艾尔扎姆雷切尔 艾尔扎姆雷切尔
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353情报,是真是假不知道 ■三虎とジョア、因縁の対決─!!! 髪の毛につけていた命球(ライフ)を全て失ったジョア。 舌を出す三虎「これでもう身代わりはいないな」 ハングリートングで先制攻撃を仕掛けた三虎。 ジョアはトングを躱しつつフローゼの包丁”シンデレラ”を取り出す。 懐かしきフローゼの包丁を前にほんの僅か、コンマ数秒以下ではあるが 少しだけ三虎が反応を見せたのをジョアは見逃さなかった。 ハングリートングの応酬をかわし続け、逆にシンデレラでトングを斬りつけるジョア。 しかし岩すらも軽々と穴を開けていくトングの硬さに弾かれてしまう。 ジョア(そう簡単にはいきませんか…) 少し距離を置くジョアはシンデレラを思いっきり振り下ろす。 「”億枚下ろし”!!」 周囲一帯の地面がみじん切りにされていくが、三虎の身体には傷一つつかない様子。 髪の毛が少し切れた程度だった。 ジョア「……!」 嘲笑う三虎「その程度か」 ジョアは違和感を感じ取る。 ジョア(今のは手応えがありましたが…) 少し立ち止まるジョア、すかさず三虎が反撃に出る。 「”トングピック”!!」 舌を槍のように変形させ、ジョア目がけて放っていく。 攻撃を躱そうと踏み込んだ地面が何故か柔らかくなっていて、足を取られてしまうジョア。 そこにトングが迫る。 ジョア「!!」 三虎の舌がジョアに直撃し、腹部に穴が開く。 ジョア(これはまさか…) 「一龍の技ですね」 フッと笑う三虎。 三虎「やっと気づいたか」 「”マイノリティワールド”…少数派を多数派に変える兄者の技よ」 ジョア「さっきから攻撃力の低い技ばかり使っていたのはわざとですか」 「それにこの地面も…」 三虎「気付いたからといって防げるものではないがな」 再びハングリートングを繰り出す三虎。 躱そうとするも、やはり”マイノリティワールド”の影響で地盤が柔らかく変化している模様。 世界でも有数の切れ味を誇るシンデレラもその能力を発揮できず、ジョアはトングをただガードするだけで精いっぱいだった。 さらに殺傷力の低いはずの”ハングリートング”、その一つ一つの攻撃が致命的なダメージを与えていく。 あっというまにボロボロになるジョア。 しかしジョアは攻撃を受ける中で、ある考えに思い至る。 トングの隙間を縫って三虎に小石を飛ばすジョア。 投げられた小さな小石はマイノリティーワールドの影響で、弾丸ほどの威力となって三虎に襲い掛かる。 ジョア(やはり…) さらにジョアは全身のグルメ細胞に働きかけ、”プログラム細胞死(アポトーシス)”を命じる。 ナレーション: プログラム細胞死とは不要になったり異常が発生した細胞で自動的に引き起こされる細胞死のことである。多くのガンではこの仕組みがうまく働かず、癌化細胞が増殖を始めることで病気を引き起こされると考えられている。 ジョアのグルメ細胞たちは”マイノリティーワールド”の影響で逆に生の方向へと転じ、一瞬でジョアの傷が完治していく。 驚く三虎(コイツ…!!) 傷の癒えたジョアはその場に立ち止まり、記憶を辿っていた。 それはジョアの記憶ではなく、グルメ細胞に刻まれた”フローゼの記憶”。 アカシアと一緒に旅をし、調理してきた古今東西あらゆる食材の記憶…その中に混じった”家族の記憶”を見つけ出すフローゼ。 在りし日のフローゼとアカシア、そして幼い三虎に次郎と一龍。 ニヤっと笑うジョア(見つけましたよ…三虎…) (あとは…) 周囲を見渡すジョア、少し遠くの丘に猛獣を発見すると すぐさま戦いを放棄し猛獣を捕獲に飛び出す。 三虎「……?」 ジョアは猛獣を捉えると、いきなりシンデレラで皮を剥いで3枚におろしていく。 かつてのフローゼが得意とした調理術…グルメ細胞に刻まれていた”ゴッドクッキング”であっという間に料理を作り出すジョア。 追いかけて来た三虎が漂ってくる香りに思わず固まってしまう。 三虎(これは…) 「フローゼ…」 幾度となく味わったフローゼの料理。 自分を救ってくれた、ずっと追い求めてきたフローゼの料理がそこにはあった。 美食會を立ち上げ、世界中の食材を貪り続けた三虎。 どれだけ食べても満たされることなど一度もなかった三虎だったが、そのフローゼの料理を一嗅ぎしただけで身体の細胞の隅々まで満たされていくような感覚を味わう。 三虎(そうだ…) (これだ…これだったのだ…) (私が求めていたものは”美食”などではなく…) と次の瞬間、背後からシンデレラで胸を貫かれる三虎。 三虎「がっ…ぐはっ…!!」 フローゼ「スキだらけですよ、三虎」 三虎「がふっ…!!」 (“マイノリティワールド”で…傷を…癒さね…ば…!!) 血を吹き出しながら倒れていく三虎。 ジョアはシンデレラに付いた血を舐めながら三虎を見下ろす。 ジョア「ふふ… “人間界最強の男”がこうも脆いとは」 ■最強対決を制したのは…ジョア!!
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