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【网暴】三浦春馬さん訃報で三吉彩花さん、生田絵梨花さんへ 三浦春馬さん訃報で三吉彩花さん、生田絵梨花さんへのSNS誹謗中傷を考える 7/27(月) 11:02 週刊新潮WEB取材班 新潮社 木村花さんの一件があった直後なのに… 映画「いぬやしき」の舞台挨拶で。何を着ても似合う三吉  三浦春馬さんの突然の死を関係者はなかなか受け止められず、そんな中で、SNSなどでの容赦ない誹謗中傷が展開されている。そこに潜む病理とは何なのか……。徳光正行が綴る。 「恥を知れ」とは大妻学院の創設者である大妻コタカさんの言葉です。さらに「これは決して他人に言うことではなく、あくまでも自分に対して言うことです。人に見られたり聞かれたりした時に恥ずかしいようなことをしていないかと、自分を戒めることなのです」と続けたそうです。  新型コロナ禍においての鬱憤晴らしのように展開されるSNSなどでの誹謗中傷を見るにつけ、「この言葉この一文が多くの人に響けば良いのに」と思ってしまいます。 三吉と交際していた三浦春馬さん  最近ですとやはり、三浦春馬さんの死後、関係のあった方々の行動や言動に対しての誹謗中傷を見るにつけ、この言葉この一文が頭によぎります。しかもそれがうら若き女性歌手や女優に対して行われているのが残念でなりません。  テラスハウスに出演し、自死を選んでしまった木村花さんと同世代の方々に罵詈雑言は向けられており、語弊があることを承知で言いますが、木村さんの死に対してまったく学ばずに、さらなる犠牲者を出してもいいのか? と問いたくなってしまいます。  今回、具体的には、三吉彩花さん、そして生田絵梨花さん、それぞれに対してのものに焦点を当てたいと思います。  三吉彩花さんはかつて三浦春馬さんと交際報道があった方です。かつてと言っても、報道があったのは今からおよそ2年も前のこと。その後お別れをしたそうですが、三浦さんの死後、彼女のインスタグラムには「お前のせいだ」「春馬くんの死に責任を感じないのか」などの心ないコメントが寄せられたそうです。 すぐに発信してもしなくても許されない沼 ホラー映画「犬鳴村」では主演  ただでさえ、元恋人の死で気を落としているであろう三吉さんの心の傷に、塩を塗る行為がされたわけですね。書き込んだ方々は、その愚行によって亡くなられた三浦春馬さんが喜ぶとでも思っているのでしょうか? いやこれは単なる憂さ晴らしの類でしょう。  さらに本当のファンの方なら、そんなことはしないはずだと思っております。「三浦春馬が死んだ、そういえば三吉彩花と付き合ってたな。別れたあいつにも原因があるはず。じゃあ、叩いてやろう」くらいの短絡的思考で行動に移しているように見て取れますね。  もしも、もしもですよ、失恋が遠因だとしても、彼女のせいというわけにはなりません。男女の好いた腫れた の末の別離に、100%の被害者も100%の加害者もいないというのが私の持論であります。彼らの関係や別れた理由は彼ら自身にしかわからないはずですし、ここは憶測が及ばない域ではないでしょうか?  ただ数年前に交際していただけで、「すぐに哀悼の言葉はないのか? 謝罪はないのか?」と言葉を投げかけるのはいかがなものかと。もしすぐに彼女がSNSで言葉を発信したら、「元恋人が亡くなったのによくすぐ書き込めるな。薄情者、売名行為」などといった、汚い言葉を匿名で投げかける、「ネット上の輩」 も出てくるのでしょう。  心理学もなにも学んでいない私ですが、前者の誹謗中傷を書く人も後者のそれを書く人も同一人物ではないかもしれませんが、精神構造にさしたる差異はないように思えます。  そして、かつての大切な人を失った三吉彩花さんは後日、「毎日しっかりと 過ごしています。ただ、もう少し時間をください」「何も整理できていなくて。ごめんなさい」と懸命に言葉を振り絞って自身のインスタグラムで発信しました。  その行為を見守り、励ますことが周りの努めではないでしょうか? 適切な表現ではないかもしれないですが、今回彼女を取り巻く環境の中で起こってしまった不幸な出来事も1つの糧として、表現者としてさらなる高みを目指して欲しいと願うばかりです。 深い悲しみの中歌いあげた歌手と比較されて… ミュージカルで三浦さんと共演していた生田  一方、乃木坂46の生田絵梨花さんについてであります。彼女は三浦さんが亡くなった当日TBS系で放送の「音楽の日」にて、乃木坂46の楽曲そしてディズニーメドレーを披露する予定だったのですが、過呼吸症状により番組出演を辞退したのです。その日は三浦さんの友人であった城田優さんが出演し、涙を堪えそして曲の終盤には涙をこぼしながら熱唱した姿 に多くの称賛が送られました。  そこでです、「深い悲しみの中歌い上げた城田優に対して、生田絵梨花はなんなんだ。それでもプロか」という心ない書き込みを目にしました。  ああいった状況の中で歌い上げた城田さんは本当に立派でした。ただ、それと比較して生田さんを批判するのはいかがなものでしょうか?  プロだって血の通った人間です。喜怒哀楽によって心がコントロールできなくなってしまったり、さらに体調にまでその影響が出てしまうこともあるということを理解いただけないものでしょうか?  彼女は今年3月にミュージカル「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」で三浦さんと共演をしておりまして、新型コロナ禍が世間を覆い尽くす直前まで仕事をしていた同志なのです。その同志との突然の不慮の別れに直面してしまったら、心の整理がつかなくなってしまうことも仕方のないことだとは思いませんか?  私なんかと並べては大変失礼に当たりますし、ましてミュージカル出演経験もありませんが、小さな芝居小屋での3日間公演を振り返ってみたいと思います(もちろん主役級ではなく)。  芝居というのは、たった3日間のために1カ月以上に亘る稽古が行われるのです。その間ほぼ毎日顔を合わせ同じ目標に向かって、時には喜怒哀楽なんかもぶつけ合ったりしていますと、仲間意識が強く芽生え始めて、仲間を超えた同志へとなっていったりするわけです。 「あのいくちゃんがそこまでのことになってしまうのだから」 乃木坂メンバーと共に  それから、それぞれの表現の場が違っていったとしても、あの時の日々はしっかりと脳裏に刻まれているものです。三浦さんと生田さんの場合は上演もおよそ1カ月に及ぶロングランだったのでその絆も相当強かったように思えます。  さらにTBS系「音楽の日」の翌週、テレビ朝日系「ミュージックステーション」に、乃木坂46生田絵梨花として、一歌手三浦春馬としてそれぞれ出演予定だったと聞きます。もしかしたら久しぶりの共演を楽しみにしていた生田さんを突然襲った絶望が、過呼吸を引き起こしたのかもしれません。憶測で申し訳ないのですが。  もちろん生田さんの出演を楽しみにしていた視聴者にとって出演辞退は残念だったと思います。生田さんを知りファンであるなら生田さんの心中を察し、「心の傷が癒えたら、また元気ないくちゃんに会えることを楽しみにしてる。今はゆっくり養生してね」と思うはずです。  さらに「あのいくちゃんがそこまでのことになってしまうのだから」ともファンは思うわけです。  私も乃木坂46のファンなので、彼女の凄まじいまでの頑張りや努力は他の人よりは理解しているつもりです。「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」という乃木坂46のドキュメンタリー映画をご覧いただくとわかるのですが、彼女は乃木坂46とミュージカルを掛け持ちしていて、東京でのミュージカル出演が終わるとその足で大阪に向かい京セラドームで行われている乃木坂46のコンサートに出演したりするわけです。  しかもそのドキュメンタリー映画が撮影されている時期にたまたまというわけではなく、興行の繁忙期は得てして重なるものですから、コンサートとミュージカルの日程は往々にして被っていたりするのです。 誹謗中傷はなにも生まない  時間に追われることも大変ではありますが、ミュージカルとコンサート、一字一句交わらないセリフや段取りを把握し、消化して昇華し、表現しているところを目にしますと感嘆せずにはいられなくなります。  さらに弱音を吐かないどころか「好きでやっていることだし、両立できなかったら意味がない。まわりの方々に迷惑がかかっていないかだけ心配です」と気配りすら口にするような女性です。ですから、しつこいようですがファンとしては「あの仕事を何より大切にするいくちゃんが……」となってしまうわけです。  とにかくと申しましょうか、締めに伝えたいことは、誹謗中傷はなにも生みません。そして表現者(俳優・歌い手・タレント)は心なきネット民の憂さ晴らしの道具ではなく、それぞれ1人の人間です。もちろんSNSも言葉を用いて表現をする場ですし、言論の自由は保証されるべきだとは思っております。しかし人の心を折りにいく凶器として利用しないでいただきたく思います。 徳光正行 1971年12月生まれ。茅ヶ崎市出身。日本大学芸術学部在学中よりミュージシャンを目指すが、父の病により断念。その後、司会業やタレント業に従事する。また執筆活動にも着手し『伝説になった男~三沢光晴という人~』『怪談手帖シリーズ』などを上梓。4月27日には岩井志麻子氏との共著『凶鳴怪談』を出版。 週刊新潮WEB取材班 新潮社
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