瑛步花间 瑛步花间
落英篱下,步间芳华
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【o-交流】ニル・アドミラリの天秤 二月十八日更新内容 更新两张CG+header壁纸~ 以上资料皆取自官网~久世ツグミ 「じゃあ隼人、今日はお疲れ様でした。 風邪をひかないように、ちゃんと温まってね」 尾崎隼人 「……お疲れ」 私が微笑んで、女子浴室の扉を閉めようとした その時だった。 久世ツグミ 「あ……!?」 尾崎隼人 「……んっ……」 久世ツグミ 「……は、やと……っ?」 尾崎隼人 「……いきなりでごめん。でも濡れたお前を 見てたら……昨夜を思い出して触れたくなった」 久世ツグミ 「……!」 再び唇が重なり、冷え切った躯がそこだけ 甘く疼いた。 尾崎隼人 「こんな……大変な時に俺も相当ろくでなしだなって思うけど……」 尾崎隼人 「今日はずっとお前がちらついて……耳元で、また あの甘い声が聞こえるような気がして……」 尾崎隼人 「……今日は巡回が独りで良かった。 もしずっと一緒にいたら……襲ってた」 薄暗いその場所に私達の声と息遣いだけが響いて 羞恥にまた体温が上がる。久世ツグミ 「ここを通るのは久し振り。独りだとやっぱり少し怖くて。 近道なのは分かるのだけれど」 星川翡翠 「不気味と言えば不気味ですよね。 僕は慣れてしまったので急いでいる時とか、雨の日は使います」 久世ツグミ 「雨の日! 確かにそれはいいか……きゃぁっ!?」 星川翡翠 「危ない!! あ……うわぁっ!?」 久世ツグミ 「きゃ……!?」 久世ツグミ 「……!?」 星川翡翠 「あ……っ」 久世ツグミ 「ご、ごめんなさ……っ」 咄嗟に躯を離そうとしたものの、その背中を 思い掛けず強い力で押さえ込まれた。 久世ツグミ 「……翡翠?」 星川翡翠 「……駄目です」 そう言った翡翠の眼差しは、先刻のそれとは違っていた。 ランプの、くすんだオレンジ色の光を映して 翠と紅の瞳が熱っぽく煌めいている。 久世ツグミ 「あ、あの……翡翠……っ」 星川翡翠 「……大丈夫です。僕は貴女を汚したりは……しない」 久世ツグミ (……汚したりはしないと言うのは……) その言葉の意味を考えようとして、 私は自分を恥じた。 そんな私の髪に翡翠の指がそっと絡む。 この間、本を開いてしまって心配された時よりも更に顔が近い。 星川翡翠 「……本当に、何も……しませんから」 誰かの顔をこんな近くで見たのは初めてで、 恥ずかしさから力が抜けてしまいそうだ。 久世ツグミ 「……翡翠、あの……」 私達の唇はもう触れ合いそうな程に近く、 お互いの吐息をはっきりと感じる。 星川翡翠 「……もう少し、逃げないで下さい」
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