 3
level 6
i凛u 楼主
TSUBASA'S ROOM
「ぬ……ぬぎぎぎぎぎっ……!!」押入れの奥の、さらに奥にしまい込んでいた大きな箱を、
力を込めて引っ张り出す。だけど、どれだけ引っ张ってみても、
なかなかそれは出てこなくて…… 「ぬっ! やっと出てきそ……ぬ、ぬわわっ!?」あともう少しで取り出せる!と思ったところで、
俺は思い切り后ろに尻もちをついてしまった。隣りでずっと心配そうに见守っていた彼女が、
あわてて『大丈夫!?』と俺を支え起こしてくれる。ぬはは~、ちょっち失败……。だけど、无事に箱を取り出すことには成功した!箱を开けると、もうずいぶん长いこと使っていない
クリスマスツリーが、昔に见たままの姿で纳められていた。「よかった! やっぱりここにしまってあったんだ。
 よ~し、それじゃあ2人でツリーを饰るのだ~!」俺の言叶に、『おー!』と拳を上げてはりきる彼女。たったそれだけの行动にも、爱おしさがあふれてくる。ツリーと一绪に入っていた、
オーナメントがたくさん入った袋を取り出すと、
彼女はわぁっと颜を辉かせた。「じゃあ、俺は星型のオーナメントを饰っていくから、
 君はリンゴ型のオーナメントを饰ってね。
 君のぷくぷくなほっぺたと同じ色なのだ」俺が言うと、彼女はちょっとむっとしたように頬を膨らませる。あれれ、何でだろう?
ぷくぷくって言い方がよくなかったのかな?「ぬわわ~、怒らせちゃってゴメン!
 でも、本当にそっくりだよ。ほら……」俺は彼女のほっぺたに、そっとキスをする。するとそのほっぺたは、みるみる赤くなっていって…… 「ほら、このリンゴ型オーナメントと同じ色なのだ!
 なんなら镜を持ってこようか?」立ち上がる俺を、彼女はあわてて抑え込む。ぬ~? ちゃんと教えてあげようと思ったのに、変なの。俺は首を倾げたけど、真っ赤になった彼女が
『早くツリーを饰っちゃおう!』と急かすので、
元気よく颔いて従った。 ――それから数十分后、
俺达はオーナメントを全て饰り终えた!「それじゃ、电気点けるよ~!」スイッチをオンにすると、ツリーに巻かれたライトは
赤、青、黄色……と様々に色を変えて、优しい光を放つ。『キレイ……』とため息のように呟きながら、
うっとりとツリーに见入る彼女。うん、确かにツリーもすごくキレイ。だけど…… 俺は彼女をそっと后ろから抱き缔めて、
ほっぺたにキスをする。惊いて俺を见る彼女。そのほっぺたの色は……
やっぱり、リンゴとおそろいだ。「クリスマスパーティの准备も出来たし……
 もうちょっとだけこうしてていい?」寻ねながら、もう一度キスを赠る。『……闻きながらキスするなんて、ずるい』呟こうとする彼女の唇を、俺の唇で封じて…… 俺は、彼女の肌のいたるところを
リンゴ色にする游びで楽しんだ。
2011年12月24日 07点12分 4
level 6
i凛u 楼主

2011年12月24日 07点12分 5
level 6
i凛u 楼主
KANATA'S ROOM
今日は、年に一度のクリスマス。クリスマスといったら……
や、やっぱり付き合ってる男女としては、
どうしても外せないイベントだよな、うん……!というわけで、俺も世のカップルの例に仿って、
あいつと2人きりで会う约束をした。って言っても、クリスマスデートって
具体的にどうしたらいいかわからなかったから…… 羊や锡也に、それとな~く闻き込みをしてみたり、
雑志やテレビで『クリスマスデート特集!』なんて文字を见付けたら、
必ずチェックしたりして…… 俺は完璧なデートを作り上げた。 ……と思ったはずだった。一日のデートを终えて……
あいつは今、俺の部屋のベッドに腰挂けている。だけど…… クッションを抱えるあいつの表情が、どこか昙ってる。 (……何がいけなかったんだ?) 一绪に见たアクション映画が幼稚すぎた?
やっぱり恋爱映画の方がよかったのか?
晩ご饭はもっと无理して高めのレストランへ行くべきだった?考えれば考えるほど、あいつの気持ちがわからなくなる。それどころか、どんどん深みにハマって、
ますますわからなくなって…… ダメだ、もう降参だ。「なぁ……何をそんなに暗くなってるんだ?」観念した俺は、直接本人に理由を寻ねる。すると……あいつは、
俺の质问に惊いたように、ぱっと颜を上げた。 (……え?) なんでそんな反応をされるのかわからなくて、
俺はますます戸惑う。「だって、お前今日ずっと颜うつむいてるし、
 あんまりしゃべらねぇじゃん。
 何か不満があるから、そんな风にしてるんだろ?」俺が言うと、あいつはあわててブンブンと首を横に振った。そしてあいつは言う。『不満があるわけじゃない。
 今日のクリスマスデートが楽しみで、
 ずっと眠れなかったの……』と。「は?」あいつの颜を覗きこむと……
目の下に、うっすらとクマが出来ていた。 ……なるほど、こういうことか。「バーカ、そんなの全然気にならなかったっつーの。
 お前、ちょっと神経质すぎるんじゃねぇの?」俺が言うと、クッションでバコっと殴られた。
そして、あいつは耻ずかしそうに口を开く。 ――俺の前では可爱くいたい。
だから、颜を见られたくなかった……って。「……お前は、ほんっと……」俺は热くなる頬を抑えながら、あいつにぐっと诘め寄った。「……ずっと、今日のクリスマスデート
 気に入らなかったって、すげー不安だったんだぞ」ごめん、と言い挂けるその唇を、俺は自分のそれで塞ぐ。「罚として……その颜、
 今からずっとこの距离で见てやる。覚悟しろよ」あわてて逃げようとするあいつの手をしっかりと掴み、
俺は目を开けたまま、もう一度あいつに唇を寄せた。
2011年12月24日 07点12分 6
level 6
i凛u 楼主
KAZUKI'S ROOM
今日は、恋人达のクリスマス。
冬の大イベントの一つ!自称幸せカップルの俺达も、
当然その世间のイベントに兴じ、はしゃいでいる……
はずだったのだが。俺の最爱の恋人は、俺の腕に抱かれたまま、
うつむいて塞ぎこんでいる。なんでこんな状况の中で、
あいつがこんなに落ち込んでいるかといえば―― その理由はこうだ。あいつは、俺と2人きりのクリスマスを过ごすことを、
数周间前から本当に楽しみにしていた。そしてクリスマス当日の今日、
俺の部屋にわざわざケーキの材料を持ち込み、
一生悬命ケーキ作りに奋闘していた。だが、案の定というか、予想の范囲内というか…… ケーキとなるべき物体は、黒い谜の块と化していた。そんなわけで、俺は落ち込むあいつを抱きしめ、
あやしているわけだが…… 「お前が俺のために顽张ってくれた事は
 よくわかってるから、気に病むんじゃない」それは俺の心からの気持ち。だが、あいつの沈みきった心を浮上させるには、
まだまだ足りない様子で。あいつは俺の腕の中で、
黙ってふるふると首を横に振るばかり。どうしたら、この真面目で顽固な恋人のご机嫌を
取り戻すことができるんだろう。 ……言叶で足りないというのなら、
行动で示すしかないよな?俺はあいつを抱きしめていた腕を、ぱっと离す。不思议そうに、わずかに颜を上げるあいつ。その瞬间を见计らって…… 俺は彼女の頬に触れ、唇にキスを落とした。俺のキスから逃れようと、
引き気味になるあいつの腰を、少し强引に抱き寄せる。そしてもう片方の手で、
抵抗しようとするあいつの头をぐっと支えた。何度も迫る俺のキスに、
あいつは少し苦しそうな息を漏らし…… やがて抵抗する力をなくして、
おとなしく俺のキスを受け入れ始めた。そこで俺は、改めて、あいつの体から手を离す。俺から解放されたあいつは、
困惑した表情で俺を见つめる。だけど、その頬は赤く染まっていて……
そこから、あいつの気持ちも高まっていた事を知る。その颜を见てもう一度抱きしめたい冲动に駆られたが、
今度はそれをガマンする。「今のは、お前の顽张りに対する俺の感谢の気持ちだ」そう言い切ると、あいつは言叶に迷った様子を见せた后、
『乱暴すぎます』と小さな声で呟いた。「嫌だったか?」自分でも意地が悪いなと自覚しつつも、そう寻ねてみる。俺の予想通り、彼女は戸惑った表情を见せた后……
真っ赤な颜をして、首を横に振った。俺は笑いながら、もう一度彼女を抱きしめる。「俺がどんな言叶を伝えてもお前は受け入れないから、
 行动で示させてもらった。
 俺の気持ちは伝わったか?」今度は颔くあいつ。『ごめんなさい』と谢るあいつの头を抚でて、
俺はにっこり笑ってみせた。「ケーキは残念だったけど、
 それで俺达2人のクリスマスは终わらない。
 むしろこれからだ。
 だからほら、いつまでも申し訳なさそうにしてないで、
 笑ってろ!」俺の言叶に、あいつは戸惑いつつも、
一生悬命笑颜を见せようとしてくれて……。その顽张りが可爱くて、
俺はご褒美代わりにもう一度、あいつの唇にキスをした。
2011年12月24日 07点12分 8
level 6
i凛u 楼主

2011年12月24日 07点12分 9
level 6
i凛u 楼主
HOMARE'S ROOM
今日はクリスマスイブ。仆の家では毎年、妹达のためにクリスマスパーティーをする。
家族全员で集まって、食卓を囲みながらご驰走やケーキを食べるだけの
至ってシンプルなパーティーだ。彼女が来た事で诗と奏はいつも以上に
兴奋してしまい、そのパーティーは夜遅くまで続き……
彼女はうちに泊まる事になった。だけど…… 「ねぇ、本当に仆と一绪じゃないの?」「にぃにはあっちー」
「お兄様は远虑してください」「そ、そんな……」二人の妹に彼女を取られてしまった。
クリスマスと言えば恋人たちの夜だよ?とか、
何も今日じゃなくてもとか、
いろいろ言ったんだけど……闻く耳を持ってもらえない。大人しく彼女を妹达に渡すふりをして
仆は夜中チャンスをうかがっていた。夜も深まり、寝息が闻こえだす顷、
仆は自分の部屋をそーっと抜け出し、
妹达と彼女が眠る部屋へ……。もちろん右手にはプレゼントを持って。ゆっくりとふすまを开けると
彼女はまだ起きていたのか
少し惊いた様子で仆を迎えてくれた。「ふふっ、誉サンタは无事にプレゼントを配达しに来ました」静かにふすまを闭めながら、
冗谈っぽくおどけて言うと彼女が小さく笑う。
妹达の枕元にある大きな……
大きすぎる靴下に少し呆れながらプレゼントを入れて、
そっと彼女の手を引き、仆の部屋に攫った。仆の部屋の縁侧に座る仆と彼女。
降り始めた雪を见たいと言ったのは彼女だった。寒いから窓は开けずに、あたたかい饮み物を手に
并んで外を见ている。白い吐息に赤い鼻先、
かじかむ指に冷たくなった頬。寒いのに、どうしてだろう……
いつまでも君とこうして寄り添っていたい。『雪がキレイですね』と君が言う。「君はもっとキレイだよ」仆の言叶で君が嬉しそうに微笑む。
何気ないその仕草や、笑颜、优しい言叶、
そのどれもが爱おしいと思うから……。仆はそっと颜を近づける。
君はゆっくり瞳を闭じる。
仆达だけのキスの合図。触れた唇は冷たいのに、
不思议な热を持っていて
その热がどうしようもなく欲しくなる。「……ねぇ、欲张りになってもいい?」问いかける仆の颜におずおずと君が颜を近づけ、
闻こえるか闻こえないかぎりぎりの声で
『はい』と言った。仆はそのまま君を抱きしめ、キスをする。ゆっくりと舌を络めあい、
たどたどしいキスを缲り返す。
その合间に深く深く吐息した。そしてそのまま仆たちは
お互いのぬくもりだけを感じていた。
2011年12月24日 07点12分 10
level 6
i凛u 楼主

2011年12月24日 07点12分 11
level 6
i凛u 楼主
IKU'S ROOM
きっかけは些细な事だった。今日はクリスマスだから出挂けようと、
仆は诱った。お决まりのデートコース、ディナー……
そんなものは君の前では何の意味もない。「どこに行きたい?」と闻く仆に、
君は『一绪ならどこでもいい』の一点张り。
仆の台词を取らないでほしいなんて思いつつも、
仆は一か所だけ连れて行きたい场所があったから诱った。问题はその帰りだった。互いの指先を暖めあうように手を繋いで歩く。そこまでは良かった。一绪に歩いているとキレイな女性が仆达の横をすれ违った。
仆はその人を目で追ってしまった。
それを见られたのだ。日顷から自分がお子様だと
コンプレックスを抱いている君は
それがショックだったらしい。小さな頬が少しだけ膨らむ。
それを仆が见逃すはずがない。
かと言って何も言われてないのに言い訳もできず……
素直じゃない仆はそのまま気にしないふりをして仆の部屋に向った。それがいけなかった。すれ违った女性の容姿など覚えてはいない。
ただ、その首元をさりげなく饰るネックレスが
君に似合いそうだと思っただけ。言えばよかった。
そう言えばよかったんだけど……。部屋に戻ってもまだ少しいじけている君に、
仆は意地悪く「お子様」と言ってしまったのだ。
我ながらこの性格が嫌になる。瞳に涙をいっぱいに溜めて、
言叶を饮み込もうとする姿が见ていて痛々しい。
自らを伤つけさせるような言叶を
君に言わせようとしている……。それに気付いて初めて、仆は后悔する。
今さら遅いと分かっていながらも
本当の理由と君への気持ちを口にする。「お子様って言ってごめんね。
 さっきのはただあの人がつけてたネックレスが
 君に似合いそうだと思っただけで、
 仆が君以外に兴味あるわけないでしょ?」その言叶を闻いて、君は困ったように笑う。そんな笑颜をさせてしまってごめん……
それを口にするのは耻ずかしくて
何も言わず抱きしめる。最初は耻ずかしがっていた君も次第に
谛めたのか仆の背中に手を回す。
しばらく无言のまま抱きしめ合った。「キス、したい……」仆がつぶやけば、君は颔く。
身体を少し离し、
互いのぬくもりを探し合うように唇を重ねる。「もう一回……」そのキスは热をおびながら少しずつ深くなっていく。クリスマスの夜。
素直じゃない仆と、素直な君。「……ごめん。これ以上はガマンできないよ?」素直じゃない仆の意地悪な问いに、
素直な君は颜を赤くしながらも颔く。切ない溜息を抑えながらもう一度キスをして、
仆たちはクリスマスの夜の暗に溶けていった。
2011年12月24日 07点12分 12
level 6
i凛u 楼主

2011年12月24日 07点12分 15
level 6
i凛u 楼主
NAOSHI'S ROOM
「メリーックリスマ~ス!」クラッカーの纽を思いっきり引っ张ると、
派手な音とともに纸吹雪が舞った。それに向かって、
わぁっと歓声を上げながら拍手をするあいつ。その笑颜に、オレは心の底から満足する。今日のこのクリスマスパーティに向けて、
オレは今までたくさん准备をしてきた。折り纸で、昔保育园で作ったみたいな
轮っかの饰りを大量に作って、部屋を饰り…… あいつのお気に入りのケーキ屋で、
一番でっかいケーキを予约し…… あいつでも饮めるような、
ノンアルコールのシャンパンを用意し…… 全部バッチリ、抜かりなし!そんな万全の准备が施された
クリスマスパーティ会场(まぁ、ただのオレの部屋なんだけど)で、
オレ达は乾杯をした。オレの分と自分の分の
ケーキやオードブルを取り分けながら、楽しそうにするあいつ。料理はオレが入念な事前リサーチの末に选んだ店のものだったので、
どれも文句ナシに美味しかった。そして、クリスマスプレゼント。これには、本当に悩まされて……
渡す直前まで、本当のことを言うと自信がなかった。オレが用意したプレゼントは、桜色のマフラー。オレから包みを受け取ったあいつが、
プレゼントの中身を目にするまで…… つい、正座をしながら见守ってしまった。すると…… あいつはマフラーを手にして、目を思い切り辉かせる。頬は気持ちが高まってるのか、少し赤くなっていて。
それが、よりあいつの可爱さを强调する。『ありがとうございます……』
そう言って、彼女はマフラーの感触を确かめるように、
幸せそうな笑颜をうずめた。その笑颜だけでも十分満足なんだけど……
その时、オレはちょっとよくばりな気持ちになっていて。もっと、あいつの気持ちを、
明确に知りたくなってしまったんだ。だから…… 「なぁ……お前は今、幸せを感じてくれてるか?」そう、あいつに寻ねてみた。すると、あいつは惊いた颜をした后……
颔くでも、否定するでもなく、
オレの前にずいっと诘め寄ってくる。「えっ、な、何だ? どうした??」思わず后ずさるオレ。
だけどベッドの脇まで追いつめられ、
逃げ场がなくなってしまう。あいつは、そんなオレにさらに诘め寄り…… オレの唇に、キスを落とした。「えっ……えっ!?」惊くオレに、あいつは耻ずかしそうに目を伏せ…… 『私がどれだけ今、幸せかを伝えるには、
 こうするのが一番いいと思ったんです』とオレに告げた。 ……それはもう、反则だろう。『私もプレゼントがあるんです』と言って、
オレから身を离そうとするあいつの腕をぐっと掴み、
オレの胸の中にすっぽりとおさめる。「……あんな可爱いことしておいて、
 それで终わりになんてするなよ……」惊くあいつの额に、今度はオレからキスを赠ると、
その颜はみるみる赤くなっていく。その表情に、オレの気持ちの高まりは、
ますます抑えがきかなくなった。
2011年12月24日 07点12分 16
level 6
i凛u 楼主

2011年12月24日 07点12分 17
level 6
i凛u 楼主
HAYATO'S ROOM
「クリスマスは嫌いでした……」白い吐息とともに吐き出された言叶に
あなたはとても悲しそうな颜をした。窓の外ではさっき降り始めた雪が
ゆっくりと舞い落ちては积もっていく。
少しずつ、确実に。雪が音を吸収してしまうせいで
耳が痛いくらい静かだ。キャンドルライトの揺らめきとともに
あなたの横颜もゆらゆら揺らめく。おいしいケーキにクリスマスプレゼントがあって、
寒さに肩を震わせればあたため合える距离に
爱おしい恋人がいて、
クリスマスに必要な何もかもが揃っている。昔の仆が望んでも手に入れられなかったものを
今の仆は手にしている。『飒斗君』あなたが小さな声で仆の名前を呼ぶ。
その名前は仆の心をあたたかくする。仆があなたの名前を口にする。
その名前は仆の心を优しくさせる。「そんなに悲しそうな颜をしないでください。
 嫌い“でした”……もう过去のことです。
 今は……今は……」昔の仆に教えてあげたいくらい幸せに満ち溢れている。
だから时々その幸せを否定したくなってしまう。
そうでもしないと昔の仆が救われない気がして……。言叶に诘まった仆にあなたは『今は好きなんだよね』と
优しく笑いながら指先を仆の頬にそっと添えた。
あなたの指先は少し冷たくて、
その温度はいつかのクリスマスを思い出させる……。「手、かじかんでます。こんなに冷たくなるまで
 気付いてあげられなくてすみません」頬に当てられたあなたの指先を少しでもあたためてあげたくて
仆の手を添える。触れればぬくもりを感じる距离で见つめ合う。
こんな静かな夜に言叶はいらない。
仆达にはそれが分かっている。「あなたが……」 “好きです”と言い终わる前にあなたを抱きしめる。ほのかな灯りの中で仆らは抱き合い、
见つめ合えば、自然と瞳を闭じる。
吐息のカーテンが2人を少しだけ隠す。
その间に短いキス。哀しいくらい臆病で、弱い仆。
それでも、感じる喜びや痛みが少しでもあなたと一绪なら
今よりは强くなれるのかもしれない。この涙が零れ落ちてしまいそうなくらい
优しいぬくもりをあなたと感じ合えるなら
もう、寂しくはないのかもしれない。「クリスマスなんて所诠一夜の幻です。
 その幻に身を任せて现実を忘れるなんて、
 仆には出来そうにもありません。
 ……そんな风に昔の仆は言いましたね」あなたは、こくんと少し不安そうな颜で颔いてから
『やっぱり今もそう思うの?』と闻く。「その考えは今も変わっていません。
 でも……あなたがいてくれるのなら
 一夜の幻に现実を忘れてもいいかなと思います」その言叶の意味に気付く前に、强引にあなたの唇を夺う。
最初は触れるだけ。
それだけでは饱き足りなくて……そのキスは次第に深くなる。仆のキスにあなたは优しさを添えて返してくれる。
ひどく弱くて、それでいて、力强く、
最高に优しいキスに仆の理性が敌うはずがなかった。
2011年12月24日 07点12分 18
level 6
i凛u 楼主

2011年12月24日 07点12分 19
level 6
i凛u 楼主
KOTAROU'S ROOM
イルミネーションがよく见える场所を横目で见ながら
车で俺の家に向かう。今日はクリスマス。街中が色めきだっている。
道もいつもより渋滞していて、进みが悪い。「悪いな。もう少し时间がかかりそうだ」俺がそう言えば、『ゆっくりでもいいです』と
返って来るのは分かっていた。
それでも口にしたのは俺の方を见てほしいからだ。车のウインドウの外からキラキラと
イルミネーションの光がこぼれ落ちてくる。
それに梦中になって、さっきからお前の视线は外に钉づけで
返事も上の空。「そんなに梦中になって……饱きないのか?」『全然です』短く返事をして、また外に视线を戻す。
イルミネーションをとても爱おしそうに见つめるお前が
可爱いと思ってしまうなんて、
俺もお子様との恋爱に溺れている证拠だ。「なあ……、そんなに面白いか?」『はい。すごくキレイです』その返事に意地悪く
俺といるよりもか?と闻きたくなってしまう。信号は赤に変わり、一时停车。
片手でお前の肩を抱き寄せこっちを向かせると、
一瞬のキス。みるみる赤くなるお前を横目に「お子様」とつぶやいて
お前の文句を闻こえないふりをして
信号が青になると同时に车を进めた。外はちらちら雪が降り始め、
ホワイトクリスマスになる。
家はもうすぐだ。家に着くなり强く抱きしめキスをする。
とてもとても长いキスだった。それでも息苦しくはなく、
もっと触れていたくなるキス。お前の优しさがそのまま伝わってくるような
幸せな时间。『いきなりどうしたんですか?』と闻くお前の手首を掴んで
寝室に连れて行く。そして、キスをしながら重なるように
ベッドに倒れ込む。「お前がよそ见をしていたバツだ……」わけが分からないと言う表情を浮かべているお前を见つめながら
天使がいるんだとしたら、きっとこんな姿をしているんだろうなんて
年甲斐もないことを考えていることに気付き苦笑する。俺の様子にきょとんとしたその表情を赤く染めたくて、
ゆっくりと颜を近づけキスをする。唇を夺い、舌を络めればお前は
俺のこと以外考えられなくなるだろう。美しい月明かりのベールに抱かれて
そのまま俺达は唇を离せずにいる。「なあ、このまま……」この问いにはただ、一度颔いてくれれば……
それで、いい。
2011年12月24日 07点12分 20
level 6
i凛u 楼主

2011年12月24日 07点12分 21
level 6
i凛u 楼主
RYUNOSUKE'S ROOM
俺もあいつも、お互いに料理は不得手。だが…… せっかくの2人きりのクリスマスを、
自分达の手作りケーキでお祝いしたい! と、
あいつは强い要望を俺に求めてきて…… その想いに応えるべく、
俺はあいつとともにケーキ作りに挑戦することにした。だがしかし…… ケーキ作りは、
俺の予想をはるかに超えた难易度の高いものだった。材料の軽量を、寸分违わないように
间违わないようにしなければならないという
プレッシャーとの戦い…… 薄力粉等の粉类を
しっかりふるわなければならない等、
通常の料理以上に求められる密な作业への取り组み…… 生地を完成させただけではなく、
オーブンに入れた后も
温度等に入念に気を遣う必要がある等の难仪さ…… 「まるで、あいつの扱い方并みに难解だな……」オーブンの中で膨らんでいく生地を见守りながらポソっと呟くと、
『どうしたの?』とあいつが寻ねてきた。「な、何でもない!
 ところでクリームはもう混ぜ终わったのか?」俺の问い挂けに、
うーん、と渋い颜をするあいつ。あいつが手にしているボウルの中身を覗きこむと、
クリームはまだまだ水っぽい。俺は「代わりにやる」と申し出て、
あいつの手からボウルと泡立て器を受け取った。女のあいつの力では、泡立てる势いが足りないから
クリームがうまく出来ないんじゃないか?そう思った俺は、势い良くシャカシャカと泡立てる。だが……数十分后。ボウルの中身は、何とも无残な状态になってしまった。『泡立てすぎると、クリームが分离して
 ボソボソな状态になっちゃうんだって……』ケーキ作りの本を见直したあいつが、
こわごわと俺に告げた。「す、すまない……本当に……」俺の爱するクリームというものは、
自分で作ろうとすると
こんなにも労力を费やすものだったのか……。一つの大きな知识を得ることが出来たが、
その代わりに失うものがあまりにも大きすぎた。自分の役立たずさが申し訳なくて、
俺はがっくりと肩を落とす。するとあいつは、
俺が手にしているボウル中身を覗きこみ、
クリーム(となるハズだったもの)を指ですくい取った。それを、自分の口元へと运ぶ。微妙な表情を浮かべるあいつ。
……それはそうだろう、
完璧なクリームではないのだから。だが…… 『失败は成功のもとだよね。
 まだ材料はあるから、もう一度顽张ろう!』あいつは両手でぎゅっと握り拳を作って、
満面の笑颜を浮かべた。まったく……お前という奴は。あいつのポジティブさに救われた気持ちになりながら、
俺はあいつの指を掴み、付着しているクリームを舐め取る。 ……确かに、微妙な味だ。「次こそは顽张ろう。
 本に书いてある知识は头に入れたから、
 次こそは成功するはずだ……む? どうした?」ふとあいつの颜を见ると、
その頬は薄红色に染まっている。俺が疑问に思って寻ねると、
あいつは『何でもない』とそっぽを向こうとする。そんな颜をされて、见逃すことができるほど……
俺は人间が出来ていない。「……なぁ、待て」その腕を掴み、俺のもとへ引き寄せ……
俺はあいつの唇に、自分のそれをあてがった。「俺のせいで、
 微妙なクリームを食べさせてしまったから……
 だから、その、口直しだ」自分の頬が上気していくのを感じる。その后、生地の焼き上がりを知らせる
オーブンの音が鸣るまで…… 俺达は见つめ合ったまま、
ただただ真っ赤になってしまっていた。
2011年12月24日 07点12分 22
level 6
i凛u 楼主

2011年12月24日 07点12分 23
1 2 3 尾页