level 6
刀刀杀
楼主
世界の终わりが来る、なんて噂话を耳にしたのはいつだっただろうか。 だけど“その时”が来ても世界は终末を迎えることはなく、けれどそれからしばらくして、K9999を取り巻いていた世界は终わり、全く违う新しい世界へと切り替えられた。 新しい世界を生きて行く为に用意されていたものは炎を生み出す右手と、异能な形に変化する左手。 自分がどうしたらいいのか分からず、产まれながらに死に绝えていたような暗く静かな世界はある日突然、再びその形を変えた。 それは漆黒に埋もれた中に灼热の炎が燃える世界だった。 K9999は床にひざまずき、彼の世界を支配する存在へ忠诚を誓う仪式をはじめる。 ベッドの端に腰を降ろしたK’のレザーパンツのファスナーを、抑えきることのできない兴奋と期待で震える指で下ろし、そそり立つものを取り出して颜を寄せた。両手で包み込んで先端に舌をはわせると、野性を思わせる匂いが鼻腔いっぱいに広がった。 指の腹を使ってゆっくりとさすりながら、すでに身体が覚えている敏感な部分を尖らせた舌で丹念に舐め上げる。自分の唾液と混じり、ほの苦い液体が舌先にふれるとためらいもなく喉元までくわえこんだ。 上目使いでちらりとK’を见やれば、K’の眼と视线が合う。逸らすことは许されず、K9999はそのまま头を前後させた。自分を见下ろすK’が唇を軽く湿らせるのを见て表情がほころぶ。 それでも、K’はそろそろ単调な前後运动に饱きてくる顷だろう。K9999はそれを一度口から出して颜を倾ける。裏侧の筋张った部分をそっと甘噛みしつつ、横から吸いつくようについばんだ。 K’がK9999の小さな头を抱えた。再び口に含めという合図だ。それが一体何を意味するのか。理解しているK9999は导かれるまま口を开く。「ぅ…。んっ…!」 口の中に、热くて浓厚な液体がごぷりと注ぎ込まれる。独特の匂いと味のするそれを饮み下すことに、最初のうちこそはやはり强い抵抗と嫌悪感を抱いてできなかったが、今のK9999なら自らすすんで口にできた。 小さな细胞でありながら、その一つ一つに余すことなく、K’の全てのデータが収められたもの。残滓の一滴たりとも逃したくはない。「…来いよ」 K’は自分が达したかのように恍惚とした表情で大きく肩で息をする K9999の手首をつかみ、ベッドに乗せた。ふれられただけで锐く反応する身体を横たえ、汗ばむ首筋にかみつく。 K’の爱抚は、爱抚と言う优しい响きにはほど远い。だが、かと言ってK9999に対する爱情や思虑に欠けているのかと言えば、决してそういう訳ではなかった。むしろ逆に、爱しいからこその“爱抚”だ。これはK’のものであると夸示するかのように。その身体のどこを见てもK’のものだと分かるように。 そして、かすかな痛みをともなって刻みこまれる几多の迹は、世界が存在する确かな证としてK9999の魂さえも疼かせた。「も…もういいから、欲し…」 世界の全てが、じれきって火照った身体の中に入って来る。それ以外のものはK9999の中にはいらないとばかりに、内臓をえぐって口から吐き出させるほどに奥まで侵入するそれをきつさを持って受け入れ、K9999は満ち足りた吐息をもらす。「くうぅっ…」 激しい抽挿运动に揺さぶられる度に世界が霞み、ひきしまった褐色の肌の色だけが视界を染めた。手をのばしてその胸襟をなでると、くすぐったいのか一瞬だけK’は笑い、さわれないようにつながったままK9999をうつ伏せの体势にしてしまった。 眼前に広がったシーツの、しわ一つない清洁な白さに自分の欲望の深さを咎められているようで、K9999はできる限りシーツを手缲る。しわを寄せて握りしめ、颜をうずめた。そして心で、身体で、自分を构成するその全てで想う。自分を支配する、永远に支配していて欲しいと愿う、あの褐色を。 K’が身体を密着させて覆い被さってくると、热を帯びた荒い呼吸が耳にかかった。それすらも狂おしいほど爱おしく、K9999はわずかに首をめぐらせる。 薄く开いた唇にK’の左手の人差し指と中指がふれた。无言の要求に応え、口内にくわえこむ。上も下も蹂躙される退廃的な悦びで意识が弾けそうだった。粘りけの増した唾液を乗せた舌を络めてひたすらに贪る。 ちゃんと受け入れるから。 だからもっと、もっと奥まで。 行为の後のぼんやりとした意识が戻るのを待つ间、K9999はベッドに寝そべったまま、固い背もたれに身体を预けて烟草を吸うK’を眺めていた。 次の瞬间、たとえ世界の全てが终わっても、K9999はそれでもいいと思う。 …もし、K’が。「ナンだよ?」 视线に気づき、K’が不思议そうな颜を向ける。取り上げた烟草を背もたれに押しつけてもみ消し、K9999は穏やかな笑みを浮かべた。「てめえは长生きしろよな」「…は?」 K’が一人だけ生き残って、K9999のことだけをずっと想って生きて行ってくれるのなら。 K9999一人だけが存在する、K’の世界が続いて行くのなら。 今すぐにだってK9999の世界は终わってもいい。 表情はいつもと変わらないが、K9999が後ろ暗い思考でいることに気づいたのか、K’は优しくK9999を引き寄せた。しっかりと胸に抱き止め、やわらかな青い髪に颜をうずめる。「“てめえは”って、お前も俺と长生きすんだろ?…イカれた世界の终わりを二人で见ようぜ」「…」 K9999は瞳を伏せた。 今すぐにだって、世界が终わればいい。‐END‐
2006年08月07日 22点08分
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